英語翻訳 の講座・学校

英語翻訳は、業種ごとに専門的な基礎知識が必要になります。目指す業界の専門知識と経験が学べる学校を選ぶようにしてください。翻訳家として必要な英語力を向上させるカリキュラムはもちろん、会話や文章等を実際に翻訳する実践重視のカリキュラムが組まれているか確認してみましょう。会話や文章をただ翻訳するだけではなく、その人が伝えたいことをくみ取って訳すことが求められるため、実践的な学習をしなければ翻訳家としてスキルアップは望めません。そのため、英語だけでなく文章力を鍛えることができる学校を選んでください。

翻訳家になるには、自身の英語力を客観的に証明する資格を持っておくと安心です。TOEICなら900点以上が一つの目安となります。他に翻訳系の資格として、日本翻訳者協会が主催する「JTA公認翻訳専門職資格試験」があります。翻訳者に求められる英語力や文章力を測る、良いシミュレーションとなる検定試験です。

活躍の場は、海外文学や海外映画を翻訳して出版する「出版翻訳家」だけではありません。ビジネスにおいて、資料、特許、契約書などの翻訳をする人は「産業翻訳家」として活躍することもできます。高度な知識が要求されるため企業から高く評価されるスキルです。翻訳会社や翻訳エージェントに登録し働くことができます。

海外旅行が趣味の人にとって、ガイド無しで好きな場所へ行けるのは魅力的でしょう。翻訳できるほどの語学力があれば、現地の人との交流もしやすくなり、新たな旅の魅力を発見できます。読書が好きな人は海外の本を原書のまま読むことも可能です。日本語では伝わりにくい微妙なニュアンスを楽しめます。翻訳をマスターすれば、英語の読解力のみならず日本語の表現力・文章力の向上にも繋がるので教養を深めたい人にもオススメです。