伝統空手と実践空手
大きく分けて「伝統空手」と「実践空手」に分けられます。伝統空手は沖縄から本土に伝わった時に出来たスタイルです。4大流派と言われるものが「松濤館」(しょうとうかん)「剛柔流」(ごうじゅうりゅう)「糸東流」(しとうりゅう)「和道流」(わどうりゅう)で1930年代から活動しています。大学や高校の部活で採用されている空手もこれらの流派が多いのも特徴です。試合形式は「型」と「組手」がありますが、組手はいわゆる「寸止め」と言われ当てないでポイントを競うスタイルになります。
一方で「実践空手」と言われる流派は1960年代設立ですので歴史的には新しいスタイルです。伝統空手が「寸止め」スタイルの試合なのに対して実践空手は「当てる」スタイルなのでイメージ的にはキックボクシングに近いと思います。
古流空手(沖縄空手)の流れ
近年では古いスタイルの空手(古流空手)も注目されています。空手の起源は沖縄であり、源流の空手とはどういうものなのかを探求する人も増えてきているので、メディアでもよく注目されますし、東京や大阪など大都市でも沖縄空手の道場が増えています。伝統空手や実践空手と違って試合をしない流派が多いのが特徴です。型を通じて武術的な技を追及していこうとするスタイルですね。
あなたがやりたい空手は何なのか?
さて、これから空手をやりたいと思っている方は上記の点を踏まえて見学をされるといいでしょう。その前に自分自身はどんな空手をやりたいのかをはっきりさせておくことが大切です。入門したのに「思っていたのと違う」とか「やりたいことと違い」という後悔がないように、試合を目指したいのか、当てないルールをやりたいのか、当てるルールをやりたいのか、または試合ではなく武術として空手をやりたいのか、それによって選択肢も決まっています。家から近い道場は通いやすくていいと思いますが、やりたい練習と異なっていたら長続きしないかもしれません。
どれが合うのか迷ってしまう場合は・・・
そうはいっても、よくわからないし、どれが合うのか迷う・・・と思う方もいるでしょう。そういう場合はまず興味がある道場に見学や体験をしにいってください。実際に体験してみることで理解が深まります。それに道場によって雰囲気も異なります。体育会系の道場もあればアットホーム的な雰囲気の所もあり、自分とのフィーリングも大切です。指導者の相性もあるでしょうし。ここだったら楽しく続けられそうだなと思える道場が見つかれば一番いいですね。
まとめ
お茶や華道にも様々な流派・スタイルがあるように、空手にも色々なスタイルがあります。一見似ているようでも、テニスと卓球くらいに違う、ということもありえます。ネットの動画でも色々なスタイルを観ることが出来ますので、どれが自分に合っているのかを考えてみてください。
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