試合用の形と実践用の形の違い
近年では形を「試合」として競う形式が多くなっています。
それ自体を否定するものではありませんが、試合になると点数をつけて優劣を競うので、よりいい点数を取るための表現が重視されます。
・キメ顔を作る
・大きくジャンプする
・動きをキチっと止める(極めを創る)
などはいい点数を取るためのテクニックでもあります。
しかし、実践用の形では動きが全く違ってきます。
・動きが止まらない(極めを作らない)
・顔に表情はつくらず淡々とこなす
・技が流れるようになりいつの間にか終わっている位地味
・飛んだり跳ねたいしない
などです。
実践用の動きではいい点数は取れないと思います。
スポーツと武術
空手を「スポーツ」として競技化し試合用の練習をする道場もあります。
一方で「武術」として形を学ぶ場合、無駄のない姿勢、動きを重視し、カラダのどこから力を出すのかという身体操作性がより重要になってきます。
スポーツはスポーツでいい面が沢山ありますが、元々空手は戦の中で使われてきた戦闘術でもあります。
歴史を知るという意味では、元々どういう取り組みをしていたのか、という本質を学ぶ事も大切と考えます。
まとめ
空手は他の武道と違った沢山の流派があります。
そして、各流派によってどこを重視するのかも異なります。
競技性をメインとする道場もあれば、武術性を追求する道場もあります。
あなたがこれから空手を始めたいと思った場合、どういうスタンスで練習したいのかによって選ぶ道場も変わってくると思います。
どの道場を選ぶにしても、健康で日常生活に役立つ要素がある練習法を取り組むのがオススメですよ。
女性・初心者でも安全に無理なく練習できるのが修気道メソッドです!