踊るときのメイクはどうしたいい?
フラメンコの普段のレッスンでは、汗をかくので汗で落ちにくいメイクにするか、薄化粧にしてレッスン後にお化粧直しをするのがメインになります。しかし、フラメンコを舞台やショウで踊るときのメイクは、普段の化粧とは違った舞台用の化粧をします。
具体的には、ベースメイクをかなりきっちりと塗り込んで、まぶたの上にラインを引き、二重に見せます。唇は若干大きめに、縁をはっきりとリップライナーでかきこみます。さらに、アイラインはかなり太めに引き、舞台上の照明を当てても白っぽくならないようにします。目が大きい人は、目の周りをぐるっと囲むように黒いラインを引きます。
舞台芸術はフラメンコに限らず、かなり化粧が濃くするのが多いです。なぜかというと、化粧は照明が当たったときに全部光で白く飛んでしまうため、必然的に濃くなっているのです。確かに、舞台外では濃い化粧でも、照明が当たるところでみると違和感がありませんよね。
ヘアスタイルは、基本的にはまとめ髪(シニヨン)
フラメンコを踊るときは、基本的に低い位置でシニヨンを作ってまとめ髪にします。ショートヘアの方でも、和装のウィッグを使うなどしてお団子を作れば簡単に作ることができますよ。最後に花や櫛といった、華やかな装飾をモニョにつければ完成です!
形が完成したら、ダンスを踊っているうちに取れないように、髪の毛はスプレーやジェルなどで固めましょう。ちなみに、最近の流行スタイルは、花を頭の上につけるというスタイルです。日本ではフラメンコのヘアスタイルというと、まとめ髪に花をつけるイメージですが、ペイネタと呼ばれるかんざしをさすのもよくあります。
大人になってからフラメンコを始めても、ショーにでることは可能!
がんばっても、小さいころからはじめた人には敵わないし、ショーに出るなんて夢の夢、と思っていませんか?実は、新人でもでることのできるショーはありますよ。日本フラメンコ協会の新人公演は、年齢制限がなく、優劣を競うものでもないので、出たいと思ったときが出演のチャンスです!ただ、申し込む際には日本フラメンコ協会に属している必要があるので、その点だけは注意が必要です。
興味がある人は、新人公演の応募要項、申込書が毎年4月中旬以降に送付されるので、それに合わせてスクールの先生に振付をしてもらい参加してみましょう。
まとめ
フラメンコはミスせず正しく踊ろうとがんばるより、楽しく踊ることの方が長く続けるという点では重要です。上手、下手、経験年数の長い短いに関わらず、楽しくレッスンを続けましょうね。
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