1. 太極拳における組手、推手の基本動作と練習方法
太極拳
  • 2016年7月20日UP
  • カテゴリ:太極拳

太極拳における組手、推手の基本動作と練習方法

太極拳

太極拳は一人でもできるスポーツですが、太極拳の練習方法の中には組手や推手といった2人で行う練習方法があります。これらは決められた動作を繰り返して基礎套路(姿勢の正しさ、肩肘の沈み具合など)のレベルアップをする練習方法です。今回は推手がどのような練習方法なのか、コツや内容を簡単に紹介します。

太極拳の組手・推手の基本的動きとは

相対する2人が互いの手の甲から手首の面か点を接触させた姿勢になります。お互いの腕を触れ合わせて決められた動作を繰り返します。そのとき套路(とうろ)と呼ばれる、日本武術で言うところの型の概念に近い練習を行います。

基礎套路は姿勢の崩れ、肩肘の沈み具合などの部分を正確に行い、相手と適切な接触を保つ技術や相手を感じ取れる能力を養っていきます。推手は技、套路は方法論と考えるとわかりやすいです。

推手には色々なやり方があります。単推手(たんすいしゅ)・双推手(そうすいしゅ)・活歩推手 (かつほすいしゅ) などです。単推手は片腕のみ接触させて行います。以下に単推手の動作の種類を紹介しています。

推手の種類 動作
(あんしゅ)按手 塔手から交互に拳を相手に向けて推す、受ける側が捌く(さばく)を繰り返す
(ねんしゅ)黏手 塔手から交互に掌を上にして突き出し、受ける側が捌くを繰り返す
(さくしゅ)削手 頭上に掌背を交互に相手側に向けて推し、受ける側が捌くを繰り返す
(りねんちゅう)裡黏肘 対向した互いの前腕(右腕と左腕)の外側中央付近を接しつつ行う
(がいねんちゅう)外黏肘 対向した互いの前腕(右腕と左腕)にて掌を外側から回り込ませて相手の前腕の内側に掛ける

双推種の動作について

双推手の動作を以下に記します。双推手には四正推手と十三式と呼ばれる双推手があり、以下は十三式の動作の種類です。

十三式の種類 動作
(じょうばん てんとうしき)上盤 纏頭式 腕を頭上に逃す動作
(じょうばん かとうしき)上盤 裹頭式 腕を頭上に逃す動作
(ちゅうばん ちゅうびょうちゅう)中盤 中平肘 突きに対する動作
(ちゅうばん りっちゅう)中盤 立肘 突きに対する動作
(げばん じゅうじしゅ)下盤 十字手 突きに対する動作
(げばん ろうしつしき)下盤 楼膝式 突きに対する動作
(たんしゅ りねんちゅう)短手 裡黏肘 手首を掴まれた際の動作
(たんしゅ がいねんちゅう)短手 外黏肘 対向した互いの前腕(右腕と左腕)の外側中央付近を接しつつ行う動作
(たんしゅ とうていこ)短手 倒提壺 肘打ちに対する動作
(ちょうしゅ しょうてんわん)長手 小纏腕 前腕同士を絡ませる動作
(ちょうしゅ だいてんわん)長手 大纏腕 腕を抱える動作
(ちょうしゅ せんしゅこう)長手 穿手靠 野馬分髪の要素を含む動作
(ちょうしゅ つうてんしゅ)長手 通天手 腕を真上に逃す動作

文章で書いてしまうと難しいように感じますが、実際に練習すれば意味がわかります。太極拳はこのような基礎的練習をかなり行う必要があります。

まとめ

推手の動作は流派によっても変わります。所属する教室や道場における日々の練習で実践して、コツを掴んでいきましょう。

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本記事は、2016年07月20日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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