難関資格である公認会計士を目指す場合、通信講座や予備校を利用して勉強する人がほとんどです。
しかし、「どの通信講座・予備校を選べばいいのかわからない」、「おすすめの通信講座・予備校が知りたい」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、公認会計士のおすすめの通信講座・予備校の紹介や、各社の特徴を徹底比較していきます。
通信講座・予備校を選ぶ際のポイントも解説していますので、この記事を最後まで読むことで、あなたにあった講座・予備校がきっと見つかるでしょう。
当サイトのおすすめはクレアール 公認会計士講座です。
→クレアール 評判はこちら
公認会計士の資格におすすめの通信講座・予備校
公認会計士のおすすめ通信講座・予備校は以下の6つです。
それぞれ解説していきます。
会社・講座名 | 料金 | 特徴 |
クレアール・2年スタンダード合格コース | 540,000円(税込) | 働きながらの社会人も合格へと導く、非常識合格法 |
CPA会計学院・2年スタンダード | 730,000円(税込) | 公認会計士試験合格率35%の実績と手厚いサポート |
LEC東京リーガルマインド・短答合格コース+論文合格コース | 2024年短答合格コース<春生>【通信】:278,000円 2023年論文合格コース:268,000円 |
・始めやすい低価格 ・まず1 年間で短答式特化で合格を目指す ・2年目に論文合格を目指す |
TAC・2年L本科生 | Web:790,000円(税込) DVD:870,000円(税込) |
仕事と両立しやすいロングコース |
資格の大原・1.5年スプリング初学者合格コース | Web:750,000円(税込)
DVD:840,000円(税込) |
仕事と両立できるゆとりの2年コース |
資格試験のFIN・総合入門コース | 272,000円(税込) | 創意工夫を凝らした教材で短期合格を狙う |
ユーキャン | ー | ー |
※上記講座はすべて初学者を対象としています。
当サイトのおすすめは、2年で合格を目指すクレアールの講座です。
詳細はクレアールのHPをご覧ください。
クレアールの公認会計士通信講座

(引用 : クレア―ル公式HP)
「働きながら」でも、時間効率UP×学習効率UPで短期合格を目指せるクレアールの講座は、1日に学習できる時間がどれくらいかによって受講生に最適なコースを提案してくれます。
項目 | 内容 |
価格 | 540,000円(税込) ※3月割引価格:394,200円 |
教材の特徴 | 取捨選択された薄いテキスト |
サポート内容 | 担任制 万全の質問体制(回数無制限/予約不要) |
合格率・合格実績・受賞歴など | 非公表 |
教育訓練給付金 | 一部コースのみ対象 |
クレアールの公認会計士講座は、「非常識合格法」と名付けた独自の勉強法により短期合格が狙える講座です。
取捨選択された薄いテキストを使用していたり、テキストの暗唱を採用していたりと、非常にユニークな講座になっています。
ユニークな勉強法に加えて、受講生のサポートとして担任制などを設けており、受講生を合格へと導く体制は盤石です。
クレアールの講座の特徴
クレアールの公認会計士の通信講座は「非常識合格法」を取り入れることで、”短期合格”を狙えるのが特徴です。
クレアールの「非常識合格法」
・合格必要得点配点範囲アプローチ法
・必要な範囲に絞った「薄いテキスト」
・効率良く理解が進む「スピーチ」
・試験に精通した「カリスマ講師陣」
この中でも特に特徴的な「スピーチ」とは、テキストや答練を覚えて復唱し、暗唱することです。読んだテキストの内容を何も見ないで復唱、各科目の重要な専門用語の定義を覚えて暗唱していきます。
バイブルとして持ち運べる薄さのテキストを繰り返しスピーチすることなら、場所を選ばずに学習できるため、働きながらの受講生に最適です。
このテキストは元試験委員の堀江正之講師が完全監修しています。
また、公認会計士試験に精通する講師陣から指導を受けられることもあり、常に本試験に直結した学習ができます。
クレアールの講座で学習した人の口コミ・評判
クレアールの講座を受講して合格した方の口コミを紹介します。
クレアールで与えられた教材を全科目数十回転できれば、上位合格できる実力は十分つくと思います。
逆にいうとちゃんとやらないと受からない、資格試験なので暗記すべき量も多く、努力の差が反映されやすい試験だと思います。
クレアールを信じてやっていけば間違いなく大丈夫です。応援しています。
とにかくインプットの時間を短縮したかったため、ほとんどの講義を倍速で受講していました。
音声教材も活用させていただき、佐藤先生の企業法条文講義は何度聞いたか覚えていないくらいです。
そして、何より答練や模試の質が非常に良いです。シンプルに問題の本質を問うものが揃っており、私が合格できたのはクレアールの良質な答練と模試があったからだと思っています。
(クレアールを選んだ理由は、)値段が安かったことと、テキストの分量を合格に必要十分なものに止めるという方針が気に入ったからです。
実際、クレアールのテキストは他塾に比べると量が少ないですが、受験後に改めて振り返っても、「全く聞いたことのない論点が出た」「もっと広い範囲をカバーしておくべきだった」とは思いません。
受講料の安さ、教材の質の高さが魅力的であるとの声があがっています。
他の予備校に比べてテキストが薄いものの、それで十分合格できたようです。
クレアールの講座をおすすめする人

(引用:クレアール公式HP)
クレアールの公認会計士通信講座は、働きながら効率的に短期合格を目指したい方、受講料の安い講座を探している方におすすめの講座です。
「非常識合格法」を信じて、取捨選択された薄いテキストを完璧にスピーチ(暗唱)できれば、短期合格が狙えるでしょう。
クレアールの講座をおすすめするポイント
クレアールの公認会計士通信講座をおすすめするポイントをまとめます。
・平均よりやや安い価格
クレアールの「2年スタンダード合格コース」は540,000円(税込)という価格設定は、6社の平均価格593,333円(税込)よりやや安いです。
・取捨選択された薄いテキスト
クレアールでは一流講師があらかじめ本当に必要な範囲に絞った(取捨選択)薄いテキストを復唱し完璧に暗唱できれば、短期合格が期待できそうです。
・「担任制」と「万全な質問体制」で充実サポート
クレア―ルの「安心」2大サポートは、「担任制」と「万全の質問体制」です。
担任講師が、受講生の学習進捗度に合わせて、合格まで徹底的にナビゲート!
電話やスカイプでいつでも予約なしで回数無制限で質問できるため安心です。
・働きながらの社会人も合格へと導く、「非常識合格法」
時間効率UP×学習効率UPで短期合格を目指せるクレアールの講座は、働きながらでも無理なく学習したい方におすすめです。
・堀江正之講師(元試験委員)が完全監修
元試験委員の堀江正之講師が完全監修を行っているため、信頼して学習を進められます。
CPA会計学院の公認会計士通信講座

(引用:CPA会計学院公式HP)
606名の合格者を輩出(2022年度)する「公認会計士専門の予備校」であるCPA会計学院の通信講座では、「通わない通学講座」を提供しています。
項目 | 内容 |
価格 | 730,000円(税込) |
教材の特徴 | 重要性と理解を重視した教材 |
サポート内容 | 校舎に全科目の講師常駐 開校時間いつでも質問・相談対応可能 |
合格率・合格実績・受賞歴など | 41.6%・606名(2022年度) |
教育訓練給付金 | なし |
CPA会計学院は、公認会計士講座に特化した予備校で、合格実績が極めて高いのが特徴です。
CPAでは、通信講座であっても徹底したサポートと質の高い講義により、通学講座と変わらないクオリティの学習環境を提供しています。
CPAの講座の特徴
CPAの講座はテキスト内容が充実していることが大きな特徴です。
具体的には、「全体像の理解」と「具体的論点の理解」を徹底的に強化するため、他社のテキストと比べてかなり厚みがあります。
このテキストに関し、講座の受講生からこんな声があがっています。
「厚かったが、実際には読みやすくて、頭に入り、とても理解しやすかった」
「これを読めば受かるんだと実感できる」
単なる論点説明だけでなく、根本にある考え方の一つ一つが丁寧に解説されているなど、質の高さが称賛されています。
また、CPAの講座はサポート面も充実しています。
・校舎に全科目の講師が常駐している
・校舎開講時間中は電話・Skype・メールでいつでも質問できる。(10時~20時(日曜日は~18時))
通信講座を受講する場合、質問しやすい環境というのは非常に重要な要素ですね。
CPAの講座では、このように徹底したサポートと充実した教材の両輪で効率的な学習を行うことができます。
CPAの講座で学習した人の口コミ・評判
CPAの講座で学習した人の口コミを一部抜粋して紹介します。
CPAの教材は、学習に十分な時間を割けない私にとって有難い配慮が随所に施されておりました。
特に社会人の方で、仕事と受験の両立を考えている方お伝えしたい点として、相当厳しい受験生活になることを覚悟の上で、受験に望むことをオススメします。
相談・質問制度が非常に充実している点がCPAの良い点であると感じました。定期的に講師と電話相談することで、遅れがちな進捗をより意識することができ、進捗管理を適切に行うことができました。
また、学習に対するモチベーションの維持においても非常に助けられました。模試や答練後に相談することで、今まで通りの方向性で学習を進めるのか、それとも方向性を修正するのか、またどのように修正するのかをはっきりさせることができるため、安心して学習に取り組むことができました。
通信講座でもリモート環境下で答練を受けられる点やチューターへの質問体制は特に優れている面だと思います。
時流の変化にキャッチアップした対応もスムーズに行われており、この先学習面で不安なことがあっても、CPAなら迅速に対策がなされると思います。また、速さだけでなく、質問への回答内容も充実していました。対応できる講師が校舎にいなければ他校舎に繋いでいただき、自分の納得がいく回答を得られるまでサポートしていただける点には非常に助けられました。各校舎にスペシャリストがおり、且つきちんとネットワークを構築しているからこそできる対応だと思います。
今回の論文式試験においてもCPAが答練で出していた範囲が出題されており、スペシャリストが作る教材の網羅性が今回の合格に導いてくれました。
教材が忙しい社会人にも配慮されていることや、通信講座でも質問しやすくレスポンスも早いという手厚いサポート体制への高い評価が伺えます。
モチベーションの維持が助けられたというところも評価すべきポイントでしょう。
CPAの講座をおすすめする人

(引用:CPA会計学院公式HP)
CPAの講座は、手厚いサポートや優れた合格実績のある学校の講座を受けたい人におすすめです。
CPAなら通信講座であっても、開講時間中なら質問や相談がすぐにできるため、効率的な学習ができます。
また、2021年度の合格者数は510名(うち通信制は173名)、合格率は35%と非常に高い合格実績があるため、安心して学習を進めることができます。
CPAの講座をおすすめするポイント
CPAの講座をおすすめするポイントをまとめます。
2021年度の合格者数は、業界トップの510名で合格率も35%と圧倒的な実績を残しています。・ボリュームがあり質も高い教材
CPAの教材はボリュームがあるものの、読みやすく工夫されており、質が高いです。・講師が公認会計士試験合格者
CPAの講師は全員が公認会計士試験の合格者であり、受験生目線で指導やサポートをしてくれます。・通信講座でも手厚いサポート
質問や相談をしたい場合、開講時間中ならいつでも受け付けているため、効率的に学習を進められます。・公認会計士に特化した予備校である
幅広い資格を扱う大手予備校と違い、CPAは公認会計士試験に特化しているため、合格へと導いてくれる信頼性が高い予備校だといえます。
LEC東京リーガルマインドの通信講座

(引用:LEC公式HP)
短答式と論文式が別コースになっているから低価格で勉強をスタートできる!
項目 | 内容 |
価格 | 2024年短答合格コース<春生>【通信】:278,000円 2023年論文合格コース:268,000円 |
教材の特徴 | 必要な情報が過不足なく盛り込まれている |
サポート内容 | ネットを通じてチューターに直接質問ができる |
合格率・合格実績・受賞歴など | 非公表 |
教育訓練給付金 | なし |
LEC東京リーガルマインドは、幅広い種類の資格講座を提供している予備校です。
LECの公認会計士講座は、短答式と論文式にコースが分かれており、低価格で勉強をスタートすることができるのが大きな特徴です。
また、通信講座の教材やサポートはWebに特化しており、場所を選ばずに勉強できるよう設計されています。
LECの講座の特徴
公認会計士講座は短答式と論文式がセットになっているのが普通ですが、LECはそれらを2つの講座に分けて提供しています。
・短答合格コース:278,000円(税込)
・論文合格コース:220,000円(税込)
したがって、LECの講座なら他の予備校の講座よりも低価格で公認会計士の勉強を始めることができるのです。
さらに、1年間後の短答式試験に合格した人はLEC奨学生として認定され、上記論文合格コースを50,000円(税込)で受講することができます。
この場合の講座価格の合計は328,000円(税込)と破格の安さです。
とにかく受講料を安くを抑えたい人にLECはおすすめです。
また、通信講座の教材はWebに特化しており、動画や音声をダウンロードすることで、いつでもどこでも勉強することができます。
スマホ対応・倍速対応など、効率的に勉強できる環境を提供してくれるのもLECの特徴です。
サポート面では、LINEで勉強に関する質問ができるため、疑問や悩みも手軽に相談して解決することができます。
LECの講座で学習した人の口コミ・評判
LECの講座を受講して合格した人の口コミを一部抜粋して紹介します。
短答式試験から論文式試験までLECのカリキュラムを活用して感じたことは、非常にコストパフォーマンスが良いということです。受講料が安価であるにも関わらず網羅性が高く、私自身当カリキュラムで短答・論文両試験を突破するために必要な能力は十分に養えたと感じています。また、初期費用が短答式試験対策講座分のみであるというハードルの低さも、受験生にとっては有難い仕組みであると思います。私自身全て通信で受講しましたが、質問制度等のサービスも充実しており、受講環境についても整っていると感じました。
通信に関して言えば、講義の配信スケジュールに合わせて遅れずに受講していくことが重要であると感じました。LECのカリキュラム通りに受講していくことで、本試験に学習のピークを迎えられるようになっていると思います。答練も講義の進行に合わせて出題されるため、スケジュール通りに受講することで習熟度の指標として活用でき、学習効果は高いと感じました。
社会人受験の場合、学習時間の確保に苦慮するとは思いますが、モチベーションを保つという観点からもカリキュラム通りに受講することだけは意識したほうがいいと感じました。
私は全て通信での受講であったため、LINE質問はよく利用していました。LINEでの回答に特に不便を感じることはなかったですし、何より気軽に質問できる点で使い勝手は良かったと感じています。また、テキストや問題集等で分からない部分があった場合に写真を送信して質問することができるため、その点でも不自由はありませんでした。
通信での受講は講義時間に縛られないというメリットがある反面で質問しにくいというデメリットがありますが、LINE質問を利用すればそのようなデメリットを補うことができるため、学習しやすい環境が整っていると感じました。
LECの特徴である初期費用の安さや、サポート面のLINE質問の使い勝手の良さが評価されています。
受講料が安いのに合格に繋がるカリキュラムになっており、コストパフォーマンスの高さがLECの強みであると認識されています。
LECの講座をおすすめする人

(引用:LEC公式HP)
LECの講座は初期費用を抑えたい人や、受講料をとにかく抑えたい人におすすめです。
LECなら初期費用が安く済むだけでなく、短答式試験対策に集中して1年後に合格することができれば、論文コースを格安で受講することができます。
教材やサポート面もWebに特化していて使い勝手が良いため、忙しい社会人にもLECはおすすめです。
LECの講座をおすすめするポイント
LECの講座をおすすめするポイントをまとめます。
LECの公認会計士講座は短答式と論文式2つのコースに分けられているため、初期費用が安く済みます。・奨学生認定で講座価格が格安に
受講してから1年後の短答式試験に合格することができれば、奨学生に認定されて論文コースの受講料が17万円引きになります。・コストパフォーマンスに優れている
他の予備校が提供する講座に比べて低価格なのに、合格に繋がるカリキュラムとなっているため、コストパフォーマンスに優れています。・Webに特化した教材が使いやすい
動画や音声をダウンロードすることで、いつでもどこでも勉強することができるほか、スマホや倍速に対応していたりと使い勝手が良いです。・質問しやすいサポート体制
LINE上で質問ができるなど、サポート体制もWebに特化しており使いやすいです。
TACの公認会計士通信講座

(引用:TAC公式HP)
TACの公認会計士通信講座は、2006年〜2022年の累計合格者数9,717人という圧倒的な合格実績があります。
項目 | 内容 |
価格 | Web:790,000円(税込) DVD:870,000円(税込) |
教材の特徴 | 公認会計士試験に合格した講師たちが教材を監修 |
サポート内容 | 公認会計士試験の合格者講師が直接アドバイス |
合格率・合格実績・受賞歴など | 2006年〜2022年の合格者占有率37.3% |
教育訓練給付金 | なし |
TACは資格予備校として最大手の一つです。
TACの公認会計士講座は、2006年〜2022年までの合格者占有率が37.3%と極めて高い実績があります。
その実績から生まれたノウハウが詰まった教材やカリキュラムと、充実した講師陣からの厚いサポートにより、受講者を合格へと導きます。
TACの講座の特徴
TACの講座の大きな特徴として、2006年〜2022年の合格者占有率37.3%という優れた実績があげられます。
この合格実績と大手予備校としての知名度から、「TACに任せれば大丈夫だろう」という安心感がTACの講座にはあります。
また、TACの講師は全員が公認会計士試験の合格者であり、教材や講義の質は担保されています。
サポート面も充実しており、質の高い講師陣にオンラインで質問・相談が気軽にできるところは大きな強みだと言えるでしょう。
TACの講座で学習した人の口コミ・評判
TACの講座を受講して合格した人の口コミを一部抜粋して紹介します。
講師の説明が分かりやすく、映像講義の視聴をほとんど止めることなく、スッと理解することができました。講義の中で、力を入れるべき論点とそうでない論点を常に明確にしていただいた点も、非効率な学習に陥ることを防ぐことができたので助かりました。
オンライン質問・相談コーナーでは、自分の住んでいる地域を選ばずに、オンラインで様々な講師に聞くことができたのが良かったです。また、私が理解できるまで教えてくださり、それ以外での悩みや不安も聞いていただきました。
デジタル教材は、タブレットのアプリに教材データをダウンロードしておくことで、いつでもどこでもテキストを確認できます。わざわざ重い教材を持ち運ぶ必要もなく、とても助かりました。またデジタル教材には検索機能があり、キーワードで検索することで網羅的に確認することができ、効率的に学習できました。
TACの講師は、実際に公認会計士試験に合格した実績があるため、講義のわかりやすさが評価されています。
サポート面では、質の高い講師陣にオンラインで質問・相談ができることが支持されています。
また、教材の質が高いのはもちろんのこと、デジタル化もされているため、より効率的に学習できるようになっています。
TACの講座をおすすめする人

(引用:TAC公式HP)
TACの講座は、高い合格実績があって信頼できる予備校で勉強したいという人におすすめです。
業界トップクラスの実績を持つTACの講座なら、スタートから合格まで安心感を持って勉強することができます。
また、教材やカリキュラムの質にこだわりたい人にもTACはおすすめです。
これまでの圧倒的な合格実績から生まれたノウハウが教材やカリキュラムに活かされているからです。
TACの講座をおすすめするポイント
2006年〜2021年の合格者占有率37.9%という実績があり、「TACの講座なら大丈夫」という安心感の下で勉強することができます。・教材やカリキュラムの質が高い
これまでの合格実績から生まれたノウハウを元にした、質の高い教材やカリキュラムがあります。・Web講義やデジタル教材で効率的に勉強できる
高速再生機能やダウンロード機能で場所を選ばず講義を受けられることに加え、検索機能などに優れたデジタル教材を使って効率的に勉強できます。・講師が公認会計士合格者
TACの講師陣は全員が公認会計士試験の合格者なので、講義の質はもちろんのこと、質問などへのフォローの質も高いです。・オンラインサポートが充実
講師へのオンライン相談・短答トレーニングアプリ・学習法セミナーなど、オンラインでのサポート体制が充実しています。
資格の大原の公認会計士通信講座

(引用:資格の大原公式HP)
資格の大原なら初学者からでも無理なく合格が目指せる!
項目 | 内容 |
価格 | Web:750,000円(税込)
DVD:840,000円(税込) |
教材の特徴 | 毎年更新されるオリジナルテキスト |
サポート内容 | 担任システムで一人ひとりをサポート |
合格率・合格実績・受賞歴など | 334名(2022年度) |
教育訓練給付金 | なし |
資格の大原は、数多くの資格を取り扱う業界最大手の予備校の一つです。
大原の公認会計士講座は毎年高い合格実績があり、2022年度は334名もの受講生が合格しています。
無理のないカリキュラムが組まれており、初学者でも合格しやすい講座であると言われています。
大原の講座の特徴
大原の講座の特徴として、なにより初学者でも無理なく合格を目指せるということがあげられます。
2022年の合格者334名のうち、なんとほぼ半数の183名が初学者コースの受講生でした。
初学者をこれほどの割合で合格に導くことができるのは、これまでに蓄積されたノウハウと、それを活かしたカリキュラムが充実しているからこそでしょう。
また、初学者の高い合格率を支えるもう一つの要素として、担任システムの存在があります。
大原の通信講座では、受講生一人ひとりに大原の常勤講師が担任として付き、学習をあらゆる面からサポートしてくれます。
学習方法や進捗状況などを気軽に相談できるため、疑問や不安がすぐに解消され、効率的な勉強ができるようになっています。
さらに、大原ではテキストが毎年更新されることも特筆すべき点です。
これまでのノウハウを活かしてテキストを毎年更新することで、常に最新の試験傾向に合わせた対策ができるようになっています。
制度・法改正があっても、迅速に対応しテキストを更新できるのは、講師陣の体制が充実している大原の大きな強みであるといえるでしょう。
大原の講座で学習した人の口コミ・評判
大原の講座を受講して合格した人の口コミを一部抜粋して紹介します。
大原の教材には合格するための要素が網羅されています。また、先生方の質問対応もわかりやすく、それにプラスアルファで受験に役立つ勉強の指針なども教えてもらえます。それらは、数多くの合格者を輩出してきた大原だからこそのノウハウだと思いました。大原を信じて勉強すれば合格します。
大原の先生方はいつも丁寧に対応してくれて、勉強面だけでなくメンタル面でもすごくお世話になりました。公認会計士試験の勉強は手を広げようとしたらどこまでも広がる試験だと思うのですが、先生が「この場合はこの部分をやっておけばいい」と言い切ってくれたので、安心して勉強を進めることができました。
大原の教材はとにかく分かりやすく知識を定着させるのに最適です。先生方もやさしく指導してくださいますし、仲間たちとも問題を出し合ったりして楽しく学ぶことができました。
受講生の声から大原の教材の質の高さや、講師に厚い信頼を寄せていることが伺えます。
公認会計士試験の勉強は長期に渡るため、勉強だけでなくメンタル面でのサポートもしてくれる講師がいてくれると安心感があります。
質の高いカリキュラムと充実したサポートが揃っているからこそ、大原は毎年高い合格実績を残せるのだといえます。
大原の講座をおすすめする人
大原の講座は、合格実績に優れた講座を選びたい人、特に初学者でも無理なく合格を目指したい人におすすめです。
2021年は334名の合格者を排出していることに加え、その約半数が初学者コースの受講者だったからです。
また、通信講座であっても充実したサポートを求める人にも大原の講座はおすすめできます。
担任システムを設けている大原では、通信講座であっても受講生一人ひとりに常勤講師が付いて学習をあらゆる面からサポートしてくれるからです。
大原の講座をおすすめするポイント
2022年の合格者数は334名と業界トップクラスの実績です。
・初学者でも無理のないカリキュラム
397名のうち約半数の183名が初学者コース受講者であり、大原なら初学者でも無理なく合格を目指せます。
・担任システムでサポート
担任システムを設けている大原では、通信講座であっても受講生一人ひとりに常勤講師が付いて学習をあらゆる面からサポートしてくれます。
・テキストが毎年更新される
大原ではテキストを毎年更新しているため、常に最新の試験傾向に合わせた対策ができるようになっています。
・業界最大手の一つである安心感
大原の公認会計士講座は合格実績や受講生数が非常に多いことに加え、資格の大原という予備校自体が業界最大手の一つであるため、「ここに任せれば大丈夫」という安心感があります。
資格試験のFINの公認会計士通信講座
業界屈指の低価格で講座を提供!
項目 | 内容 |
価格 | 短答入門コース:172,000円(税込) 論文合格コース:148,000円(税込) 総合入門コース:272,000円(税込) (※総合入門コースは、短答・論文コースを併せたコースです) |
教材の特徴 | TACなどの元大手予備校講師が監修 フルカラーで見やすい |
サポート内容 | メールで24時間質問受付 |
合格率・合格実績・受賞歴など | 非公表 |
教育訓練給付金 | なし |
大手予備校の元講師が集まり通信講座事業をスタートしたFIN。
FINは公認会計士講座としては破格の272,000円という安さで講座を提供しています。
公認会計士講座の開講からまだ8年目ではありますが、実力派講師が作成した教材は良質でわかりやすいと評判です。
FINの講座の特徴
FINの講座の最大の特徴はやはり価格の安さでしょう。
TAC・大原などの大手予備校の講座価格は70万円を超える一方、FINは272,000円という破格の値段で講座を提供しています。
短答式試験の講座だけに絞れば172,000円で受講することができるなど、他社の追随を許さない低価格さを実現しています。
また、FINの凄さは低価格であると同時にクオリティの高い教材を提供できているところにもあるのです。
FINはTAC等の大手予備校の元講師が集まって事業を始めたため、その教材のクオリティは折り紙付きなのです。
教材への投資は惜しまないという考えのもと、フルカラーで見やすく、わかりやすい教材で受講者を合格へと導きます。
FINの講座で学習した人の口コミ・評判
FINの講座を受講して合格した人の口コミを一部抜粋して紹介します。
僕がFinを選んだのは、単純に他の受験予備校と比べて料金が圧倒的に安いというところでした。しかしそのため、「ここで大丈夫なのだろうか」との不安もありました。結果として、僕は2年半の勉強を経て短答式試験、論文式試験ともにストレートで合格することができ、本当にFinを選んで良かったと心から感じています。
藤木先生の講義は、計算も理論もとにかく解りやすく、計算では、講義を受ける度に「こんな解き方があるのか!」と目から鱗でした。テキストに関しては、特に総合原価計算の復習のしやすさが素晴らしかったです。他の予備校のテキストを全く使う気になれないぐらいの出来です。一見の価値ありです。計算に苦手意識をもってたので、受講して本当に良かったと思います。
監査論と企業法は、短答式とは学習内容が異なるため、論文専用のテキストで、論文用の学習に集中できました。各科目の教材が適度な量であることは、私のような社会人にはとてもありがたかったです。
他の予備校と比べて圧倒的な安さが決め手となってFINを選び、安さゆえの不安も取り越し苦労だったようで無事に合格できたという口コミがありました。
他にもFINの教材の質の良さを称賛している声も上がっています。
低価格で高品質を成し遂げているFINの凄さが伺えますね。
FINの講座をおすすめする人

(引用:FIN公式HP)
「受講料にお金をかけたくない」、「一番安く受講できるところを選びたい」という人にはFINの講座を強くおすすめします。
TAC・大原などの大手予備校の講座価格は70万円を超える一方、FINは272,000円という破格の値段で講座を提供しています。
価格が安くても、講師や教材の質の高さを実現しているFINの講座は他に類を見ません。
口コミからもわかるとおり、驚くほどの価格の安さからくる不安は、講師や教材の質を見れば払拭されるでしょう。
FINの講座をおすすめするポイント
他社の追随を許さないほどの低価格さで講座を提供しています。・実力のある講師が在籍
TAC等の大手予備校の元講師が在籍している安心感があります。・教材が高品質
実力のある講師が作成した教材の質は高く、最短での合格へと導きます。・フルカラーで見やすい教材
教材への投資は惜しまないという考えのもと、フルカラーで見やすい教材を提供しています。・サポートはメールで24時間受付
質問などはメールで24時間受け付けているため、疑問や悩みをすぐに解決することができます。
ユーキャンの公認会計士通信講座
ユーキャンの公認会計士講座を検索される方が多いようです。
信頼の高いユーキャンであれば、安心して学べるイメージがありますよね。
残念ながら、2022年4月時点でユーキャンに公認会計士を目指せる講座はありません。
ユーキャンの簿記講座は2019年のオリコン顧客満足度で1位を獲得するほどの人気講座です。
公認会計士の通信講座・予備校の選び方のポイント
公認会計士の通信講座・予備校の選び方を、5つのポイントから解説していきます。
・受講料
・教材のボリュームや内容
・サポート面
・合格実績
・会社(予備校)の信頼性
受講料
公認会計士講座の受講費用は基本的に高額であるため、価格と内容を見比べて選ぶことが大切です。
なお、この記事で紹介している6社の通信講座の受講料の平均は593,333円(税込)です。
この金額を基準に考えてみてください。
参考として、本記事の中で最も受講料が安いのはFINの講座で272,000円(税込)。
最も高いのはTACの講座で790,000円(税込)です。
教材のボリュームや内容
公認会計士試験はとにかく難易度が高いため、教材の質が重要です。
教材の作成者・監修者は誰なのかは知っておくべきでしょう。
例えば、公認会計士試験に合格した実績のある講師が作成しているということであれば、信頼できますよね。
実績のある講師が教材を作成している講座の中では、大原・TAC・CPAなどが特におすすめです。
サポート面
公認会計士試験に合格するには、長期間勉強し続けることが求められるため、勉強のモチベーション維持が鍵になってきます。
したがって、公認会計士の講座はサポート体制が充実している必要があります。
勉強している中で、悩みや疑問があった際にすぐに講師に相談ができるような体制が整っているのが理想です。
サポート面が優れている講座の中では、特にクレアールと大原の講座がおすすめです。
合格実績
その会社(予備校)の講座がどの程度の合格実績を上げているのかは最重要ポイントの一つです。
「実際に何人合格しているのか?」、「受講者数に対する合格率はどの程度か?」、「そもそも合格実績を公表しているのか?」という観点から選んでみてください。
合格実績という面では、例年高い実績をあげている大原・TAC・CPAの講座をおすすめします。
会社(予備校)の信頼性
公認会計士試験という難関試験に挑むにあたっては、講座を提供している会社(予備校)の信頼性も考える必要があります。
「その会社(予備校)は設立からどれくらい経っているのか?」、「公認会計士講座を提供して歴が長いのか?」という点が重要です。
会社(予備校)の信頼性という面でも、合格実績と同じく大原・TAC・CPAの講座をおすすめします。
公認会計士の通信講座・予備校の比較
ここでは公認会計士の通信講座・予備校に関して、以下の観点から比較していきます。
・受講料
・キャンペーン情報
・教材のボリュームや内容
・サポート面
・初学者におすすめ
・学習経験者におすすめ
さっそく詳しくみていきましょう。
公認会計士の通信講座を受講料から比較
ここまでに紹介した公認会計士の通信講座を、受講料が安い順に並べると以下のようになります。
会社名(予備校名)・講座名 | 受講料 |
👑FIN・総合入門コース | 272,000円(税込) |
LEC・短答合格コース+論文合格コース | 278,000円+268,000円=546,000円(税込) |
クレアール・2年スタンダード合格コース | 540,000円(税込) |
CPA会計学院・2年スタンダード | 680,000円(税込) |
資格の大原・1.5年スプリング初学者合格コース | 750,000円(税込) |
TAC・2年L本科生 | 790,000円(税込) |
公認会計士通信講座の受講料の平均は593,333円(税込)です。
受講料が最も安いのはFINの総合入門コースでした。
FINの講座は安いだけではなく、教材や講師の質も高いことが特徴です。
TAC等の大手予備校の元講師が集まって始めた通信講座ですので、そのクオリティは折り紙付きです。
2番目に安いLECの講座は、短答式・論文式が別々のコースに別れており、初期費用が安く済むのが特徴です。
さらに、2023年5月の短答式試験に合格した方は、論文合格コースを通常220,000円(税込)のところ奨学生価格50,000円(税込)で受講できます。
CPA会計学院、資格の大原、TACは平均と比べて受講料が高いですが、その分手厚いサポートが付いています。
受講料を比較するにあたっては、教材やサポート面も併せて考えましょう。
現在実施中のキャンペーン情報を比較

(引用 : 大原公式HP)
現在実施中のキャンペーン情報をまとめました。
会社名(予備校名)・講座名 | キャンペーン内容 |
クレアール・2年スタンダード合格コース | ・大学生応援キャンペーン キャンペーン応募で大学生に特別優待券・書籍をプレゼント。・働く女性応援キャンペーン キャンペーン応募で働く女性に最大3万円OFFの受講料割引券・書籍をプレゼント。(最大540,000円→510,000円(税込)) ・金融機関従事者応援キャンペーン 対象者が専用アンケートに答えると、受講料が最大30%OFFになる合格応援IDをプレゼント。(最大540,000円→378,000円(税込)) ・財務経理担当者及び税理士事務所勤務者応援キャンペーン 対象者が専用アンケートに答えると、受講料が最大30%OFFになる合格応援IDをプレゼント。(最大540,000円→378,000円(税込)) ・IT技術者応援キャンペーン 対象者が専用アンケートに答えると、受講料が最大30%OFFになる合格応援IDをプレゼント。(最大540,000円→378,000円(税込)) ・TOEIC_TOEFL高得点者応援キャンペーン 対象者が専用アンケートに答えると、受講料が最大30%OFFになる合格応援IDをプレゼント。(最大540,000円→378,000円(税込))※上記のキャンペーン期間はすべて2022年4月30日までです。 |
クレアールは、特別優待券や書籍のプレゼントから受講料最大30%OFFまで独自のキャンペーンを実施しています。
CPAとFINに関しては、2023年2月時点でキャンペーンは未実施です。
公認会計士の通信講座を教材のボリュームや内容から比較
教材のボリュームや内容の特徴を下表のとおりまとめました。
会社名(予備校名)・講座名 | 教材のボリュームや内容の特徴 |
クレアール・2年スタンダード合格コース | 取捨選択された薄いテキスト |
CPA会計学院・2年スタンダード | 重要性と理解を重視したボリュームのある教材 |
LEC東京リーガルマインド・短答合格コース+論文合格コース | 必要な情報が過不足なく盛り込まれている |
TAC・2年L本科生 | 公認会計士試験に合格した実績のある講師たちが教材を監修 |
資格の大原・1.5年スプリング初学者合格コース | 毎年更新されるオリジナルテキスト |
資格試験のFIN・総合入門コース | フルカラーで見やすい |
ボリュームの少なさを重視したい人は、クレアールの取捨選択された薄いテキストが向いています。
ボリューム・情報量の多さを重視したい人には、CPAのテキストが合っているでしょう。
フルカラーで見やすいテキストを使用したい人は、FINのテキストがおすすめです。
最新の試験傾向に対応しているテキストを望む人には、毎年更新される大原のオリジナルテキストがぴったりです。
質が高く、必要な情報量が確保されていることを重視する人は、LECやTACのテキストが向いているでしょう。
公認会計士の通信講座をサポート面から比較
サポート面を下表のとおりまとめました。
会社名(予備校名)・講座名 | サポート面の特徴 |
クレアール・2年スタンダード合格コース | 担任制・万全の質問体制(回数無制限/予約不要) |
CPA会計学院・2年スタンダード | 校舎に全科目の講師常駐 開校時間いつでも質問・相談対応可能 |
LEC東京リーガルマインド・短答合格コース+論文合格コース | ネットを通じてチューターに直接質問ができる |
TAC・2年L本科生 | 公認会計士試験の合格者講師が直接アドバイス |
資格の大原・1.5年スプリング初学者合格コース | 担任システムで一人ひとりをサポート |
資格試験のFIN・総合入門コース | メールで24時間質問受付 |
質問や悩みなどを相談する際、講師からのサポートが特に手厚いのはクレアールと大原です。
どちらも「担任制」を採用しており、生徒一人ひとりに講師が付いて、質問への対応から学習の進捗度管理まで手厚くサポートしてくれます。
長期間に渡る勉強が必要な公認会計士試験の勉強を通信講座で行う場合は、手厚いサポートの重要性は非常に高いといえるでしょう。
サポート内容と講座価格を併せて比較してみましょう。
公認会計士の試験勉強初心者におすすめの講座
公認会計士の試験勉強初心者におすすめの講座は、大原の通信講座「1.5年スプリング初学者合格コース」です。
大原の講座は、初学者でも無理なく合格を目指せるカリキュラムになっているからです。
実際に、2022年の大原からの合格者334名のうち、ほぼ半数の183名が初学者コースの受講生でした。
初学者をこれほどの割合で合格に導くことができるのは、これまでに蓄積されたノウハウと、それを活かしたカリキュラムが充実しているからこそでしょう。
また、初学者の高い合格率を支えるもう一つの要素として、担任システムの存在があります。
大原の通信講座では、受講生一人ひとりに大原の常勤講師が担任として付き、学習をあらゆる面からサポートしてくれます。
公認会計士の試験勉強初心者には、大原の通信講座がおすすめです。
公認会計士の試験を過去に受けたことがある人向けの講座
公認会計士試験を過去に受けたことがある人は、合格者返金制度のある講座がおすすめです。
公認会計士試験は非常に難易度が高い試験であるため、万が一の不合格に備えて、論文式試験の合格発表前から次年度合格目標のコースを受講して勉強している人が多いです。
そういった受講生のために、合格した場合には次年度合格目標のコース受講料を返還する制度(合格者返金制度)を設けている会社(予備校)があります。
会社名(予備校名)・講座名 | 合格者返金制度の内容 |
クレアール・上級1.5年トータルセーフティコース | 未受講分の受講料返金(短答式・論文式それぞれが返金対象) |
CPA会計学院・上級コース | 論文式全科目合格:受講料全額返金
論文式科目合格:受講料一部返金 |
LEC東京リーガルマインド・論文合格コース | 論文式全科目合格:受講料全額返金
論文式科目合格:受講料一部返金 |
TAC・上級本科生コース | 論文式全科目合格:受講料全額返金
論文式科目合格:受講料一部返金 |
資格の大原・上級合格コース | 論文式全科目合格:受講料全額返金
論文式科目合格:受講料一部返金 |
ここまでに紹介してきた会社(予備校)のほとんどが合格者返金制度を設けています。
受講料一部返金の金額は、会社(予備校)によって科目によっての返金額が異なります。
公認会計士試験を過去に受けたことがある人は、上記のような講座を受講するのがおすすめです。
なお、資格試験のFINには合格者返金制度はありません(2022年4月現在)。
公認会計士資格を目指す際の注意点
公認会計士資格を目指す際の注意点を次の観点から紹介します。
・学習目安時間は2500時間〜5000時間
・いつの試験での合格を目指すかに合わせて計画を立てる
・どの時期にどれだけの時間を配分するかをイメージする
学習目安時間は2500時間〜5000時間
公認会計士試験に合格するために必要な勉強時間に関して、大手資格学校は次のような数値を目安としています。
学校名 | 最短勉強時間 | 一般的な勉強時間 | 最大勉強時間 |
CPA | 3,000時間 | 記載なし | 5,000時間 |
資格の学校TAC | 2,500時間 | 3,500時間 | 記載なし |
公認会計士試験に合格するために必要な勉強時間は、2,500〜5,000時間が目安となります。
2,500〜5,000時間という大きな幅があるのは、合格するまでの受験回数によって勉強時間が大きく変わってくるためです。
すなわち、一発合格することができた人の勉強時間は少なくて済みますが、合格までに2回、3回と受験を重ねた人は勉強時間がどんどん増えていくという訳です。
なお、公認会計士試験の勉強時間や勉強スケジュールについては、別の記事で詳しく記載していますのでご覧ください。
いつの試験での合格を目指すかに合わせて計画を立てる
公認会計士の通信講座を選ぶときは「いつを合格目標するするか」を最初に決めましょう。
自分の置かれている環境によって、いつの試験での合格を目指すかは変わってきます。
公認会計士の通信講座のベーシックなコースは、1日3時間程度学習に当てられることを想定して2年間で合格を目指す内容のものが多いです。
重要なのは、自分のライフスタイルに合わせた無理がかからない計画を立てることです。
どの時期にどれくらいの時間配分で勉強するかをイメージする
公認会計士試験の勉強を効率よく進めるためには、どの時期にどれくらいの時間配分で勉強するのかをイメージするのが大切です。
参考として、公認会計士試験に上位で合格した人の時間配分などをまとめてみました。
2021年度公認会計士試験合格者総合1位、2位、4位の方々(大学在住中一発合格者・CPA会計学院生)
総合1位 | 総合2位 | 総合4位 | |
学習時間 | 1年目:10時間~15時間/週 2年目:40時間~50時間/週 直前期:40時間~50時間/週 |
1年目:10時間~15時間 エンジンかけた時期:約40時間/週 直前期:50時間/週 |
1年目:15時間~20時間/週 2年目:60時間~70時間/週 直前期:40時間~50時間/週 |
学習で工夫した点 | カリキュラムに後れずにコンスタントに学習を継続した点 | 理解重視を意識して学習した点 | 理解重視を意識して学習した点 |
質問頻度(理解を深める学習法/分からないときの解決法) | 直前期に論点を質問(講義中の講師の言葉をメモ、すぐ復習を意識) | 月に2度程度(自分で考え、解決できないものはすぐ質問していた) | ほぼ0(会計士を目指す仲間と、質問と説明を繰り返していた) |
これから公認会計士を目指す方へ一言 | 学習の継続には、モチベーション維持が最も大切!そのために友達をつくることをおすすめします。 | 「自身の行動に納得して学習すること」が最も大切! | 切磋琢磨していける友達の存在が重要! |
学習時間は、1年目は週10時間から15時間、2年目で週40時間から50時間の合計3,000時間前後で合格しています。
質問体制が整ったCPA会計学院の環境であっても、質問するまでに自力で理解する工夫をしていることが伺えます。
なお、現実的に合格が狙える勉強プランは、1日にどの程度勉強時間が確保できるかによって変わってきますので、上記はあくまで参考として捉えてください。
公認会計士の勉強時間や勉強スケジュールについては、別の記事で解説していますのでそちらをご覧ください。
公認会計士の学習は通信と独学どちらがおすすめ?
公認会計士の学習は、独学より通信講座や予備校を利用することをおすすめします。
独学での合格は不可能ではありませんが、下記理由から合理的な手段とはいえません。
・勉強時間が数千時間に及ぶ。
・数年単位で勉強し続けなければならない。
・試験科目が多く、それぞれの範囲が膨大。
・勉強時間が数千時間に及ぶ。
→先に紹介したとおり、公認会計士試験の勉強時間は2,500時間〜5,000時間が目安です。最短でも2,500時間という膨大な勉強時間を求められる訳ですから、独学では「効率性」、「モチベーションの維持」といった点への対応が困難だといえます。さらに言えば、独学で最短の2,500時間で合格を狙うのは極めて難しいでしょう。
・数年単位で勉強し続けなければならない。
→2,500〜5,000時間の勉強をするためには、数年単位で勉強し続けなければなりません。数ヶ月ならまだしも、数年にも及ぶ勉強を一人で続けられるでしょうか?ほとんどの人はモチベーションの維持ができず脱落してしまうと思われます。
・試験科目が多く、それぞれの範囲が膨大。
→公認会計士試験は短答式試験・論文式試験の二段階方式で行われることに伴い、試験科目が多くて範囲も膨大です。すべての科目を合格レベルに持っていくには、独学はあまりに効率性に欠けると言わざるを得ません。
上記のような難しさをクリアできる人ならば独学で合格が狙えるかもしれませんが、現実的には講座を受講したほうが良いでしょう。
先述のとおり、この記事で紹介している公認会計士の通信講座の受講料の平均は593,333円(税込)で、最も安いFINの講座なら272,000円(税込)で受講できます。
数年に渡る勉強の効率性、モチベーションの維持、合格後の収入増といった点を考えれば、受講料への投資は極めて合理的なものだと考えられるのではないでしょうか。
公認会計士試験の概要や合格率・受験資格
公認会計士試験の概要を次の観点から見ていきましょう。
・公認会計士試験全体の概要
・公認会計士試験の受験資格
・短答式試験の概要
・論文式試験の概要
・公認会計士の次回の試験日と申し込み期間
・公認会計士試験の受験者数と合格者の推移
公認会計士試験全体の概要
公認会計士試験全体の概要は以下のとおりです。
短答式試験 | 論文式試験 | |
受験資格 | なし | 短答式試験合格者 |
試験日 | 第Ⅰ回:12月上旬の日曜日 第Ⅱ回:5月下旬の日曜日 |
8月下旬の3日間 |
試験申し込み期間 | 第Ⅰ回:8月下旬~9月上旬 第Ⅱ回:2月上旬~2月中旬 |
別途申込不要 |
合格ライン | 総得点の70%を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率で判定 | 52%の得点比率を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率で判定 |
合格率 | 10.5% | |
試験内容 | 財務会計論(簿記・財務諸表論)、管理会計論、監査論、企業法 | 必須科目/会計学(財務会計論・管理会計論)、監査論、企業法、租税法 選択科目/経営学、経済学、民法、統計学から1科目選択 |
試験形態 | マークシート方式による択一式試験 | 筆記式試験 |
公認会計士試験は、短答式試験・論文式試験の2段階方式で実施されます。
なお、合格率10.7%(小数点第二位を四捨五入)は、過去5年間(平成29年~令和3年)で実施された試験の平均値です。
公認会計士試験の受験資格
公認会計士試験に受験資格は無く、誰でも受験できます。
論文式試験は、短答式試験合格者のみ受験できます。
短答式試験の概要
公認会計士試験の短答式試験は、年に2回(5月/12月)行われます。
1度合格すると、以降2年間は申請により短答式試験が免除されます。
試験形態はマークシート式で、財務会計論(簿記・財務諸表論)、管理会計論、監査論、企業法の4科目から出題されます。
上記4科目のうち、1科目でも40%未満の場合、不合格(足切り)となるため注意が必要です。
論文式試験の概要
公認会計士試験の論文式試験は、年に1回(8月下旬の3日間)行われます。
試験形態は記述式で、必須科目(財務会計論・管理会計論、監査論、企業法、租税法)と選択科目(経営学、経済学、民法、統計学から1科目選択)から出題されます。
短答式試験と同様に、1科目でも40%未満の場合、不合格(足切り)となるため注意が必要です。
公認会計士試験の受験者数と合格者の推移
金融庁が公表している集計結果によると、公認会計士試験の過去5年分の推移(受験者数と合格率)は以下のとおりとなっています。
令和4年試験 | 令和3年試験 | 令和2年試験 | 令和元年試験 | 平成30年試験 | |
受験者数 | 18,789人 | 14,192人 | 13,231人 | 12,532人 | 11,742人 |
最終合格者数 | 1,456人 | 1,360人 | 1,335人 | 1,337人 | 1,305人 |
合格率 | 7.7% | 9.6% | 10.1% | 10.7% | 11.1% |
過去5年間で受験者数は増加傾向にありますが、合格率は例年10%前後で安定しています。
最終合格者数も1,300人前後で安定していることがわかります。
【参考】公認会計士試験合格者のうち社会人合格者数と社会人構成比の推移
令和4年度試験 | 令和3年度試験 | 令和2年度試験 | 令和元年試験 | 平成30年試験 | |
社会人合格者 | 193人 | 111人 | 95人 | 83人 | 86人 |
構成比 | 13.2% | 8.2% | 7.1% | 6.2% | 6.6% |
令和4年試験の合格者の職業は、「社会人」は193人(構成比13.2%)、「学生」や「専修学校・各種学校受講生」が963人(構成比66.1%)です。
合格者の大半は「学生」や「専修学校・各種学校受講生」が占めています。
公認会計士の次回の試験日と申し込み期間
公認会計士の次回の試験日と申し込み期間は以下のとおりです。
令和5年(2023年)試験
試験名 | 試験期日 | 申し込み期間 |
第1回短答式試験 | 2022年12月11日 | 受験願書受付期間 2022年8月26日 ~ 9月9日 (※インターネット出願は 2022年9月15日まで) |
第2回短答式試験 | 2023年5月28日 | 受験願書受付期間 2023年2月上旬 ~ 2月中旬 (※インターネット出願は 2023年2月下旬まで) |
論文式試験 | 2023年8月18日 ~ 8月20日 | ー |
公認会計士の通信講座・予備校に関するQ&A
公認会計士の通信講座・予備校に関するよくある質問をまとめておきます。
公認会計士の通信講座・予備校に関するよくある質問 |
・公認会計士資格の合格率は何%なの? ・公認会計士資格の難易度は? ・公認会計士資格の合格目安の勉強時間は何時間? ・公認会計士には受験資格はあるの? ・公認会計士の通信講座の費用はいくらくらい? ・公認会計士の資格の費用はいくら? ・公認会計士は動画で学習できるの? ・公認会計士を目指すのにおすすめの通信大学はあるの? |
公認会計士資格の合格率は何%なの?
A:公認会計士資格の合格率は10.5%(過去5年間平均)です。
公認会計士資格の難易度は?
A:10.5%(過去5年間平均合格率)の最難関資格といえるでしょう。
公認会計士資格の合格目安の勉強時間は何時間?
A:経験や所有資格にもよりますが、目安の勉強時間は2,500~5,000時間だとされています。
一発合格した人の勉強時間は短く、複数回受験して合格した人の勉強時間は長くなります。
公認会計士には受験資格はあるの?
A:受験資格は無く、誰でも受験できます。
公認会計士の通信講座の費用はいくらくらい?
A:この記事で紹介している通信講座の費用の平均は593,333円(税込)です。
最も価格が安いのはFINの講座で272,000円(税込)です。
また、初学者におすすめの講座は大原の講座で費用は780,000円(税込)です。
公認会計士の資格の費用はいくら?
A:この記事で紹介している通信講座の費用の平均593,333円(税込)に加えて、試験受験料として19,500円、修了考査受験料として28,000円がかかり、合計640,000円(税込)程度となります。
公認会計士は動画で学習できるの?
この記事で紹介しているクレアールやLECの講座は、Webに特化しており、場所を選ばず動画で勉強することができます。
公認会計士を目指すのにおすすめの通信大学はあるの?
A:以下がおすすめです。
・中央大学法学部通信教育課程
・産業能率大学「税務・会計マネジメントコース」
・法政大学通信教育部
まとめ:公認会計士のおすすめの通信講座・予備校
会社・講座名 | 料金 | 特徴 |
クレアール・2年スタンダード合格コース | 540,000円(税込) | 働きながらの社会人も合格へと導く、非常識合格法 |
CPA会計学院・2年スタンダード | 680,000円(税込) | 公認会計士試験合格率35%の実績と手厚いサポート |
LEC東京リーガルマインド・短答合格コース+論文合格コース | 短答合格コース短答合格コース<秋生>:278,000円 2023年論文合格コース:268,000円 |
・始めやすい低価格 ・まず1 年間で短答式特化で合格を目指す ・2年目に論文合格を目指す |
TAC・2年L本科生 | Web:790,000円(税込) DVD:870,000円(税込) |
仕事と両立しやすいロングコース |
資格の大原・1.5年スプリング初学者合格コース | Web:750,000円(税込) DVD:840,000円(税込) |
仕事と両立できるゆとりの2年コース |
資格試験のFIN・総合入門コース | 272,000円(税込) | 創意工夫を凝らした教材で短期合格を狙う |
ユーキャン | ー | ー |
この記事では、6社の公認会計士の通信講座・予備校を紹介してきました。
公認会計士の勉強をするなら通信講座・予備校での勉強が合理的な選択です。
ここまでに紹介した各講座の特徴や、講座の選び方などを参考にして、自分にあった講座を見つけてみてください。
なお、初学者の合格実績・講師や教材の質・サポート面等を総合的に考えると、特におすすめの講座(予備校)はクレアールです。
受講料は安くないものの、それに見合ったメリットがある講座だといえるでしょう。
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