心理カウンセラー のスクール・講座

カウンセリングの対象者は、子どもからお年寄りまで幅広く様々です。心理カウンセラーを学ぶにあたっては、一般的なカウンセリングコースの他、家族カウンセリングやキャリアカウンセリング、産業カウンセリングなど目的や対象者を絞った学校選びが重要です。カウンセリングには「正解」がないため、知識や理論よりも実践的な学びが重要とされる分野です。講座やコースによってはカウンセラーを養成するだけではなく、カウンセリング力を接客やマーケティングに応用するためのカリキュラムがある点にも注目してみましょう。

心理士、心理カウンセラー、心理セラピストなど心理職に関する国家資格は存在しません。しかし、臨床心理士、学校心理士、臨床発達心理士、心理相談員、産業カウンセラー、認定心理士などの公的機関関連資格の他、医療心理士、応用心理士、音楽療法士など、民間団体が認定する資格が多数存在しています。

習得したカウンセリングの分野によって、就職先や転職先は様々です。産業カウンセラーやキャリアカウンセラーなら企業に、スクールカウンセラーなら小・中・高校や大学などの教育機関に就職・転職が有利になります。カウンセリング実績を重ねればカウンセラーとして独立開業することも可能です。

カウンセリングは、人との接触をスムースに行うため日常でも役立つスキル。相手の心理の動きを読んだり、本当の気持ちを引き出したりする技術です。職場の人達や家族、友人などとのコミュニケーションをより良いものにして、協調してゆくことに役立てられます。ビジネスのシーンにおいては、取引先や営業先の人達と円滑なコミュニケーションを取ることに役立ちます。