国家資格の難易度をランキングで紹介!一覧や独学で取れるかも調査!

国家資格の難易度ランキングが見てみたい!」

「就職・転職のために国家資格を取得したいけど、難易度はどれくらいだろう?」

「取得できそうな国家資格はないかな?」

そんな疑問や悩みはありませんか?

国家資格と聞くと難しいイメージがあるかもしれませんが、比較的簡単に取れる国家資格もあります。

この記事では、主要な国家資格の難易度ランキングだけでなく、比較的取得しやすい国家資格も紹介しています。

記事を読めば、国家資格の難易度や試験に合格するまでの勉強時間や合格率、ご自身にあった国家資格がわかるでしょう。

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順位 国家資格難易度ランキング

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1位 司法試験・予備試験 法律関係
2位 司法試験 法律関係
3位 医師国家資格 医療関係
4位 公認会計士 会計・経営・労務関係
5位 不動産鑑定士 不動産・建築関係
6位 司法書士 法律関係
7位 弁理士 法律関係
8位 税理士 会計・経営・労務関係
9位 一級建築士 不動産・建築関係
10位 気象予報士 生活関係
11位 中小企業診断士 会計・経営・労務関係
12位 社会保険労務士(社労士) 会計・経営・労務関係
13位 土地家屋調査士 不動産・建築関係
14位 第三種電気主任技術者 電気関係
15位 行政書士 法律関係

おすすめの国家資格を知りたい方はこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

おすすめの国家資格の詳細はこちら

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目次

国家資格難易度ランキング

国家資格 難易度 ランキング

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順位 国家資格難易度ランキング

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通信講座の記事

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参考学習時間 合格率
1位 司法試験・予備試験 予備試験 通信講座 法律関係 2,000~10,000時間 4%前後
2位 司法試験 司法試験 通信講座 法律関係 3,000~6,000時間 30~45%
3位 医師国家資格 医療関係 6年間 90%前後
4位 公認会計士 公認会計士 通信講座 会計・経営・労務関係 3,000~5,000時間 7~11%
5位 不動産鑑定士 不動産鑑定士 通信講座 不動産・建築関係 2,000~3,700時間 5~6%
6位 司法書士 司法書士 通信講座 法律関係 3,000時間 4~5%
7位 弁理士 弁理士 通信講座 法律関係 3,000時間 6~9%
8位 税理士 税理士 通信講座 会計・経営・労務関係 2,000~3,000時間 15~20%
9位 一級建築士 一級建築士 通信講座 不動産・建築関係 700~1,500時間 10~12%
10位 気象予報士 気象予報士 通信講座 生活関係 800~1,000時間 4~6%
11位 中小企業診断士 中小企業診断士 通信講座 会計・経営・労務関係 800~1,000時間 4~7%
12位 社会保険労務士(社労士) 社労士 通信講座 会計・経営・労務関係 800~1,000時間 5~7%
13位 土地家屋調査士 公認会計士 通信講座 不動産・建築関係 800~1,200時間 8~10%
14位 第三種電気主任技術者 電験三種 通信講座 電気関係 1,000時間 8~11%
15位 行政書士 行政書士 通信講座 法律関係 500~1,000時間 10~15%

(各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

この記事のランキングは、各予備校・通信講座の目安の勉強時間と合格率をもとに順位をつけています。

国家資格の難易度を比較する一つの指標として、合格率が挙げられます。

しかし、受験資格によって受験できる人が限定されている資格もあるため、一概に合格率だけでは判断できません。

(難関資格である、医師国家資格は、医学部での6年間の医学課程の修了した人のみが受けられるため、合格率は90%前後と高い。)

そこで、この記事では勉強時間の目安をもとに順位をつけ、同程度の勉強時間のものは合格率が低いものをランキングの上位にしています。

なお合格率は年々変化するため、順位は若干変動する可能性があるのでご注意ください。

それぞれの国家資格の難易度について詳しく紹介していきます。

該当の資格に移動したい方は以下のリンクから移動できます。

順位 国家資格難易度ランキング
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1位 司法試験・予備試験
2位 司法試験
3位 医師国家資格
4位 公認会計士
5位 不動産鑑定士
6位 司法書士
7位 弁理士
8位 税理士
9位 一級建築士
10位 気象予報士
11位 中小企業診断士
12位 社会保険労務士(社労士)
13位 土地家屋調査士
14位 第三種電気主任技術者
15位 行政書士

1位 司法試験・予備試験

(引用元:法務省HP) 

項目 内容
ジャンル 法律関係
受験資格 受験資格なし
試験概要 短答式、論文式、口述
試験日 短答式(5月) 論文式(7月) 口述(10月)
学習時間 2,000~10,000時間
合格率 4%前後
独学できるか 非常に難しい
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(各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

予備試験とは法科大学院修了者と同程度の知識や能力があるかを判定する試験であり、合格すれば司法試験の受験資格を得られる国家試験です。

司法試験を受験するためには、下記の2つのルートがあります。

  • 法科大学院課程を修了する
  • 予備試験に合格する

    国立大学の学費は、一律に入学金が28万2000円、年間の授業料が80万4000円です。

    既修者コースの場合は2年分、未修者コースの場合は3年分の学費を支払うことになります。

    すなわち、

    既修者コースは総額282,000+804,000×2=1,890,000円
    未修者コースは総額282,000+804,000×3=2,694,000円

    ということになります。

    既修者コースであれば200万円弱、未修者コースであれば300万円弱かかるといった感じです。

    (引用元:アガルートHP)

    私立大学の法科大学院の入学金、授業料にはかなりの幅があります。

    おおむね入学金は10~30万円です。

    授業料は、国立大学より安い50万円台、60万円台としている大学もあれば、130万円台、140万円台という大学もあります。

    授業料は大体110万円前後に設定している大学が多いです。

    私立の法科大学院に通う場合、1年で100万円前後かかると考えておくべきです。

    私立の場合も、既修者コースであれば2年分、未修者コースであれば3年分の学費を支払うことになります。

    たとえば、入学金を20万円、授業料を120万円と仮定すると、

    既修者コースは200,000+1,200,000×2=2,600,000円
    未修者コースは200,000+1,200,000×3=3,800,000円

    ということになります。

    既修者コースであれば300万円前後、未修者コースであれば400万円前後かかる感じです。

    (引用元:アガルートHP)

    アガルートによると、国立の法科大学院の学費は2~3年間で200万~300万円、私立の法科大学院の学費は2~3年間で300万~400万円かかるようです。

    法科大学院に通う場合、経済的にも時間的にも負担が大きくなります。

    一方で、予備試験は合格すれば司法試験の受験資格が得られるので、比較的費用を抑えながら司法試験を目指せます。

    予備試験の勉強時間を調査した結果が下記です。

    会社名 勉強時間
    アガルート 3,000~10,000時間
    伊藤塾 2,000~5,000時間
    スタディング 3,000~10,000時間
    CPA会計学院 6,000時間
    資格スクエア 2,000時間

    (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

    予備試験に合格するためには、2,000~6,000時間程度の勉強時間が必要で、多い方で10,000時間かかることが分かりました。

    予備試験は法律知識がある方から、全く法律を学んだことのない方まで挑戦できる国家資格なので、勉強時間に大きな差があります。

    実施年 合格率
    2023年 3.6%
    2022年 3.6%
    2021年 4.0%
    2020年 4.2%
    2019年 4.0%
    2018年 3.9%

    (引用元:法務省公式HP)

    予備試験の合格率は2023年で3.6%と5年間の中では最も低く、高くても2020年で4.2%とわかりました。

    合格率は安定して4%前後と非常に低く、国家資格の中でも最も低い合格率です。

    勉強時間と合格率から考えると、非常に難しい国家資格といえます。

    そのため、予備試験の独学はおすすめできません。

    また、予備試験の学習では法律を正確に理解する必要があり、毎年のように改定される法律や新しく出た重要な判例の情報収集が重要です。

    独学の場合、疑問点があったら自分で調べて理解し、自分で最新情報を収集する手間もかかります。

    予備試験の受験をお考えの方は、予備校や通信講座を検討するとよいでしょう。

    予備試験 通信講座のおすすめランキングはこちら

    司法試験予備試験に合格するためにおすすめの予備校・通信講座

    (引用元:資格スクエアHP)

    会社名/講座名 価格 特徴
    アガルート/司法試験・予備試験・法科大学院入試対策講座 予備試験最短合格カリキュラム:932,800円(税込) 司法試験合格者占有率36%の業界トップクラスの実績
    資格スクエア/予備試験講座 予備試験講座 合格フルパッケージ:
    759,000円(税込)
    719,400円(税込)(製本テキストなし)
    製本版のコースかペーパーレスコースかを選べる
    伊藤塾/司法試験(予備試験/法科大学院入試)対策講座 司法試験入門講座 2年合格コース:1,188,600円(税込)
    ※キャンペーン価格:1,163,600円(税込)【5月31日まで】
    予備試験ルートからの司法試験合格者の93.3%が伊藤塾受講生という圧倒的合格実績

    (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

    司法試験予備試験 通信講座のおすすめランキングの記事はこちら

    アガルートは司法試験合格者占有率36%であり、業界トップクラスの実績を誇ります。

    アガルートの予備校試験講座では、論文式試験対策のカリキュラムとしてオンライン添削指導が約100通付いているので、しっかりと対策できるでしょう。

    また、自習室やチューターの利用などのオプションも細かく選べるように複数のコースがあります。

    資格スクエアのコースは、経済的な負担を軽減させつつ、学習に集中できる環境を提供したいとの思いから、予備試験の合格に必要なものがそろったフルパッケージのみです。

    製本版のテキストが付いたコースとペーパーレスのコースがあり、予算や好みに合わせて選べます

    資格スクエアの司法試験予備試験講座の評判や口コミが気になる方は、こちらの記事をチェックしてみてください。

    伊藤塾は、予備試験ルートからの司法試験合格者の93.3%が伊藤塾受講生という圧倒的な合格実績が魅力です。

    伊藤塾では定期的に交流会が開催されており、同じ目標を持った仲間と出会えるので、長期にわたる予備試験の勉強もモチベーションを維持しながら取り組めるでしょう。

    他にも司法試験予備試験 通信講座のおすすめはこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

    予備試験 通信講座のおすすめランキングはこちら

    2位 司法試験

    (引用元:法務省HP)

    項目 内容
    ジャンル 法律関係
    受験資格
    • 法科大学院課程の修了者
    • 司法試験予備試験の合格者
    試験概要 短答式、論文式
    試験日 年1回(5月)
    学習時間 3,000~6,000時間
    合格率 30~45%
    独学できるか 難しい
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    (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

    司法試験とは、裁判官、検察官、弁護士を目指す方が法律に関する知識や応用能力が備わっているのかを判定するための国家資格です。

    司法試験には受験資格があり、下記のどちらかのルートで受験資格が得られます。

    • 法科大学院課程を修了する
    • 予備試験に合格する

    また、司法試験には受験できる年数が決まっており、受験資格が有効な期間は下記です。

    • 法科大学院修了日の後、最初の4月1日から5年間
    • 予備試験合格発表日の後、最初の4月1日から5年間

      もし、5年以内に司法試験に合格できなければ、再度法科大学院に進学または予備試験に合格する必要があります

      司法試験の勉強時間を調査した結果が下記です。

      会社名 勉強時間
      アガルート 3,000~6,000時間
      LEC 6,000時間

      (各予備校の情報を基に独自に作成)

      司法試験に合格するためには、3,000~6,000時間勉強する必要があることがわかりました。

      司法試験は法科大学院や予備試験対策で法律に関する知識がある方が対象の試験なので、予備試験よりも勉強時間は短い傾向にあります。

      実施年 合格率
      2023年 45.3%
      2022年 45.5%
      2021年 41.5%
      2020年 36.2%
      2019年 33.6%
      2018年 29.1%

      (引用元:法務省公式HP)

      法科大学院ルートの方と予備試験ルートの方を合わせた司法試験の合格率は30~45%です。

      司法試験の合格率は2018年が29.1%ですが、2022年が45.5%と5年間では最も高く、年々合格率は高くなっていることがわかります。

      司法試験は法科大学院や予備試験対策で法律知識がある方しか受験できない国家試験ですが、合格率は50%以下です。

      また、受験資格が5年間しか有効でないことを考えると非常に難しい国家資格といえるでしょう。

      司法試験の難易度合格率についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

      勉強時間の長さや受験資格の縛りを考えると、司法試験の独学はおすすめできません。

      司法試験の試験範囲に対応したテキストはなく、勉強の際には基本書を読み漁ったり、司法試験に関係しそうな文献を読む必要があります。

      また、法律の論文試験には絶対的な正解はなく、考え方によって複数の解答があるため、独学での勉強が非常に難しいといえます。

      司法試験の勉強方法独学についてこちらの記事でおすすめの基本書や学習スケジュールを紹介しているので、学習を始める前に一読してみてください。

      司法試験の受験をお考えの方は、予備校や通信講座の利用を検討するとよいでしょう。

      司法試験 通信講座のおすすめランキングはこちら

      法科大学院ルートで司法試験に合格するのにおすすめの予備校・通信講座

      会社名/講座名 価格 特徴
      アガルート/司法試験・予備試験・法科大学院入試対策講座 法科大学院入試
      専願カリキュラム(関東圏 ):657,800円(税込)
      法科大学院入試対策コースは関東圏、関西圏、全法科大学院から選べる
      伊藤塾/司法試験(予備試験/法科大学院入試)対策講座 司法試験 入門講座 法科大学院1年合格コース:932,500円(税込)
      ※キャンペーン価格:917,500円(税込)【5月31日まで】
      2022年の法科大学院入試合格者500名が伊藤塾受講生
      LEC/司法試験 難関法科大学院コース:667,450円(税込) 基礎講座のみ、大学別対策講座のみなど自由に選んで学習可能

      (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

      司法試験 通信講座のおすすめランキングの記事はこちら

      司法試験を受けるためには、法科大学院への進学あるいは予備試験に合格しなければなりません。

      そのため、ここでは法科大学院へ入学するのにおすすめの予備校を紹介します。

      アガルートには法科大学院入試対策の講座があり、関東圏、関西圏、全法科大学院から選べます。

      関東圏と関西圏のコースは全法科大学院のコースに比べると、費用を抑えられるので、関東あるいは関西の法科大学院を目指している方は、希望に合わせてコースを選ぶとよいでしょう。

      伊藤塾は2022年の法科大学院入試で500名の合格者を輩出しています。

      司法試験でも圧倒的な合格率を誇る伊藤塾だからこそ、法科大学院の入試対策はもちろんのこと、司法試験を見据えたレベルの法律知識を身につけられるようなカリキュラムす。

      法律初学者でも理解できるような内容となっているので、これから勉強したい方にもおすすめです。

      LECは、入門講座と大学院別の対策講座が別々に提供されているため、ご自身のレベルに合わせてコースを選べます。

      また、1年目に入門講座で基礎力を身につけ、2年目で個別大学院対策する講座もあるので、初学者でも法律の基礎からしっかりと学べるので安心です。

      他にも司法試験 通信講座のおすすめはこちらの記事で詳しく紹介しているので、ご自身にぴったりの通信講座を選んでみてください。

      司法試験 通信講座のおすすめランキングはこちら

      3位 医師国家資格

      (引用元:厚生労働省HP)

      項目 内容
      ジャンル 医療関係
      受験資格
      • 日本の大学の医学科を卒業した方
      • 医学科を卒業見込みの方
      • 海外の医学校を卒業した方 など
      試験概要 選択式、計算問題
      試験日 年1回(2月)
      学習時間 6年
      合格率 90%前後
      独学できるか できない

      (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

      医師国家資格とは、医師免許を取得するための国家資格です。

      医師と名乗り、医療行為をするためには医師免許がなければなりません。

      実際に医師として医療行為をするためには、大学の医学部に入学後、6年間の医学課程を修了し、医師国家資格に合格後、さらに2年間研修医として、臨床経験を積む必要があります。

      実施年 合格率
      2023年 91.6%
      2022年 91.7%
      2021年 91.4%
      2020年 92.1%
      2019年 89.0%
      2018年 90.1%

      (引用元:厚生労働省公式HP)

      医師国家資格の合格率は例年90%前後です。

      司法試験に比べると合格率は非常に高いですが、医師国家試験を受験するためには医学部への入学、6年間の医学課程の修了などが必要なことから、非常に難しい国家資格といえます。

      4位 公認会計士

      (引用元:公認会計士・監査審査会HP)

      項目 内容
      ジャンル 会計・経営・労務関係
      受験資格 受験資格なし
      試験概要 短答式(年2回)、論文式(年1回)
      試験日 短答式(12月・5月)/論文式(8月)
      学習時間 3,000~5,000時間
      合格率 7~11%
      独学できるか 非常に難しい
      関連記事

      (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

      公認会計士は、主に企業の財務諸表が正確に作成されているのかをチェックする「財務諸表監査」を独占業務としています。

      公認会計士は財務諸表監査だけでなく、財務、経理、株式公開支援、会計コンサルティングなどさまざまな仕事にも携わっています。

      公認会計士は司法試験、医師と並ぶ三大国家資格ですが、受験資格がないため、学歴や経歴に関係なくチャレンジできる資格です。

      公認会計士に興味がある方はこちらの記事で公認会計士に向いている人やメリットなどについて詳しく紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。

      会社名 勉強時間
      CPA会計学院 3,000~4,000時間
      TAC 3,500時間
      資格の大原 3,000~5,000時間
      クレアール 3,000~5,000時間
      アガルート 3,000時間
      スタディング 3,000~4,000時間

      (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

      各予備校・通信講座の勉強時間の目安を調べたところ、最低3,000時間必要なことがわかりました。

      1日10時間勉強を1年間継続すると、3,000時間を超える計算になりますが、大学や仕事がある中で勉強するのは大変といえるでしょう。

      公認会計士の勉強時間についてはこちらの記事で科目別の勉強時間や学習スケジュールを紹介しているので、勉強する際に活用してみてください。

      実施年 合格率
      2023年 7.6%
      2022年 7.7%
      2021年 9.6%
      2020年 10.1%
      2019年 10.7%
      2018年 11.1%

      (引用元:公認会計士・監査審査会公式HP)

      2018年の合格率は11.1%ですが、2023年は7.6%と合格率は低下しています。

      公認会計士試験に受験資格はありませんが、勉強時間が3,000時間以上必要なこと、合格率も7~11%と低いことから、非常に難しい国家資格です。

      公認会計士の難易度や合格率についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ご覧ください。

      また、公認会計士の試験範囲は膨大であることや法改正や頻出問題の情報収集が必要なことから、独学での学習はおすすめしません。

      公認会計士の勉強法についてはこちらの記事で科目別の勉強法を解説しているので、勉強する際に参考にしてみてください。

      市販のテキストや問題集も少ないので、公認会計士の資格をお考えの方は、予備校や通信講座の利用を検討するとよいでしょう。

      公認会計士 予備校・通信講座のおすすめランキングはこちら

      公認会計士の資格を取得するのにおすすめの予備校・通信講座

      (引用元:TAC HP)

      予備校/講座名 価格 特徴
      CPA会計学学院/公認会計士講座 2年スタンダードコース(短答2回対応)
      通学︰750,000円(税込)
      通信︰720,000円(税込)
      2023年の公認会計士試験の合格者占有率︰50.9%
      資格の大原/公認会計士 2025年合格目標 2年初学者合格コース
      通学︰780,000円(税込)
      通信︰760,000円(税込)
      • 90.84%の講師が常勤講師
      • 2022年の合格者297名中初学者コース受講生は199名、合格者の半数以上が初学者
      TAC/公認会計士 2年L本科生:770,000円(税込)~
      ※キャンペーン価格:750,000円(税込)
      【5月31日まで】
      • 2006~2023年公認会計士論文式試験の合格者累計実績︰10,062名
      • 会計士試験に合格した優秀な講師

      (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

      公認会計士 予備校・通信講座のおすすめランキングの記事はこちら

      CPA会計学院は公認会計士に特化した予備校で、2023年の公認会計士試験の合格者占有率は50.9%と高い合格率を誇っています。

      高い合格実績の秘密は、分かりやすい講義と教材です。

      暗記ではなく理解することを重視しており、初学者でも理解できる内容なので安心して学習できるでしょう。

      資格の大原は大手の資格予備校で、講師の90.84%が常勤講師です。

      分からないことがあればすぐに質問できるので、効率よく学習を進められます。

      また、資格の大原の2022年合格者334名中、初学者コース受講生は1834名です。

      合格者の半数以上が初学者であることから、初学者にもわかりやすい講義内容であることがうかがえます。

      TACは2006~2023年公認会計士論文式試験の合格者累計実績は10,062名であり、高い合格実績があります。

      合格者を輩出し続けられているのは、TACの講師は全員公認会計士試験の合格者であることが一つの理由です。

      合格者であるからこそ、合格に必要な内容が講義やカリキュラム、教材などに盛り込まれており、受験生の悩みもしっかりと理解してもらえるでしょう。

      他にも公認会計士 予備校・通信講座のおすすめをこちらの記事で詳しく紹介しているので、予算やサポート内容などご自身に合ったものを選んでみてください。

      公認会計士 予備校・通信講座のおすすめランキングはこちら

      5位 不動産鑑定士

      (引用元:国土交通省HP)

      項目 内容
      ジャンル 不動産・建築関係
      受験資格 受験資格なし
      試験概要 短答式(択一マークシート方式)、論文式
      試験日 短答式(5月) 論文式(8月)
      学習時間 2,000~3,700時間
      合格率 5~6%
      独学できるか 難しい
      関連記事

      (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

      不動産鑑定士は、不動産の経済的な価値を適正に判定できる唯一の国家資格です。

      不動産鑑定士は、土地や建物の価格の判定だけでなく、土地や建物の有効な使い方を提案するコンサルティングなどの業務も行います。

      不動産の経済的な価値は時代とともに変化し、土地を利用する際には借地権、借家権などの権利関係も考慮する必要があることから、不動産の専門知識を持つ不動産鑑定士が重要な役割を果たしています。

      不動産鑑定士の試験には受験資格がないので、学歴や経歴に関係なく誰でもチャレンジできる国家資格です。

      会社名 勉強時間
      CPA会計学院 2,000時間
      TAC 2,000~3,700時間
      スタディング 2,000~3,700時間
      アガルート 3,000時間

      (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

      不動産鑑定士の勉強時間を調べたところ、2,000~3,700時間必要なことがわかりました。

      不動産鑑定士の試験に合格するためには、1~2年かかると考えておくとよいでしょう。

      実施年 短答式試験の合格率 論文式試験の合格率 短答式試験×論文式試験の合格率
      2023年 33.6% 16.5% 5.5%
      2022年 36.3% 16.4% 6.0%
      2021年 36.3% 16.7% 6.1%
      2020年 33.1% 17.7% 5.9%
      2019年 32.4% 14.9% 4.8%
      2018年 33.4% 14.8% 4.9%

      (引用元:国土交通省公式HP)

      不動産鑑定士の試験は短答式と論文式があり、短答式試験の合格率は32~36%、論文式試験の合格率は14~17%です。

      短答式試験と論文式試験の合格率を掛け合わせて考えると、不動産鑑定士の合格率は5~6%と非常に低いことがわかります。

      不動産鑑定士の試験は、短答式試験に合格した年を含めて3年以内であれば、短答式試験を受験せずに再度論文式試験を受験できます。

      そのため、1年ごとに短答式試験と論文式試験の合格を目指せます。

      とはいえ、合格率が低く、必要な勉強時間も長いことから、非常に難しい国家資格といえるでしょう。

      不動産鑑定士は難易度が高いことに加えて、論文式試験があるので独学はおすすめできません。

      論文式試験は論理の組み立て方や書き方のコツなどがあります。

      論文式試験に向けては一人で学習するのは難しく、講師に添削指導してもらうことで効率よく学習が進められます。

      不動産鑑定士の資格取得をお考えの方は、予備校や通信講座を検討してみるとよいでしょう。

      不動産鑑定士 通信講座はこちら

      不動産鑑定士の資格を取得するのにおすすめの予備校

      (引用元:TAC HP)

      予備校/講座名 価格 特徴
      アガルート・不動産鑑定士試験講座 論文式試験対策パック:217,800円 質問システムや月に1回のホームルーム
      TAC/不動産鑑定士講座 不動産鑑定士 1.5年L本科生Plus:Web通信講座:564,000円(税込) 12年間(2011年~2022年)累計の論文式試験合格者占有率72.4%の圧倒的な合格実績
      LEC/不動産鑑定士講座
      • 短答合格コース:140,000円
      • 短答+論文基礎コース:320,000円
      • 短答+論文フルコース:400,000円
      • 論文合格コース:330,000円
      LEC専任講師が考え抜いたオリジナルテキスト

      (各予備校の情報を基に独自に作成)

      不動産鑑定士 通信講座の記事はこちら

      TACは、12年間(2011年~2022年)累計の論文式試験合格者占有率72.4%の圧倒的な合格実績を誇っています。

      そのような高い合格実績があるTACの魅力は、試験傾向に合わせて改定されるオリジナルテキストです。

      TACでは常に本試験の傾向を分析しオリジナルテキストに反映しているため、使用している教材で毎年本試験を的中させています。

      TACのテキストだけをやれば合格に必要な知識や能力が身につくでしょう。

      LECでは、初学者でもわかりやすいようにLEC講師がレイアウトや表記、内容まで考え抜いたテキストを使用します。

      テキスト同士がリンクしているところが記載してあるテキストなので、復習しやすく、理解を深めるのにも役立つでしょう。

      公式サイトからTACとLECのテキストの内容を確認できるので、気になった方はそれぞれの公式サイトをチェックしてみてください。

      また、TACとLECの不動産鑑定士講座をこちらの記事で詳しく比較しているので、どちらにしようか迷った際にはチェックしてみてください。

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      6位 司法書士

      (引用元:法務省HP)

      項目 内容
      ジャンル 法律関係
      受験資格 受験資格なし
      試験概要 筆記試験(択一式・記述式)、口述試験
      試験日 筆記試験(7月) 口述試験(10月)
      学習時間 3,000時間
      合格率 4~5%
      独学できるか 難しい
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      (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

      司法書士試験は、司法書士の業務を行う上で必要な知識や能力を備えているかを判定する国家試験です。

      司法書士は主に不動産登記・商業登記の登記業務を行います。

      現在では成年後見業務や簡裁訴訟代理、中小企業を中心とした企業法務のコンサルタントなど業務内容は多岐にわたります。

      司法書士試験は受験資格がなく、誰でも挑戦できる国家資格です。

      会社名 勉強時間
      CPA会計学院 3,000時間
      TAC 3,000時間
      アガルート 3,000時間
      スタディング 3,000時間
      ユーキャン 3,000時間
      フォーサイト 3,000時間
      LEC 3,000時間

      (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

      予備校や通信講座の目安の勉強時間を調査したところ、司法書士試験に合格するためには、3,000時間の勉強時間が必要なことがわかりました。

      働きながら資格取得を目指す場合は、1~2年の学習期間が必要と考えておくとよいでしょう。

      実施年 合格率
      2023年 5.2%
      2022年 5.2%
      2021年 5.1%
      2020年 5.2%
      2019年 4.4%
      2018年 4.3%

      (引用元:法務省公式HP)

      司法書士の合格率は、2018年と2019年は4%台、2020年~2022年は5%台でした。

      司法書士試験には受験資格がありませんが、合格率は安定して低く、勉強時間も長いことから難しい国家資格といえるでしょう。

      また、司法書士試験の試験科目には、不動産登記法や商業登記法などのイメージしにくい法律を扱う科目があり、理解しにくい傾向にあります。

      独学での学習をお考えの方は、司法書士の独学についてこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

      そのため、初学者の方は独学ではなく、予備校や通信講座での学習がおすすめです。

      司法書士 通信講座のおすすめランキングはこちら

      司法書士の資格を取得するのにおすすめの通信講座

      (引用元:ユーキャンHP)

      予備校/講座名 価格 特徴
      クレアール/司法書士講座 2025年合格目標合格ルート1年スタンダードコース:360,000円(税込)
      ※3月特別価格:179,000円(税込)【4月3日まで延長】
      「非常識合格法」を基にした 戦略的なカリキュラム
      ユーキャン/司法書士講座 司法書士講座:169,000円(税込) 初学者でもわかりやすいテキスト

      (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

      司法書士 通信講座のおすすめランキングの記事はこちら

      クレアールもユーキャンも添削指導があり、質問もできるので初学者の方におすすめです。

      クレアールは、司法書士試験の出題傾向を分析し、基本的な問題を正確に処理できる能力を習得することで、短期合格を目指す「非常識合格法」を軸とした戦略的なカリキュラムが魅力です。

      司法書士試験の試験範囲は膨大ですが、合格に必要な範囲を反復して学習していくため短期間で合格を目指せるでしょう。

      ユーキャンは、初学者でもわかりやすいテキストなので法律の知識がない方でも安心して始められます。

      イラストや図が豊富に使用されているので、文章だけではイメージしにくいところも理解しやすいように工夫されています。

      他にも司法書士 通信講座のおすすめはこちらの記事で詳しく紹介しているので、それぞれの通信講座の違いをチェックしてみてください。

      司法書士 通信講座のおすすめランキングはこちら

      7位 弁理士

      (引用元:特許庁HP)

      項目 内容
      ジャンル 法律関係
      受験資格 受験資格なし
      試験概要 短答式、論文式(必須科目・選択科目)、口述式
      試験日 短答(5月) 論文(7月) 口述(10月)
      学習時間 3,000時間
      合格率 6~9%
      独学できるか 難しい
      関連記事

      (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

      弁理士は、特許権や商標権などの産業財産権に関する手続きを業務としてできる国家資格です。

      弁理士は開発者や企業から産業財産権の申請の依頼を受けると、開発者や企業が権利を取得できるように調査や検討を行い、出願申請も代理で行います。

      開発者や企業が生み出した知的財産を保護し、活用するのに重要な役割を果たしています。

      弁理士の仕事内容やメリットについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、弁理士に興味がある方は参考にしてみてください。

      会社名 勉強時間
      CPA会計学院 3,000時間
      スタディング 3,000時間
      TAC 2,000~3,000時間
      アガルート 3,000時間
      資格スクエア 3,000時間

      (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

      予備校や通信講座で弁理士の目安勉強時間を調査したところ、弁理士試験に合格するために必要な勉強時間は3,000時間であることがわかりました。

      また、弁理士の合格率は下記です。

      実施年 合格率
      2023年 6.1%
      2022年 6.1%
      2021年 6.1%
      2020年 9.7%
      2019年 8.1%
      2018年 7.2%

      (引用元:特許庁公式HP)

      弁理士の合格率は、2020年は9.7%と10%近くありましたが、2021年と2022年は6.1%と非常に低く推移しています。

      弁理士試験の勉強時間の長さや合格率が低さは、試験の科目と形式が影響しているでしょう。

      弁理士試験の試験科目は、特許法や商標法などの法律科目であり、法律を学んだことのない方にとっては理解するのに非常に時間がかかります。

      また、弁理士試験には論文式試験があり、文章の表現の仕方や考察によって点数が変わってくるため、自分の書いた解答が何点になるのかを客観的に判断するのが困難です。

      そのため、弁理士の資格を独学で取得するのは非常に難しいといえるでしょう。

      弁理士の資格をお考えの方は、予備校や通信講座の利用を検討してみてください。

      弁理士 通信講座のおすすめランキングはこちら

      弁理士の資格を取得するのにおすすめの予備校・通信講座

      (引用元:TAC HP)

      予備校/講座名 価格 特徴
      資格スクエア/弁理士講座 基礎・短答・論文パック:237,600円(税込)
      • 講師満足度96.4%の実績のある講師陣
      • 質問が気軽にできる
      LEC/弁理士講座 1年合格ベーシックコース
      通学:549,000円(税込)
      通信:505,000円(税込)
      ※キャンペーン価格:
      通学:489,000円(税込)
      通信:445,000円(税込)
      【5月31日まで】
      • 2017~2023年度の弁理士試験の初回受験合格者の5人に4人がLEC出身
      • 本試験に徹底的な分析により作成されたオリジナルテキスト
      TAC/弁理士 1年本科生:385,000円(税込)
      ※キャンペーン価格:308,000円(税込)
      【4月30日まで】
      1年目に短答式試験に不合格でも、次年度合格目標の「基本講義(逐条編)条約・不著」と「短答答練パック」を無料で受講可能

      (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

      弁理士 通信講座のおすすめランキングの記事はこちら

      資格スクエアは講師満足度96.4%の実績のある講師陣がわかりやすく講義してくれるので、初学者でも理解しながら学習が進められます。

      また、講義画面からワンクリックで気軽に質問できたり、質問機能で寄せられた質問と回答が閲覧できたりするのも魅力です。

      LECは、2022年度の弁理士試験の初回受験合格者20名という高い合格実績を誇っています。

      高い合格実績の秘密は、LEC講師による本試験の徹底的な分析により作成されるオリジナルのテキストです。

      合格に必要な情報を講義テキストに一元化し、効率よく学習できるような工夫がされています。

      TACでは弁理士試験に精通した実務家講師を採用しており、初学者でもわかりやすいオリジナルテキストを使用しながら学習を進めていきます。

      2年間で弁理士試験の合格を目指すコースでは、1年目に短答式試験の合格が目標です。

      もし1年目に短答式試験に不合格でも、次年度合格目標の「基本講義(逐条編)条約・不著」と「短答答練パック」を無料で受講できるので安心です。

      他にも弁理士 通信講座のおすすめはこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

      弁理士 通信講座のおすすめランキングはこちら

      8位 税理士

      (引用元:国税庁HP)

      項目 内容
      ジャンル 会計・経営・労務関係
      受験資格 学識要件、資格要件、職歴要件あり
      試験概要 記述式
      試験日 年1回(8月)
      学習時間 2,000~3,000時間
      合格率 15~20%
      独学できるか できる
      関連記事

      (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

      税理士は税務の専門家として、税務相談や税務代理、税務書類の作成ができる国家資格です。

      また会計業務のサポートや税務・会計の側面からの会社経営相談などのアドバイスを行うコンサルティング業務も行います。

      税理士は景気に左右されない職業であり、安定的に仕事が確保できるため、人気の高い国家資格です。

      税理士試験には受験条件があり、学識要件、資格要件、経歴要件のいずれかを満たす必要があります。

      • 大学、短大の卒業者で、法律学か経済学を履修した方
      • 大学3年次以上で、法律学か経営学を1科目以上62単位以上を取得した方
      • 司法試験合格者
      • 公認会計士試験の短答式試験の合格者
      • 日商簿記検定1級合格者
      • 全経簿記検定上級合格者
      • 法人又は事業行う個人の会計に関する事務に2年以上従事した方

        予備校や通信講座の税理士の勉強時間を調査した結果が下記です。

        会社名 勉強時間
        CPA会計学院 2,500時間
        アガルート 2,000~2,500時間
        スタディング 2,500~3,000時間
        TAC 2,000時間
        LEC 2,250時間

        (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

        税理士試験に合格するためには、2,500~3,000時間の勉強が必要なことがわかりました。

        税理士試験は11科目中5科目の試験に合格すれば取得できる国家資格なので、選択した科目や事前の知識量によっても勉強時間には差が出てきます。

        税理士試験の勉強時間については各科目の勉強時間までこちらの記事で紹介しているので、勉強を始める前にチェックしておくことで学習の予定が立てやすいでしょう。

        実施年 合格率
        2023年 21.7%
        2022年 19.5%
        2021年 18.8%
        2020年 20.3%
        2019年 18.1%
        2018年 15.3%

        (引用元:国税庁公式HP)

        税理士試験の合格率は、2018年は15.3%と低めですが、2019~2022年は18~20%と比較的高めです。

        税理士試験は独学で合格した方のブログなどもあるため、独学での合格は不可能ではありません。

        しかし、働きながら税理士試験の合格を目指す場合には効率よく学習を進めることが重要であるため、予備校や通信講座を検討してみるとよいでしょう。

        税理士試験 通信講座のおすすめランキングはこちら

        税理士の資格を取得するのにおすすめの予備校・通信講座

        (引用元:TAC HP)

        会社名/講座名 価格 特徴
        資格の大原/税理士講座 9月開講 簿記・財表初学者一発合格パック:383,000円(税込) 2023年度の税理士試験の官報合格占有率は53.3%
        LEC/税理士講座 税理士簿財横断コース
        通信:225,500円(税込)
        通学:247,500円(税込)
        「簿記論」「財務諸表論」を同時に合格できる効率的な講義
        TAC/税理士講座 8月・9月入学 基礎マスター+上級コース「簿記論」:230,000円(税込) 講師の受講生満足度が95.5%

        (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

        税理士試験 通信講座のおすすめランキングの記事はこちら

        税理士試験は5科目選択して受験しますが、一度に5科目すべて受験する必要はなく、一度合格した科目はずっと有効であるため1科目ずつ受験しても構いません。

        初学者は必須科目である「簿記論」からの学習、可能であれば「財務諸表論」の同時受験を推奨している資格予備校が多数あります。

        そのため、ここでは「簿記論」と「財務諸表論」のおすすめの講座を紹介しています。

        資格の大原は、2023年度の税理士試験の官報合格占有率は53.3%という高い合格実績を誇る予備校です。

        高い合格実績を支えているのが、受験指導に精通した専任講師によるサポートです。

        大原は専任講師がマンツーマンで学習方法をアドバイスしてくれ、講義だけでなく自宅での学習スケジューリングまで丁寧に行ってくれるので、初学者の方でも安心でしょう。

        LECは「簿記論」と「財務諸表論」の共通部分に着目し、重複が少ない講義をしてくれるので、学習時間を180時間も短縮し、効率的に学習できます

        また、「教えてチューター」といういつでも質問や相談ができるサービスがあるので、疑問をすぐに解消しつつ、効率よく勉強を進めていけるでしょう。

        TACの魅力は高い指導力のある講師陣で、講師の受講生満足度は95.5%であり、分かりやすい講義はもちろんのこと、丁寧な質問対応により受験生を徹底的にサポートしてくれます。

        他にも税理士試験 通信講座のおすすめはこちらで詳しく解説しているので、予算や教材のボリュームなどご自身に合ったものを選んでみてください。

        税理士試験 通信講座のおすすめランキングはこちら

        9位 一級建築士

        (引用元:公益財団法人 建築技術教育普及センター)

        項目 内容
        ジャンル 不動産・建築関係
        受験資格 学歴要件、資格要件あり
        試験概要 学科試験(択一式)、 設計製図試験
        試験日 学科(7月)設計製図(10月)
        学習時間 700~1,500時間
        合格率 10~12%
        独学できるか できる
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        (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

        一級建築士は国土交通大臣からの許可を受け、一定規模以上の建築物の設計や工事監理などの業務をする専門家です。

        一級建築士は超高層ビルや病院などあらゆる建築物の配置やデザイン、構造、電気や空調などの設備に至るまでさまざまな設計にかかわります。

        責任は大きいですが、やりがいや達成感が味わえるでしょう。

        一級建築士試験は、大学などで指定の科目を履修していることや二級建築士の資格を持っていることなどの受験資格があります。

        また、一級建築士の免許登録要件として、2年間の実務経験も必要です。

        会社名 勉強時間
        アガルート 1,000~1,500時間
        TAC 700時間
        スタディング 1,000~1,500時間

        (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

        一級建築士の試験に合格するための勉強時間を調査したところ、1,000~1,500時間の勉強が必要なことがわかりました。

        実務経験の有無や知識量によって勉強時間は異なりますが、学科試験は科目数も多いため、長期間の学習が必要です。

        実施年 合格率
        2023年 9.9%
        2022年 9.9%
        2021年 9.9%
        2020年 10.6%
        2019年 12.0%
        2018年 12.5%

        (引用元:建築技術教育 普及センター公式HP)

        一級建築士試験の合格率は2018年で12.5%ですが、2021年と2022年は10%を下回る合格率です。

        建築の知識がある方や実務経験がある方が受験する国家資格にもかかわらず、合格率は10%程度と低いことから、非常に難しい国家資格といえるでしょう。

        一級建築士の難易度についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

        一級建築士試験は独学で学習を進めることも可能です。

        一級建築士の独学についてこちらの記事でおすすめのテキストなどを紹介しているので、独学での受験をお考えの方は参考にしてみてください。

        しかし、製図は独学だと何が正解なのかを判断することが難しいため、予備校や通信講座の検討をおすすめします。

        一級建築士 通信講座のおすすめランキングはこちら

        一級建築士の資格を取得するのにおすすめの予備校・通信講座

        (引用元:TAC HP)

        会社名/講座名 価格 特徴
        スタディング/建築士講座 1級建築士学科・製図総合コース[2024年合格目標]:99,000円(税込) スマホ1台で隙間時間に学習可能
        TAC/一級建築士 学科本科生:407,000円(税込)
        設計製図本科生:198,000円(税込)
        モバイル問題集で通勤時間や隙間時間を有効活用
        日建学院/一級建築士 1級建築士学科本科Webコース:770,000円(税込) CGやアニメーションなどを使った映像学習

        (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

        一級建築士 通信講座のおすすめランキングの記事はこちら

        スタディングはスマホ1台で隙間時間に学習できるので、忙しい方でも学習しやすい環境です。

        学科対策では、合格に必要な知識のみを厳選して動画講義、テキスト、問題集に落とし込んであります。

        また、設計製図対策でも動画学習が可能となっているので、隙間時間に効率よく学習が進められます。

        スタディング建築士講座の評判や口コミはこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。

        TACは学科対策と設計製図対策でコースがわかれており、必要なコースだけを受講可能です。

        TACの設計製図コースには講師のコメントが付いた丁寧な添削があり、TACの受講生の96%が講師の指導に満足しています。

        TACの建築士講座はやや費用が高めですが、教育訓練給付制度の対象コースがあり、一定の条件を満たして修了すると、受講料の20%がハローワークから給付金として支給されるので、上記の料金より安く受講できます。

        また、学科試験に不合格の場合には、設計製図対策コースの開講前であれば全額返金してもらえるので、安心して学習をスタートできるでしょう。

        日建学院は、高品質の動画講義が魅力です。

        日建学院の動画講義は、教室の後ろから定点撮影したものではなく、最新鋭の設備と技術を備えた自社スタジオで、完全オリジナル撮影と編集を行っています。

        現場の映像やCG、アニメーションなども使いながら講義が進んでいくので、記憶に残りやすい工夫がされています。

        他にも一級建築士 通信講座のおすすめはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

        一級建築士 通信講座のおすすめランキングはこちら

        10位 気象予報士

        (引用元:一般財団法人 気象業務支援センター)

        項目 内容
        ジャンル 生活関係
        受験資格 受験資格なし
        試験概要 多肢選択式、記述式
        試験日 年2回(8月・1月)
        学習時間 800~1,000時間
        合格率 4~6%
        独学できるか できる
        関連記事

        (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

        気象予報士は、気象現象などの予報業務などができる気象関連の唯一の国家資格です。

        気象予報士は気象庁が提供する気象衛星の画像や気象レーダーのデータなどの情報をもとに気象情報を予測し、個人や企業、地域に合わせた予報を行います。

        台風などの災害が危惧される場合には、防災に関する注意を促すなど、人々の命にもかかわる重要な役割を果たしています。

        気象予報士の資格を取得した後は、民間の気象会社への就職だけでなく、気象防災アドバイザーとしても活躍できるでしょう。

        気象予報士試験に合格するためには、ユーキャンによると800~1,000時間勉強する必要があるようです。

        気象予報士試験には専門的な知識が必要になることから、1日2時間勉強を続けても合格までには1~1.5年かかります。

        実施年 第1回試験の合格率 第2回試験の合格率
        2022年 6.0% 4.8%
        2021年 4.2% 4.9%
        2020年 5.8% 5.6%
        2019年 4.5% 5.8%
        2018年 5.4% 4.7%

        (引用元:気象業務支援センター公式HP)

        気象予報士試験は年2回行われますが、それぞれの合格率は上記です。

        直近5年間で最も低いのは2021年の4.2%、最も高くても2022年の6.0%と非常に低く、全体的には5%程度で安定しています。

        気象予報士試験には受験資格がなく、誰でも挑戦できる国家資格です。

        とはいえ、専門知識が必要なため長い勉強時間がかかり、合格率も低いことから、非常に難しい資格といえるでしょう。

        気象予報士試験は、独学での学習もできます。

        気象予報士試験の独学についてこちらの記事で勉強法やおすすめのテキストを紹介しているので、独学をお考えの方は参考にしてみてください。

        しかし、試験範囲が広く理系の専門知識が必要なことから、効率よく学習を進めたい方は予備校や通信講座を検討してみるとよいでしょう。

        気象予報士 通信講座のおすすめランキングはこちら

        気象予報士の資格を取得するのにおすすめの予備校・通信講座

        (引用元:ユーキャンHP)

        予備校/講座名 価格 特徴
        ユーキャン/気象予報士講座 69,000円(税込) 初学者でもわかりやすいテキスト
        オンスク.JP/気象予報士 気象予報士・専門知識講座
        月額:1,628円(税込)~
        ウケホーダイ-スタンダード【12ヵ月パック】:15,400円(税込)
        学習スタイルや期間を柔軟に選べるので、予算に合わせて選択可能
        お天気学園/気象予報士講座 総合学習コース:308,000円(税込) 定期的なチェックテストで苦手を確認しながら学習可能

        (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

        気象予報士 通信講座のおすすめランキングの記事はこちら

        ユーキャンは初学者でもわかりやすいテキストが魅力です。

        ユーキャンの受講生の84%が気象予報の知識がない方なので、テキストは図表やイラストを豊富に使用して理解しやすい工夫がされています。

        また、CGを使って気象現象の原理を立体的に解説したDVDがあるので、気象現象の基本がイメージしやすくなっています。

        オンスク.JPは定額料金で60講座以上が受講できる通信講座です。

        入会金は必要なく、月額支払いの場合1,078円(税込)~受講でき、一括払いを選択すればもっとお得に受講できます。

        オンスク.JPは、初期費用を抑えながら気象予報士試験の講座を受講できるので、気軽に学習を始められるでしょう。

        お天気学園はその名の通り、天気について詳しく学べる予備校です。

        初学者でもわかりやすいように図を多用しながら講義が進むので、初めて天気図を見る方でもしっかりと理解できます。

        また、授業終了ごとにチェックテストがあるので、苦手な部分を確認しながら学習を進めていけるので、初学者の方にも安心です。

        他にも気象予報士試験 通信講座のおすすめはこちらの記事で詳しく解説しているので、予算や学習環境などを参考にして選んでみてください。

        気象予報士 通信講座のおすすめランキングはこちら

        11位 中小企業診断士

        (引用元:一般社団法人 中小企業診断協会)

        項目 内容
        ジャンル 会計・経営・労務関係
        受験資格 受験資格なし
        試験概要 第1次試験(筆記式)、第2次試験(筆記式、口述式)
        試験日 第1次試験(8月)、第2次試験 (筆記式は10月、口述式は12月)
        学習時間 800~1,000時間
        合格率 4~7%
        独学できるか できる
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        (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

        中小企業診断士は、企業の経営課題に関する診断やアドバイスを行うための専門知識やスキルを兼ね備えたスペシャリストです。

        中小企業診断士の学習をすることで、経営戦略や財務・会計、マーケティングなど企業経営にかかわる知識をバランスよく身につけられます。

        現在の仕事に生かしてキャリアアップしたい方はもちろんのこと、経営コンサルティング会社に転職したい方や経営コンサルタントとして独立したい方にもおすすめです。

        中小企業診断士のメリットや向いている人についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、中小企業診断士に興味がある方はチェックしてみてください。

        会社名 勉強時間
        TAC 1,000時間
        LEC 800~1,000時間
        スタディング 1,000時間
        アガルート 1,000時間
        フォーサイト 1,000時間

        (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

        中小企業診断士の勉強時間を調査したところ、勉強時間は800~1,000時間必要とわかりました。

        中小企業診断士は、企業経営にかかわる知識を広く学習する必要があるため、必要な勉強時間は長くなる傾向にあります。

        中小企業診断士の勉強時間についてはこちらの記事で科目別の勉強時間まで解説しているので、勉強を始める前にチェックしてみてください。

        実施年 1次試験の合格率 2次試験の合格率 1次試験×2次試験の合格率
        2023年 29.6% 18.9% 5.6%
        2022年 28.9% 18.3% 5.3%
        2021年 36.4% 18.4% 6.7%
        2020年 42.5% 18.3% 7.8%
        2019年 30.2% 18.8% 5.7%
        2018年 23.5% 19.4% 4.6%

        (引用元:中小企業診断協会公式HP)

        中小企業診断士の試験は、第1次試験の筆記試験、第2次試験の筆記試験と口述試験があります。

        第1次試験の合格率は、直近5年間で最も低いのは2018年23.5%、最も高いのは2020年42.5%であり、20%程度も差があることがわかりました。

        第2次試験の合格率は第1次試験よりも低く、18%程度です。

        第1次試験と第2次試験を掛け合わせた合格率は4~7%と低く、中小企業診断士は非常に難しい国家資格といえます。

        中小企業診断士は独学で合格している方もいるため、独学での学習もできます。

        中小企業診断士の独学についてはこちらの記事でおすすめのテキストやスケジュールの立て方まで解説しているので、独学をお考えの方は参考にしてみてください。

        しかし、中小企業診断士は試験範囲が広いため、仕事をしながら合格を目指す方には効率よく学習できる予備校や通信講座の利用がおすすめです。

        中小企業診断士 通信講座のおすすめランキングはこちら

        中小企業診断士の資格を取得するのにおすすめの通信講座

        予備校/講座名 価格 特徴
        スタディング/中小企業診断士 1次2次合格コーススタンダード:53,900円(税込) 音声・テキスト・学習マップで隙間時間に学習可能
        クレアール/中小企業診断士 2024年合格目標1次2次ストレート合格スタンダードコース:200,000円(税込)
        ※3月割引価格:140,000円(税込)【4月3日まで延長】
        非常識合格法を軸にした独自のメソッド
        診断士ゼミナール/中小企業診断士合格講座 1次2次試験プレミアムフルコース;59,780円(税込)
        ※キャンペーン価格:52,780円(税込)
        【4月30日まで】
        アニメーションやイラストを用いた楽しくわかりやすい映像講義

        (各通信講座の情報を基に独自に作成)

        中小企業診断士 通信講座のおすすめランキングの記事はこちら

        スタディングは、スマホやタブレットで学習が進められるので、通勤時間や休み時間などの隙間時間を有効活用できます

        動画や音声でインプット学習を行い、スマホで過去問セレクト講座を解くことで理解度を確認できるので、隙間時間で着実に実力アップできるでしょう。

        スタディングの中小企業診断士の評判はこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。

        クレアールは、中小企業診断士は確実に60%の得点を確保すれば合格できるという試験の特性に着目し、合格のために必要な論点だけに絞って学習を進めるのが特徴です。

        学習範囲を限定しているため、テキストの分量が抑えられ、短期間での合格を目指せます。

        診断士ゼミナールは、楽しくわかりやすい映像講義が魅力です。

        アニメーションやイラストを多用するため、初学者でも理解しやすい工夫がされています

        また、テキストもフルカラーでイラストや図表をふんだんに使用しているため楽しく学習を進めていけるでしょう。

        他にも中小企業診断士 通信講座のおすすめはこちらの記事で詳しく解説しているので、予算やサポート内容などご自身にぴったりなものを選んでみてださい。

        中小企業診断士 通信講座のおすすめランキングはこちら

        12位 社会保険労務士

        (引用元:全国社会保険労務士会連合会 試験センターHP)

        項目 内容
        ジャンル 会計・経営・労務関係
        受験資格 学歴要件、経歴要件、資格要件あり
        試験概要 マークシート形式(択一式・選択式)
        試験日 年1回(8月)
        学習時間 800~1,000時間
        合格率 5~7%
        独学できるか できる
        関連記事

        (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

        社会保険労務士(社労士)は社会保険や労働関係の法律の専門家として、医療保険や年金制度などの相談対応や企業の人事・労務全般に関するアドバイスを行います。

        社労士の主な業務内容は、健康保険や雇用保険、厚生年金などの書類の作成や提出の代行業務、就業規則や労働者名簿、賃金台帳などの帳簿書類の作成です。

        また、働き方が多様化する中で企業内では解決するのが難しい人事労務関係の問題に対して、専門家としてコンサルティング業務をすることもあります。

        社労士は社会保険や法律などの知識を駆使しながら、労働者のサポート役として重要な役割を果たしています。

        社労士の仕事内容や年収などについてこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。

        社労士試験には受験資格があり、下記のいずれかを満たしている必要があります。

        • 短大卒と同等以上の学歴がある方
        • 一定の実務経験がある方
        • 行政書士資格の保有者

          社労士の試験内容についてはこちらの記事で受験資格や試験範囲などを解説しているので、ぜひご覧ください。

          予備校や通信講座の社労士の勉強時間を調査した結果は下記です。

          会社名 勉強時間
          CPA会計学院 1,000時間
          TAC 800~1,000時間
          資格の大原 800~1,000時間
          クレアール 800~1,000時間
          アガルート 800~1,000時間
          スタディング 800~1,000時間
          LEC 800~1,000時間
          ユーキャン 1,000時間
          フォーサイト 800~1,000時間
          キャリカレ 1,000時間

          (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

          調査結果から、社労士試験に合格するためには800~1,000時間の勉強が必要なことがわかりました。

          社労士試験は10分野8科目が試験範囲となっており、科目ごとに合格基準点が決められているため、まんべんなく学習を進めていく必要があり、長い勉強時間の確保が必要です。

          社労士の勉強時間についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

          実施年 合格率
          2023年 6.4%
          2022年 5.3%
          2021年 7.9%
          2020年 6.4%
          2019年 6.6%
          2018年 6.3%

          (引用元:全国社会保険労務士会連合会 試験センター公式HP)

          社労士試験の合格率は、2018~2020年は6%台ですが、2022年は5%台まで合格率が下がっています。

          社労士試験の合格率が5~7%と非常に低いのは、試験範囲が広いことと、科目ごとに決められた合格基準点に満たないものが1科目でもあれば合格できないという受験制度が理由です。

          合格基準点が調整されることもありますが、全体で6~7割の点数を獲得する必要があるため、非常に難しい試験です。

          社労士試験の独学についてはこちらの記事で学習スケジュールやおすすめのテキストなどを紹介しているので、独学をお考えの方は学習を始める前に一読してみてください。

          独学で社労士試験に合格することは可能ですが、試験範囲が膨大なので効率よく学習を進めたい方は予備校や通信講座の利用を検討してみるとよいでしょう。

          社労士試験 通信講座のおすすめランキングはこちら

          社会保険労務士の資格を取得するのにおすすめの通信講座

          予備校/講座名 価格 特徴
          スタディング/社会保険労務士講座 社労士合格コースレギュラー[2024年合格目標]WEBテキスト付:59,800円(税込) AIを使って効率的な学習が可能
          クレアール/社会保険労務士 2024・25年目標 一発ストレート合格セーフティコース:248,000円(税込)
          ※3月割引価格:161,200円(税込)【4月3日まで延長】
          非常識合格法を基にした独自のカリキュラム
          フォーサイト/社会保険労務士・社労士通信講座 バリューセット1 2024年試験対策:78,800円(税込) 色を論理的に使ったフルカラーテキスト

          (各通信講座の情報を基に独自に作成)

          社労士試験 通信講座のおすすめランキングの記事はこちら

          スタディングはAIを使った効率的な学習が魅力です。

          AIにより科目別・単元別の点数の予測ができるため、どの科目に力を入れるべきなのかを把握しやすく、効率的に学習できるようになっています。

          また、成績に合わせてAIが復習日を設定してくれるので、復習するタイミングや問題を自分で考える必要がありません。

          スタディングを利用することで、試験範囲の広い社労士試験の学習を効率的に進められるでしょう。

          クレアールは、難問以外の7割の基本問題を押さえておけば合格できるという社労士試験の特性を利用した非常識合格法」のカリキュラムで効率的に学習を進められます

          学習内容だけでなく、優先順位がわかりやすい過去問の教材や重要な部分が目に入りやすい2色刷りのテキストなど、効率的に学習が進められるように教材にもこだわっているのが魅力です。

          クレアールの社労士講座の評判や口コミが気になる方はこちらの記事で詳しく解説しているので、チェックしてみてください。

          フォーサイトのテキストはフルカラーで、色にもこだわっているので記憶に定着しやすく、試験範囲が広く、暗記することが多い社労士試験でも効率的に学習が進められます。

          また、フォーサイトはスマホやタブレットなどで学習できるので、移動時間や休み時間など隙間時間を有効活用できます。

          どこでも学習できる環境は、仕事などで忙しい中でも資格取得に向けて頑張りたい方の強い味方となってくれるでしょう。

          クレアールの社労士講座の評判や口コミはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

          他にもおすすめの社労士 通信講座の講座についてこちらの記事で詳しく解説しているので、ご自身に合うものを選んでみてください。

          社労士試験 通信講座のおすすめランキングはこちら

          13位 土地家屋調査士

          (引用元:法務省HP)

          項目 内容
          ジャンル 不動産・建築関係
          受験資格 受験資格なし
          試験概要 筆記試験(作図・記述式)、口述試験
          試験日 年1回(筆記:10月、口述:1月)
          学習時間 800~1,200時間
          合格率 8~10%
          独学できるか できる
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          (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

          土地家屋調査士は、不動産登記の土地や建物の面積や形などの「表示に関する登記」を代理で申請する専門です。

          不動産登記は不動産の持ち主が登記するように法律で義務付けられており、持ち主本人が登記申請することもできます。

          しかし、申請には高度な法律知識が必要とされ、形状や面積は正確な情報を登記する必要があるため、非常に難しい手続きです。

          そのため、実際には土地家屋調査士に表示に関する登記を依頼しています。

          表示に関する登記は土地や建物の面積や形、使い方が変わるたびに申請する必要があり、今後も仕事がなくなることはありません。

          また、土地家屋調査士は受験資格がなく、誰でもチャレンジできる国家資格です。

          会社名 勉強時間
          スタディング 1,000時間
          LEC 800~1,200時間
          アガルート 1,000時間

          (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

          土地家屋調査士の勉強時間を調査したところ、800~1,200時間必要なことがわかりました。

          土地家屋調査士は法律の知識だけでなく、計算や作図のスキルも必要となるので、長時間の勉強が必要です。

          実施年 合格率
          2022年 9.6%
          2021年 10.4%
          2020年 10.4%
          2019年 9.7%
          2018年 9.5%
          2017年 8.7%

          (引用元:法務省公式HP)

          土地家屋調査士の試験は、直近5年間で最も高い年で10.4%、2017年は8.7%と非常に低い合格率です。

          勉強時間が1,000時間程度必要なことと、合格率も非常に低いことから、土地家屋調査士の資格に挑戦する際には強い覚悟をもって臨む必要があります。

          土地家屋調査士の資格は独学で合格する方もいるため、独学での学習もできます。

          土地家屋調査士の独学についてはこちらの記事でおすすめのテキストや勉強サイトを紹介しているので、独学をお考えの方は活用にしてみてください。

          しかし、土地家屋調査士は記述式試験であり、文章で解答する問題や作図の解答は一人で学習していても合っているのか判断しにくいため、予備校や通信講座の利用がおすすめです。

          土地家屋調査士 通信講座のおすすめランキングはこちら

          土地家屋調査士の資格を取得するのにおすすめの通信講座

          予備校/講座名 価格 特徴
          アガルート/土地家屋調査士試験講座・測量士補試験講座 ダブル合格カリキュラム:393,800円(税込)~ 定期カウンセリングありのコースも選択可能
          東京法経学院/土地家屋調査士 新・最短合格講座2024:279,800円(税込)
          ※キャンペーン価格:251,820円
          【4月8日まで】
          合格者424名中309名輩出という高い合格実績
          LEC/土地家屋調査士・測量士補 土地家屋調査士&測量士補W合格コース(全96回):385,000円(税込)~ 初学者と学習経験者にそれぞれ適したカリキュラムを提供

          (各通信講座の情報を基に独自に作成)

          土地家屋調査士 通信講座のおすすめランキングの記事はこちら

          アガルートは定期カウンセリングありのコースがあり、講師が個別で毎月の学習計画を立ててくれるのが魅力です。

          学習計画だけでなく、定期カウンセリング中に学習内容について質問があれば、その場で講義してもらえるので、迷うことなく学習を進められます。

          東京法経学院は、2022年度の土地家屋調査士試験の合格者424名中309名を輩出する高い合格実を誇ります。

          この高い合格実績を支えているのは、試験に精通した講師陣です。

          熟練の講師が講義を行うため安心して受講でき、試験傾向を徹底的に分析した上で問題を提供してもらえるため、さまざまなレベルや角度からの問題にも対応できるようになり、合格に近づけるでしょう。

          LECは初学者向けのカリキュラムと学習経験者向けのカリキュラムが別々に用意されており、レベルに合った指導が受けられます。

          初学者は学習全体の内容把握を行い、単元ごとに詳細に学習して、最後に実践的なテクニックを養っていきます。

          LECの考え抜かれたカリキュラムとわかりやすいLEC講師陣の丁寧な指導により短期合格が目指せるでしょう。

          他にも土地家屋調査士 通信講座のおすすめはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

          土地家屋調査士 通信講座のおすすめランキングはこちら

          14位 第三種電気主任技術者

          (引用元:一般財団法人 電気技術者試験センター)

          項目 内容
          ジャンル 電気関係
          受験資格 受験資格なし
          試験概要 五肢択一
          試験日 年2回(8月・3月)
          学習時間 1,000時間
          合格率 8~11%
          独学できるか できる

          (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

          電気主任技術者は、発電所や変電所、工場やビルなどに設置されている電気整備の保守・監督ができる国家資格です。

          電気事業法によって、事業用電気工作物を設置している事業主は電気主任技術者を選任しなければならないと定められており、社会的評価が高い資格といえるでしょう。

          電気主任技術者は、取り扱える電気工作物の規模の違いによって第三種から第一種に分類されています。

          第三種は電圧が5万ボルト未満の事業用電気工作物に限定されますが、第一種は全ての事業用電気工作物を取り扱い可能です。

          第三種は規模が限定されていますが、中小規模の工場や太陽光発電所、商業施設などの保安監督の業務に携われます。

          第三種電気主任技術者は受験資格がなく、誰でもチャレンジできる資格なので、電気関係とは異なる業界から転職するために資格を取得する方も珍しくありません。

          第三種は電気主任技術者の入り口となる国家資格ですが、試験範囲が広く非常に難しい資格です。

          会社名 勉強時間
          スタディング 1,000時間
          ユーキャン 1,000時間
          キャリカレ 1,000時間

          (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

          予備校や通信講座の第三種電気主任技術者の勉強時間を調査したところ、1,000時間必要なことがわかりました。

          試験は理系科目が多いので、理系科目が得意な場合はスムーズに学習を進められますが、苦手な場合は1,000時間以上かかることもあります。

          1年程度の学習期間が必要と考えておくとよいでしょう。

          実施年 合格率
          2022年 11.2%
          2021年 11.5%
          2020年 9.8%
          2019年 9.3%
          2018年 9.1%
          2017年 8.1%

          (引用元:電気技術者試験センター公式HP)

          第三種電気主任技術者試験の合格率は、2021年は11.5%ですが、2017~2020年は10%を切っており、国家資格の中でも難しい資格です。

          第三種電気主任技術者は独学での合格もできます。

          しかし、試験範囲が広く、理系科目が中心なので理系科目に苦手意識がある方は注意が必要です。

          電気関係とは異なる仕事をしている方や理系科目が苦手な方は、通信講座の利用を検討してみるとよいでしょう。

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          第三種電気主任技術者の資格を取得するのにおすすめの通信講座

          予備校/講座名 価格 特徴
          SAT/第三種電気主任技術者講座 E講座のみ:119,680円(税込)
          • 本質から理解することを重視した確実に合格できるカリキュラム
          • 10年分の過去問動画講義がある
          TAC/電気主任技術者(電験三種・二種) 4科目完全合格コース<電気数学付き>2024年度上期&下期合格目標:260,000円(税込) 学習の基礎となる電気数学から学習スタート

          (各通信講座の情報を基に独自に作成)

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          SATは技術系・現場系資格に特化した通信教育会社です。

          SATの教材は、知識ゼロの方でも理解できるように基礎から丁寧に講義が行われるので、本質から理解できるようになっています。

          また、過去10年分の過去問動画講義もあるので、実際に過去問を解いて分からないところがあっても、動画を見れば解決できるのも魅力です。

          TACは初学者と受験経験者では異なるカリキュラムが用意されています。

          初学者向けのコースでは、中学と高校の数学や物理から優しく教えてもらえるので、文系出身者や理系科目が得意でない方でも取り組みやすい内容です。

          丁寧に講義は進みますが、学習範囲は合格に必要となる知識のみに絞られているので、効率的に学習できるでしょう。

          他にも第三種電気主任技術者 通信講座のおすすめはこちらの記事で詳しく解説しているので、ご自身の予算やレベルに合わせて選んでみてください。

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          15位 行政書士

          (引用元:一般財団法人 行政書士試験研究センター)

          項目 内容
          ジャンル 法律関係
          受験資格 受験資格なし
          試験概要 択一式、記述式
          試験日 年1回(11月)
          学習時間 500~1,000時間
          合格率 10~15%
          独学できるか できる
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          (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

          行政書士は、行政への許認可申請が必要となる場合に提出する書類の作成や相談業務などができる国家資格です。

          他にも法人設立の際の定款作成や登記簿への登記、企業や個人事業主の会計業務の代理、個人の遺言書の作成や相談業務なども仕事内容に含まれます。

          法律の専門家として、企業の運営サポート役や個人の身近な相談役として活躍できます。

          行政書士は、司法書士や税理士、土地家屋調査士、社会保険労務士などの資格者と一緒に業務を進めることが多く、これらの資格を取得し、一人で行える業務を広げている方も珍しくありません。

          行政書士は受験資格がなく、誰でもチャレンジできるので、法律関係の国家資格の最初のステップとして取得する方がたくさんいます

          行政書士の収入や将来性についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、行政書士として働きたいとお考えの方はチェックしてみてください。

          会社名 勉強時間
          アガルート 600時間
          CPA会計学院 600時間
          スタディング 500~1,000時間
          ユーキャン 500~1,000時間
          LEC 500~1,000時間
          キャリカレ 500~800時間
          資格の大原 500~1,000時間

          (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

          予備校や通信講座で行政書士の勉強時間を調査したところ、500~1,000時間の勉強時間が必要なことがわかりました。

          法律について学んだことのない方にとっては理解しにくい部分もあるので、合格までに2~3年かかることもあります。

          行政書士試験の勉強時間についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、勉強を始める前に一読しておくことでスムーズに学習を進められるでしょう。

          実施年 合格率
          2023年 13.98%
          2022年 12.1%
          2021年 11.2%
          2020年 10.7%
          2019年 11.5%
          2018年 12.7%
          2017年 15.7%

          (引用元:行政書士試験研究センター公式HP)

          行政書士の合格率は2017年で15.7%ありましたが、2019~2021年は11%前後に低下しています。

          司法書士や社会保険労務士と比べると合格率が高く、目指しやすい国家資格ですが、法律の知識がない方にとっては難易度の高い国家資格といえるでしょう。

          行政書士試験の難易度や合格率についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

          行政書士試験は相対評価ではなく、合格基準を超えれば合格できる資格なので、独学でも学習を進めることはできます。

          行政書士の独学についてはこちらの記事でおすすめのテキストを紹介しているので、独学をお考えの方は活用してみてください。

          法律の知識がなく、市販のテキストだけでは不安な方は通信講座を検討してみるとよいでしょう。

          行政書士 通信講座のおすすめランキングはこちら

          行政書士の資格を取得するのにおすすめの通信講座

          (引用元:ユーキャンHP)

          予備校/講座名 価格 特徴
          フォーサイト/行政書士通信講座 バリューセット3 2024年試験対策:94,800円(税込)
          • バリューセット3は、もし不合格の場合には全額返金保証制度が適用
          • フルカラーのテキスト
          キャリカレ/行政書士 49,600円(税込)
          ※Web申込価格:39,600円(税込)
          ※キャンペーン価格:35,100円(税込)【4月15日まで】
          • 不合格なら全額保証
          • 講師によるマンツーマン指導
          ユーキャン/行政書士講座 63,000円(税込)
          • イラストで理解しやすいテキストと動画講義

          (各通信講座の情報を基に独自に作成)

          行政書士 通信講座のおすすめランキングの記事はこちら

          法律の知識がない方には、不合格の場合に全額返金保証制度のあるフォーサイトやキャリカレ、テキストや動画講義がわかりやすいユーキャンがおすすめです。

          フォーサイトはバリューセット3だけですが、不合格の場合には全額返金保証制度が適用されるので、初めて受験される方でも安心して学習が始められます。

          また、フォーサイトのテキストは合格するために必要な知識だけが書かれており、フルカラーでどこが重要なのかすぐにわかるようなテキストなので、効率よく学習できるでしょう。

          フォーサイトの行政書士講座の評判や口コミが気になる方は、こちらの記事をチェックしてみてください。

          キャリカレも不合格の場合には、全額返金してもらえます。

          また、キャリカレは学習を進める中で分からないことがあれば、講師に直接質問でき、丁寧に回答してもらえるので、法律の知識がない方でも迷うことなく学習を進めていけるでしょう。

          ユーキャンのテキストはイラストや図が豊富に使われているので、初学者にも理解しやすく、テキスト内のマンガと動画講義が連動しているので記憶にも残りやすいのが特徴です。

          また、質問もできるので分からないことがあればすぐに解決できる環境が整っています。

          ユーキャン行政書士講座の評判や口コミはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

          他にも行政書士試験 通信講座のおすすめはこちらの記事で詳しく解説しているので、希望の予算や学習スタイルに合ったものを選んでみてください。

          行政書士 通信講座のおすすめランキングはこちら

          ジャンル別に比較!国家資格の難易度ランキング

          資格を検討する際にはジャンル別の難易度ランキングも気になるところですよね。

          ここでは下記のジャンル別の難易度ランキングを紹介します。

          就職や転職だけでなく、キャリアアップにも資格取得は有効なので、現在働いている職種の中で役に立ちそうな国家資格はないかチェックしてみてください。

          会計・経営・労務に関する国家資格の難易度ランキング

          (引用元:ユーキャンHP)

          表は左右にスクロールできます。

          順位 国家資格名

          (選択で通信講座の記事へ)

          学習時間 合格率 受験資格
          1 公認会計士 3,000~5,000時間 7~11% なし
          2 税理士 2,000~3,000時間 15~20%
          • 大学、短大の卒業者で、法律学か経済学を履修した方
          • 大学3年次以上で、法律学か経営学を1科目以上62単位以上を取得した方
          • 司法試験合格者
          • 公認会計士試験の短答式試験の合格者
          • 日商簿記検定1級合格者
          • 全経簿記検定上級合格者
          • 法人又は事業行う個人の会計に関する事務に2年以上従事した方 など
          3 中小企業診断士 800~1,000時間 4~7% なし
          4 社労士 800~1,000時間 5~7%
          • 短大卒と同等以上の学歴がある方
          • 一定の実務経験がある方
          • 行政書士資格の保有者
          5 ファイナンシャル・プランナー(FP)1級 450~600時間 7~18%
          • 2級技能検定合格者で、FP業務に関する1年以上の実務経験がある方
          • FP業務に関する5年以上の実務経験がある方
          • 厚生労働省認定金融渉外技能審査2級の合格者で、1年以上の実務経験がある方

          (予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

          公認会計士と中小企業診断士は勉強時間も長く、合格率が低いことから、難易度の高い国家資格ですが、験資格がないので誰でもチャレンジできます

          特に公認会計士は3,000~5,000時間の勉強が必要であり、初学者であれば合格までに2~3年はかかることを覚悟して学習を始めましょう。

          税理士は指定された科目の履修や保有資格による資格要件があるので、誰でもチャレンジできる資格ではありませんが、独立も可能なので生涯現役で働ける魅力的な資格です。

          社労士は受験資格がありますが、税理士やFP1級に比べると厳しくないので、全く異なる業種から挑戦できます

          FP1級は実務経験の要件があることから、他業種からはチャレンジしにくい資格です。

          FP業務に携わっており、キャリアアップのために受験する方向けの国家資格といえるでしょう。

          法律に関する国家資格の難易度ランキング

          (引用元:ユーキャンHP)

          表は左右にスクロールできます。

          順位 国家資格名 学習時間 合格率 受験資格
          1 司法試験・予備試験 2,000~10,000時間 4%前後 なし
          2 司法試験 3,000~6,000時間 30~45%
          • 法科大学院課程の修了者
          • 司法試験予備試験の合格者
          3 司法書士 3,000時間 4~5% なし
          4 弁理士 3,000時間 6~9% なし
          5 行政書士 500~1,000時間 10~15% なし

          (予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

          法律関係の国家資格は、司法試験以外は受験資格がありません。

          司法試験予備試験や司法書士、弁理士は受験資格がないものの、法律の知識がない方にとっては理解しにくい部分のあるため長期間の学習期間が必要です。

          合格率も非常に低く、合格までに数年かかることも珍しくありません。

          法律関係の国家資格の中でも行政書士は比較的勉強時間も短く、受験資格もないことからチャレンジしやすい国家資格です。

          法律の知識がない方で法律関係の国家資格にチャレンジしたいとお考えの方は、まず行政書士にチャレンジしてみるのもよいでしょう。

          行政書士 通信講座はこちら

          不動産・建築に関する国家資格の難易度ランキング

          (引用元:ユーキャンHP)

          表は左右にスクロールできます。

          順位 国家資格名 学習時間 合格率 受験資格
          1 不動産鑑定士 2,000~3,700時間 5~6% なし
          2 一級建築士 700~1,500時間 10~12%
          • 大学や短大などで指定科目を修めて卒業した
          • 二級建築士
          • 建築設備士 など
          3 土地家屋調査士 800~1,200時間 8~10% なし
          4 二級建築士 700時間 20%~25%
          • 大学や短大などで指定科目を修めて卒業した方
          • 建築設備士
          • 7年以上の実務経験がある方 など
          5 マンション管理士 500時間 8〜9% なし

          (予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

          建築士は履修科目による要件や実務経験が必要な国家資格なので、全く異なる業界からチャレンジするのはハードルの高い資格です。

          一方、不動産鑑定士、土地家屋調査士、マンション管理士は受験資格がありません

          不動産鑑定士は合格率が低く、勉強時間も長時間必要なことから非常に難しい国家資格ですが、受験要件がないので誰でもチャレンジできます。

          不動産鑑定士は不動産業界だけでなく、金融業界やコンサルティング会社でも働けるので、キャリアチェンジしたい方にもおすすめです。

          土地家屋調査士は、専門性が高く、独立も可能な国家資格ですが、数字を扱うことが多いので、向き不向きがある資格といえるでしょう。

          マンション管理士は、マンション維持管理に関するコンサルティングを行う専門家です。

          勉強時間も500時間程度なので、チャレンジしやすい国家資格といえるでしょう。

          マンション管理士 通信講座はこちら

          情報処理・ITに関する国家資格の難易度ランキング

          (引用元:独立行政法人 情報処理推進機構)

          表は左右にスクロールできます。

          難易度 対象者 国家資格名 勉強時間 合格率 受験資格
          レベル4 マネージャ ITストラテジスト試験 150〜200時間 14〜15%前後 なし
          プロジェクトマネージャ試験 50〜500時間 13〜15% なし
          ITサービスマネージャ試験 100〜150時間 13〜15%前後 なし
          システム監査技術者試験 100〜300時間 14〜16%前後 なし
          エンジニア システムアーキテクト試験 100〜200時間 13〜15% なし
          ネットワークスペシャリスト試験 50〜100時間 14〜16%前後 なし
          データベーススペシャリスト試験 150〜200時間 15〜18%前後 なし
          エンベデッドシステムスペシャリスト試験 400〜500時間 17〜18%前後 なし
          レベル3 エンジニア 応用情報技術者試験 500時間 20%前後 なし
          レベル2 エンジニア 基本情報技術者試験 200時間 22~27% なし
          IT利用者 情報セキュリティマネジメント試験 200時間 50%〜60% なし
          レベル1 IT利用者 ITパスポート試験 180時間 50%前後 なし

          (区分の引用元;独立行政法人 情報処理推進機構HP)

          (学習時間、合格率の引用元:スタディング、TAC公式HP)

          IT、情報処理関係の国家資格は、経済産業省が策定したIT人材のスキル体系に基づいてレベル分けされています。

          IT、情報処理関係の国家資格をレベル分けしたものが上記です。

          上記の国家資格は全て受験資格がないため、誰でもチャレンジできます

          レベル4に分類されるITストラテジスト試験やシステムアーキテクト試験などの試験は、専門的な知識が必要であり、合格率も20%以下であることから、完全未経験の方にとっては非常に難しく、勉強には上記の時間以上かかるかもしれません。

          IT関係の国家資格の取得を考えている方は、ITパスポート試験から挑戦し、目的に合わせて取得する資格を選択するとよいでしょう。

          ITパスポート 通信講座の記事はこちら

          国家資格を難易度別にランク分けして紹介

          国家資格の難易度ランキングでは非常に難易度が高い国家資格ばかりで、チャレンジできない…と感じてしまう方もいるでしょう。

          そこで難易度が易しめの初級と中級の国家資格、ランキングでは紹介できなかった難易度の高い国家資格を紹介します。

          国家資格の一部を難易度別にランク分けしたものが下記です。

          表は左右にスクロールできます。

          (予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

          易しい難易度の国家資格には、ファイナンシャルプランナー3級や危険物取扱者乙4種、二級ボイラー技士、衛生管理者があります。

          いずれの資格も受験資格はなく、勉強時間も比較的短いのでチャレンジしやすいでしょう。

          中程度の難易度の国家資格には、福祉関係の社会福祉士や保育士、金融関係の貸金業務取扱主任者、不動産関係の宅地建物取引士や管理業務主任者などがあります。

          福祉関係の国家資格は経歴や実務経験が受験資格にありますが、社会福祉士、介護福祉士、保育士以外は受験資格がないので誰でも受験可能です。

          難易度ランキングの上位には入っていない国家資格ですが、難易度が高いものとしてファイナンシャル・プランナー1級やマンション管理士、情報処理安全確保支援士があります。

          難関国家資格は、勉強時間も長く、合格率も低いので挑戦する際には覚悟をもって臨む必要があるでしょう。

          初級の難易度の国家資格【難易度★~★★】

          (引用元:ユーキャンHP)

          国家資格名 学習時間 合格率 受験資格
          ファイナンシャル・プランナー(FP)3級 80〜150時間 70~80% 受験資格なし
          知的財産 管理技能検定3級 50時間 約60~70% 知的財産に関する業務に従事している者または従事しようとしている者
          危険物取扱者乙4種 40~60時間 30%~40% 受験資格なし
          二級ボイラー技士 50~200時間 50%~60% 受験資格なし
          衛生管理者 第一種:100時間
          第二種:60時間
          第一種:40%程度
          第二種:50%前後
          学歴要件、実務経験の要件あり

          (予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

          FP3級と危険物取扱者乙4種、二級ボイラー技士は受験資格がなく、誰でも挑戦できる国家資格です。

          特にFP3級は合格率も高く、生活に役立つお金の知識が身につくので人気です。

          危険物取扱者乙4種と二級ボイラー技士は専門的な知識が必要なことから、事前の知識量によって勉強時間に大きな差が出てきますが、比較的取り組みやすい資格でしょう。

          知的財産 管理技能検定3級は知的財産権の知識を学びたい方の入り口となる資格であり、50時間程度の学習で取得できる資格なので、知的財産に関する業務に興味がある方にとっては魅力的な資格です。

          衛生管理者の第二種は60時間程度の学習時間で、合格率は50%程度なので比較的易しい資格に分類されます。

          衛生管理者は受験資格がありますが、50人以上の労働者がいる事業場には設置する義務がある資格なので、資格を取得していると仕事をするうえで役立つ機会があるでしょう。

          ファイナンシャルプランナー危険物取扱者二級ボイラー技士衛生管理者についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる資格がある方はぜひチェックしてみてください。

          ファイナンシャルプランナーについてはこちら

          危険物取扱者の試験についてはこちら

          二級ボイラー技士の試験についてはこちら

          衛生管理者の試験についてはこちら

          中級の難易度の国家資格【難易度★★★】

          (引用元:ユーキャンHP)

          国家資格名 学習時間 合格率 受験資格
          社会福祉士 300時間 25%〜30% 経歴や実務経験に要件あり
          介護福祉士 250時間 70%前後 経歴や実務経験に要件あり
          保育士 100~180時間 20%前後 経歴や実務経験に要件あり
          貸金業務取扱主任者 180時間 30%前後 なし
          宅地建物取引士 300~400時間 15~18% なし
          通関士 400時間 10~15%程度 なし
          管理業務主任者 300時間 20~23% なし
          総合旅行業務取扱管理者 300時間 10~20%程度 なし
          第一種電気工事士 300時間 30%前半 なし

          (予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

          下記の3つは経歴や実務経験の要件があります。

          • 社会福祉士
          • 介護福祉士
          • 保育士

          いずれも資格がなくても業務に携われますが、資格を取得することでキャリアアップにつながったり、利用者からの信頼につながったりするでしょう。

          社会福祉士介護福祉士保育士の試験についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。

          社会福祉士の試験についてはこちら

          介護福祉士の試験についてはこちら

          保育士の試験についてはこちら

          一方で、下記の6つは受験資格がなく、誰でもチャレンジできる国家資格です。

          • 貸金業務取扱主任者
          • 宅地建物取引士
          • 通関士
          • 管理業務主任者
          • 総合旅行業務取扱管理者
          • 第一種電気工事士

          中でも宅地建物取引士や通関士、管理業務主任者は、事業を行うにあたって必ず設置する必要がある資格や資格を持っていないとできない業務がある資格なので、資格を活かして働ける場面が多く存在します。

          いずれも資格取得には勉強時間が300時間程度は必要で、合格率も25%以下なので易しい国家資格とはいえません。

          けれども、資格を取得することで、キャリアアップや就職・転職の際に役立つでしょう。

          貸金業務取扱主任者宅地建物取引士通関士管理業務主任者総合旅行業務取扱管理者第一種電気工事士についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる資格がある方は参考にしてみてください。

          貸金業務取扱主任者の試験についてはこちら

          宅地建物取引士の試験についてはこちら

          通関士についてはこちら

          管理業務主任者の試験についてはこちら

          総合旅行業務取扱管理者の試験についてはこちら

          第一種電気工事士の試験についてはこちら

          難関の難易度の国家資格【難易度★★★★~★★★★★】

          (引用元:ユーキャンHP)

          国家資格名 学習時間 合格率 受験資格
          ファイナンシャル・プランナー(FP)1級 450~600時間 7~18% 資格要件、実務経験要件あり
          マンション管理士 500時間 8〜9% なし
          情報処理安全確保支援士 500時間 20%前後 なし

          (予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

          FP1級は受験資格があり、実務経験も必要なことから完全未経験からチャレンジしにくい国家資格です。

          現在FPとして活動しており、キャリアアップのために資格を取得したい方向けの資格といえるでしょう。

          FP1級は、ある程度の知識がある方でも450~600時間の勉強が必要であり、合格率も7~18%と低いため、非常に難しい資格に分類されます。

          マンション管理士と情報処理安全確保支援士は受験資格がありません

          どちらも500時間程度の勉強時間が必要であり、合格率もマンション管理士は10%以下、情報処理安全確保支援士は20%程度と低いので、難しい国家資格です。

          ファイナンシャルプランナーマンション管理士情報処理安全確保支援士についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、気になる資格がある方はチェックしてみてください。

          ファイナンシャル・プランナー(FP)についてはこちら

          マンション管理士の試験についてはこちら

          情報処理安全確保支援士についてはこちら

          そもそも国家資格とは?

          ここまで国家資格を紹介してきましたが、そもそも国家資格とはどのような資格なのかについて解説します。

          国家資格とは、国の法律に基づいて、各種分野における個人の能力、知識が判定され、特定の職業に従事すると証明される資格。法律によって一定の社会的地位が保証されるので、社会からの信頼性は高い。

          (引用元:文部科学省HP)

          国家資格とは、国の法律に規定されており、特定の職業に従事するための知識や能力が一定水準以上であることを国が認定した資格です。

          ここでは国家資格の種類、民間資格との違いについて説明するので資格を選択する際の参考にしてみてください。

          国家資格の種類

          国家資格は、資格が設けられている目的によって4つに分類されます。

          国家資格の種類 内容
          業務独占資格 有資格者以外が携わることを禁じられている業務を独占的にできる資格
          名称独占資格 有資格者以外はその名称を名乗ることが認められていない資格
          設置義務資格 特定の事業をする際に法律で設置が義務づけられている資格
          技能検定 業務知識や技能などを評価する検定

          (引用元:文部科学省HP)

          業務独占資格は、人々の安心・安全な暮らしを守る目的でつくられ、資格を持っている人だけが業務に携われる資格です。

          たとえば、下記の国家資格は業務独占資格にあたります。

          • 医師
          • 看護師
          • 弁護士
          • 公認会計士
          • 司法書士
          • 建築士
          • 土木施工管理士 など

            人命や住まい、インフラなどに関係する資格が業務独占資格で、資格がなければ業務に携われないことが法律で決められています。

            名称独占資格は、専門家を育成することを目的でつくられ、資格を持っている人だけが名乗れる資格です。

            たとえば、下記の国家資格は名称独占資格にあたります。

            • 栄養士
            • 保育士
            • 介護福祉士
            • 公認心理師
            • 司書
            • 電気工事施工管理技士 など

              名称独占資格は業務独占資格とは違い、資格がなくても業務に携われます。

              しかし、資格を取得することで一定水準の知識や能力の証明となるので、就職活動で有利になるでしょう。

              設置義務資格は、ある事業を行うために必要な資格を有している人を設置しなければならないと決められている資格です。

              もし設置義務があるにもかかわらず、有資格者を選任していない場合には、法律違反となってしまいます。

              たとえば、下記のような資格が設置義務資格にあたります。

              • 衛生管理者
              • 管理業務主任者
              • 警備員
              • 計量士
              • 宅地建物取引士
              • 通関士 など

                設置義務資格は設置しないと事業ができないため、企業からの需要が高く、資格を取得すると就職・転職活動では有利に働くでしょう。

                技能検定とは、業務するうえで必要な知識や能力などの習得レベルを評価する国家検定制度のことです。

                技能検定に合格すると「技能士」として名乗れますが、合格者以外は名乗れません。

                技能検定には下記のようなものがあります。

                • キャリアコンサルティング
                • ファイナンシャル・プランニング
                • 建築大工
                • 機械検査
                • 化学分析 など

                  技能検定は資格がなくても業務に携われますが、取得すると特定の業務の能力を証明できます。

                  この記事で紹介している国家資格以外にも、たくさんの国家資格があります、

                  国家資格一覧はこちらから確認できるので、どのようなものが国家資格なのか気になる方は確認してみてください。

                  国家資格一覧はこちら

                  国家資格と技能検定の違いは?

                  技能検定は、国家資格の分類の一つです。

                  国家資格は、下記の4つに分類されます。

                  • 業務独占資格
                  • 名称独占資格
                  • 設置義務資格
                  • 技能検定

                  技能検定は、業務を行う上で必要な知識や能力などがどの程度習得されているのかを評価する国家検定制度です。

                  試験に合格すると「技能士」と名乗れますが、合格者以外は名乗れないので、名称独占資格に近い側面があります。

                  技能検定に合格しなくても業務には携われますが、検定試験に合格すると一定水準の知識や能力を証明でき、職場での評価につながるでしょう。

                  また、職種や等級によっては、他の国家資格の受験資格が得られるなどのメリットもあります。

                  国家資格と民間資格の違いは?

                  国家資格は、国の法律に規定された資格です。

                  国家資格以外のすべての資格は、民間資格に分類され、民間資格は民間団体や学校、企業などが認定しています。

                  団体独自の基準で認定できるため、資格によってレベルは異なり、特定の分野で複数種類の資格が存在することも珍しくありません。

                  社会的認知度や評価が低い資格もありますが、簿記検定やTOEIC、臨床心理士など知名度が高く、取得することで就職・転職活動で周りと差がつけられる民間資格もあります。

                  国家資格の難易度に関するよくある質問

                  最後に、国家資格の難易度に関するよくある質問について紹介します。

                  国家資格の難易度に関するよくある質問
                  ・士業の難易度ランキングは?

                  ・日本で一番難しい国家試験は?

                  ・理系三大国家資格は何?

                  ・資格の難易度を偏差値で表した2chの投稿でのランキングが知りたい

                  それぞれの質問に回答していきます。

                  士業の難易度ランキングは?

                  国家資格の中で、10士業と呼ばれている職業の勉強時間と合格率からみる難易度ランキングは下記です。

                  表は左右にスクロールできます。

                  順位 名称

                  (選択で該当の資格へ記事内移動します。)

                  勉強時間 合格率 ジャンル
                  1 弁護士(司法試験) 3,000~6,000時間 30~45% 法律関係
                  2 公認会計士 3,000~5,000時間 7~11% 会計・経営・労務関係
                  3 不動産鑑定士 2,000~3,700時間 5~6% 不動産・建築関係
                  4 司法書士 3,000時間 4~5% 法律関係
                  5 弁理士 3,000時間 6~9% 法律関係
                  6 税理士 2,000~3,000時間 15~20% 会計・経営・労務関係
                  7 土地家屋調査士 800~1,200時間 8~10% 不動産・建築関係
                  8 中小企業診断士 800~1,000時間 4~7% 会計・経営・労務関係
                  9 社会保険労務士(社労士) 800~1,000時間 5~7% 会計・経営・労務関係
                  10 行政書士 500~1,000時間 10~15% 法律関係

                  (各予備校・通信講座の情報を基に独自に作成)

                  士業とは、「〇〇士」という名称の専門性が高い職業のことです。

                  10士業と呼ばれる上記の職業はいずれも長い勉強時間を必要とし、合格率も低いことから非常に難しい国家資格です。

                  下記7つの士業は受験資格がないので、全く知識がない状態からでもチャレンジできます。

                  • 公認会計士
                  • 不動産鑑定士
                  • 司法書士
                  • 弁理士
                  • 土地家屋調査士
                  • 中小企業診断士
                  • 行政書士

                  中でも行政書士は士業の中でも目安の勉強時間が短く、合格率も高めなのでチャレンジしやすいでしょう。

                  行政書士 通信講座はこちら

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                  司法試験のおすすめ通信講座 公認会計士のおすすめ通信講座
                  不動産鑑定士のおすすめ通信講座 司法書士のおすすめ通信講座
                  弁理士のおすすめ通信講座 税理士のおすすめ通信講座
                  土地家屋調査士のおすすめ通信講座 中小企業診断士のおすすめ通信講座
                  社労士のおすすめ通信講座 行政書士のおすすめ通信講座

                  日本で一番難しい国家試験は?

                  勉強時間と合格率から考えると、日本で最も難しい国家資格は、司法試験予備試験です。

                  予備校や通信講座などの情報を調査したところ、司法試験予備試験の勉強時間は2,000~10,000時間、合格率は4%前後でした。

                  司法試験 通信講座のおすすめランキングはこちら

                  理系三大国家資格は何?

                  理系三大国家資格と定義されているものはありません。

                  予備校や通信講座の情報をもとに理系の方におすすめの国家資格を選ぶとすると、下記の3つがおすすめです。

                  • 弁理士
                  • ITパスポート
                  • 危険物取扱者乙4種

                  弁理士の主要な業務の一つに特許の権利化業務があります。

                  特許の権利化業務の多くは科学技術に関するものが多く、研究内容を正確に理解しなければなりません。

                  理系出身だからこそ理解できる内容も多いため、理系の知識が役立つ国家資格といえるでしょう。

                  ITパスポートは、IT関係の国家資格の入り口となる資格です。

                  ITに関する知識はIT業界だけでなく、さまざまな業界で役立ちます。

                  ITパスポートは情報系学部出身でなくても取得しやすく、基礎知識が身につくのでおすすめです。

                  危険物取扱者乙4種は、引火性液体を扱う現場で役立つ資格です。

                  危険物取扱者の資格にはさまざまな種類があり、資格によって取り扱える危険物の範囲が異なります。

                  乙4種はガソリンや灯油などの日常でよく使われる引火性液体が含まれているので、就職する際にも役立つでしょう。

                  弁理士 通信講座の記事はこちら

                  ITパスポート 通信講座の記事はこちら

                  I危険物取扱者 通信講座の記事はこちら

                  資格の難易度を偏差値で表した2chの投稿でのランキングが知りたい

                  2chの資格のランキングは下記です。

                  偏差値 資格
                  67 弁護士(予備試験)
                  66 弁護士(ロー卒)
                  65 公認会計士(全科目一括合格) 国家1種
                  64 弁理士(免除なし) アクチュアリー 公認会計士(科目分割合格) 司法書士 税理士(5科目受験免除なし) 技術士(総合監理)
                  63 TOEIC990 電験1種(受験取得 認定除外)
                  62 弁理士(選択免除) 1級建築士 技術士(上位部門) 不動産鑑定士 医師
                  61 1総通 通訳案内士
                  60 社会保険労務士 土地家屋調査士 技術士(下位部門) 中小企業診断士 ITストラテジスト
                  59 国家2種 システム監査技術者 獣医師 行政書士 国税専門官 1陸技 環境計量士 TOEIC900 英検1級
                  58 歯科医師 米国公認会計士 電験2種(受験取得 認定除外) その他高度情報処理6種類
                  57 証券アナリスト 政令指定都市市役所上級 日商簿記1級 労働安全・衛生コンサルタント 気象予報士
                  56 測量士(受験取得) マンション管理士 1級FP技能士(学科+金財面接実技)
                  55 電験3種(受験取得 認定除外) 応用情報 英検準1級 TOEIC800 電気通信主任技術者 エネルギー管理士 薬剤師
                  54 技術士補 2級建築士 通関士 年金アド2級 その他市役所上級 火薬類製造保安責任者甲種
                  53 2総通 1種冷凍 公害防止管理者 特級ボイラー 1級FP技能士(CFP+協会筆記実技)
                  52 CFP 管理栄養士 TOEIC700 社会福祉士 一般計量士 宅建 管理業務主任者 海事代理士 基本情報
                  51 工事担任者AIDD総合種 1陸特 ケアマネージャー
                  50 TOEIC600 日商簿記2級 危険物甲種 販売士1級
                  48 2級FP技能士 AFP 1級ボイラー 2種冷凍 1種電工 測量士補(試験取得) 1アマ無線 1海特 浄化槽設備士
                  46 精神保健福祉士 保健師 助産師 看護師 理学療法士 作業療法士 貸金業務取扱主任者
                  44 介護福祉士 2種電工 3種冷凍 保育士 年金アド3級 浄化槽管理士 電験3種(無試験認定) 毒物劇物 2アマ無線
                  43 ITパス 日商簿記3級 第1種衛生管理者 エックス線 英検2級
                  40 登録販売者 2級ボイラー 第2種衛生管理者 2陸特 2海特 危険物乙種 測量士(無試験認定) 3級FP技能士 潜水士
                  39 普通自動車 販売士2級 危険物丙種
                  38 原付
                  37 自宅警備員

                  (引用元:2ch 【資格】偏差値で見る資格難易度ランキング)

                  2chの資格ランキングは偏差値でランキングされていますが、分野の異なる資格を偏差値でランク付けするのは非常に難しく、情報自体の信憑性もわかりません

                  また、作成された時点の情報であるため、資格の難易度が変化している可能性もあるので、あくまで参考程度にしておくとよいでしょう。

                  まとめ:国家資格の難易度のランキングは?

                  表は左右にスクロールできます。

                  順位 国家資格難易度ランキング

                  (選択で該当の箇所へ移動)

                  通信講座の記事

                  (各通信講座の記事へ)

                  ジャンル

                  (選択で該当の箇所へ移動)

                  参考学習時間 合格率
                  1位 司法試験・予備試験 予備試験 通信講座 法律関係 2,000~10,000時間 4%前後
                  2位 司法試験 司法試験 通信講座 法律関係 3,000~6,000時間 30~45%
                  3位 医師国家資格 医療関係 6年間 90%前後
                  4位 公認会計士 公認会計士 通信講座 会計・経営・労務関係 3,000~5,000時間 7~11%
                  5位 不動産鑑定士 不動産鑑定士 通信講座 不動産・建築関係 2,000~3,700時間 5~6%
                  6位 司法書士 司法書士 通信講座 法律関係 3,000時間 4~5%
                  7位 弁理士 弁理士 通信講座 法律関係 3,000時間 6~9%
                  8位 税理士 税理士 通信講座 会計・経営・労務関係 2,000~3,000時間 15~20%
                  9位 一級建築士 一級建築士 通信講座 不動産・建築関係 700~1,500時間 10~12%
                  10位 気象予報士 気象予報士 通信講座 生活関係 800~1,000時間 4~6%
                  11位 中小企業診断士 中小企業診断士 通信講座 会計・経営・労務関係 800~1,000時間 4~7%
                  12位 社会保険労務士(社労士) 社労士 通信講座 会計・経営・労務関係 800~1,000時間 5~7%
                  13位 土地家屋調査士 公認会計士 通信講座 不動産・建築関係 800~1,200時間 8~10%
                  14位 第三種電気主任技術者 電験三種 通信講座 電気関係 1,000時間 8~11%
                  15位 行政書士 行政書士 通信講座 法律関係 500~1,000時間 10~15%

                  国家資格を取得するまでに必要な勉強時間と合格率から難易度をランキング形式で紹介しました。

                  国家資格によって受験資格や合格基準が異なるので、一概に勉強時間が長いものや合格率が低いものが難しいとは言い切れませんが、取得する資格を検討する際の参考にしてみてください。

                  国家資格というと難しいイメージがありますが、受験資格がないものや比較的難易度が易しいものもあります。

                  ご自身の資格取得の目的や資格取得に必要な時間・費用を総合的に考えて、チャレンジする資格を選ぶとよいでしょう。

                  おすすめ 国家資格では、ユーキャン・TAC・フォーサイトなどの大手通信講座などのサイトのランキングをもとにおすすめの国家資格を紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください

                  おすすめの国家資格の詳細はこちら

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                  徳永 浩光のアバター 徳永 浩光 キャリアコンサルタント

                  WEBメディアの監修や300社以上のキャリア相談を通じて、働く人の悩みに寄り添い、気付きを与えるキャリアコンサルタント。「偶然を生かす」という考え方を大切にし、真の願望を明らかにするアプローチを採用。

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