小学生のうちからヒップホップダンス教室に通ってダンスに親しむメリットとデメリット

小学生のうちからヒップホップダンス教室に通ってダンスに親しむメリットとデメリット

中学から必修になるヒップホップダンスを、小学校に通っているうちからいち早く習得させたいと願う親御さんも多いはず。ヒットチャートを賑わせるダンスボーカルグループの人気と、スニーカーとジャージさえあれば始められる気軽さとがあいまって、近年急激に需要が高まっているダンス教室。小学生のお稽古として適しているのでしょうか。


小学生からヒップホップダンス教室に通わせるメリットは

テレビやゲームに夢中になるあまり、運動不足になりがちな子供でも、ダンスの魅力に触れることができれば、楽しみながら体を動かすことができます。一般的な小学生レベルのダンスなら、秀でた運動神経がなくても、リズム感に自信がなくても、身体が少し硬くても、そこそこ踊りこなすことができるはずです。

音楽に合わせて体を動かすことによって脳機能も向上するといわれており、ヒップホップのようなアップテンポでリズミカルなダンスを幼いころから定期的に行えば、柔軟性と瞬発力も養われること請け合いです?!自己流ではなく、先生からきっちり教わることによって、ダンスの上達が速まり、協調性や連帯感も身に付けることができます。

キッズ向けヒップホップダンス教室のレッスン内容

キッズダンスの教室では子供の集中力を考慮して、1回のレッスン時間を通常60分前後に設定しています。ケガ人が出ると教室の評判に傷をつけかねないので、教室が誠実であればあるほど安全性を重視し、準備体操やストレッチに時間を割いています。

1レッスンの料金は、1,500~3,000円が相場ですが、ダンス大会で優勝経験がある先生や、芸能人のバックダンサーを兼ねているような先生だと、値段が跳ね上がる場合もあります。さらに、ダンスコンクールや発表会に参加する場合は、衣装代などが別途にかかります。

小学生をヒップホップダンス教室に通わせるデメリットは

ヒップホップダンスを指導するマニュアルが、完全に確立されているわけではないので、先生の個性が出やすく、相性が合わないと子供にとっては苦痛になるかもしれません。準備体操や基本的なステップの練習を繰り返す時間が長いと、モチベーションが上がりにくいこともあります。また、教室によっては、1人のインストラクターに対する生徒数が20人を超え、一人一人に目が行き届かない場合もあります。

すべての習い事に共通して言えることですが、子供の興味のツボにはまって長続きできるか否かは、やってみなければわかりません。ヒップホップダンスの場合、道具やユニフォームを揃えるための費用もかからないため、試しがてらにまず習い始めてみるのも賢明かもしれません。

本記事は2015年10月13日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもとに安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

関連する投稿


ヒップホップの基本ステップ、クラブステップをマスターするコツ

ヒップホップの基本ステップ、クラブステップをマスターするコツ

ヒップホップダンスを格好良く踊る為には、基本ステップをマスターする必要があります。基本ステップを組み合わせて、アレンジができるようになると、曲に合わせて格好良く踊れるようになります。初心者でも踊りやすいクラブステップについて、コツをお伝えしたいと思います。コツを掴めば、マスターしやすいステップなので、是非参考にしてみてください。


ヒップホップ四大要素の一つ、ブレイクダンス(Breakin’)とは?

ヒップホップ四大要素の一つ、ブレイクダンス(Breakin’)とは?

ブレイクダンスは 1970年代に、ニューヨークのサウスブロンクスで発祥したストリートダンスのスタイルです。日本語ではブレイクやBreakin’とも略され、ギャング同士の抗争で、銃撃戦の代わりに用いたダンスバトルで発展したと言われています。現在はアフリカの民族舞踊やブラジルの格闘技などの動きを取り入れ、アクロバティックでダイナミックな技が人気です。また、現在世界で最もダンス人口が多いジャンルでもあります。そんなブレイクダンスのテクニックや仕方、服装の特徴などを紹介します!


中学校学習指導要領によるダンス必修化の目的は何?

中学校学習指導要領によるダンス必修化の目的は何?

文部科学省は平成20年に改定した新学習指導要領に基づき、平成24年からダンス授業を体育の必須としました。そして文部科学省はダンス教育が円滑に行われるために中学校保健体育科教員向けのリーフレットを作成しています。その中でも学習指導要領が示す体育で行うダンスを3つに分け、「現代的なリズムのダンス」、「フォークダンス」、「創作ダンス」のいずれかを必修するように指導しています。これにより中学校の体育の指導教員は、ダンスという今までになかった科目を勉強することになりました。今なぜ文科省がこのような指導をしているのか、どのようなメリットがあるのかを説明します。


ストリートダンスの一種、ハウスダンスとは?

ストリートダンスの一種、ハウスダンスとは?

メジャー化しているヒップホップダンス程は知られていないハウスダンス。しかしその歴史はヒップホップダンスとほぼ同時期から始まっています。ダンス界では知られた存在で、若者を中心に今、人気のあるダンスのひとつでもあります。そんなハウスダンスとは、一体どんなものなのでしょうか。


hiphop danceの定番技、ポップコーンをマスターする具体的なダンス練習法

hiphop danceの定番技、ポップコーンをマスターする具体的なダンス練習法

hiphop danceの定番技であるポップコーンダンスは、初心者向けのダンスですが、中々に難しいと言われています。しかし、ヒップホップダンスの中では基本ステップの1つで、応用が効きやすく、覚えておくと損はしないでしょう。そんなhiphop danceの定番技、ポップコーンダンスの練習法をご紹介します!


最新の投稿


【初心者向け】カメラ教室・写真教室の料金相場や教室選びで失敗しないポイント

【初心者向け】カメラ教室・写真教室の料金相場や教室選びで失敗しないポイント

カメラや写真に興味を持ち始めたとき、「もっと上手に撮れるようになりたい」と思う方は多いはず。独学も可能ですが、カメラの設定や構図の考え方、光の使い方などは自己流だと限界を感じることもあります。そこで役立つのが写真・カメラ教室です。教室に通うことで、基本操作を一から丁寧に学べるだけでなく、講師の直接指導を受けながら実践的にスキルを伸ばすことができます。特に初心者の方にとっては、わからない点をその場で質問できる環境は大きな安心につながります。この記事では写真・カメラ教室の料金相場やレッスンの種類、費用を抑えるポイント、さらに教室選びで失敗しないためのコツを詳しく解説します。


【初心者大人向け】水彩画教室の料金相場と失敗しない教室の選び方

【初心者大人向け】水彩画教室の料金相場と失敗しない教室の選び方

水彩画教室は、「絵を描くことを楽しみたい」「趣味を広げたい」「表現力を磨きたい」と考えている方に人気の習い事です。特に、初めて受講を検討している方にとっては、どのくらいの料金がかかるのか、また自分に合った教室をどのように選べばよいのかが気になるポイントではないでしょうか。料金は月謝だけでなく、入会金や教材費なども発生する場合があります。あらかじめ相場を知っておけば、無理なく続けられる教室を見つけやすくなります。この記事では、水彩画教室の料金相場、そして初心者でも失敗しないための教室の選び方について解説します。


イタリア語教室の料金相場はどれぐらい?初心者でも失敗しない教室選びのポイントなど徹底解説

イタリア語教室の料金相場はどれぐらい?初心者でも失敗しない教室選びのポイントなど徹底解説

イタリア語は、美しい響きと独特のリズムを持ち、多くの人を魅了する言語です。旅行先で現地の人と会話を楽しみたい、留学して本場の文化を学びたい、あるいは仕事でイタリア語を活用したいなど、学び始める理由はさまざまです。しかし、いざ学びたいと思った時に、まず気になるのは「どのくらいの料金で学べるのか」という点でしょう。この記事では、イタリア語教室の料金相場をはじめ、安く抑えるコツから初心者が失敗しない教室選びのポイントまで詳しく解説します。


押し花教室の月謝はどれぐらい?レッスン別の料金相場や教室選びのポイントを紹介

押し花教室の月謝はどれぐらい?レッスン別の料金相場や教室選びのポイントを紹介

押し花(プレストフラワー)は、草花の美しさをそのまま閉じ込め、額装や小物などにアレンジして楽しむクラフトです。最近では趣味としてはもちろん、インテリアや贈り物としても人気が高まっており、はじめてみたいと思う方が増えています。とはいえ、いざ押し花を始めようと思っても「何から手を付ければいいの?」「独学では限界が…」と迷うことも。そんなときに心強いのが、基礎から丁寧に学べる「押し花教室」です。この記事では、押し花に興味を持ちはじめた初心者の方に向けて、気になる押し花教室の費用の目安をはじめ、受講料以外にかかる費用、料金を抑えるコツ、そして教室選びのポイントまで、詳しく紹介していきます。


【中国語教室 料金相場】初めての中国語学習にはスクール受講がおすすめ!初心者が失敗しない選び方も紹介

【中国語教室 料金相場】初めての中国語学習にはスクール受講がおすすめ!初心者が失敗しない選び方も紹介

「中国語を習ってみたいけど、どれくらいの費用がかかるのか分からない」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。最近では、ビジネスや旅行、趣味など、さまざまな目的で中国語を学ぶ方が増えてきました。それにともなって、中国語教室の種類やレッスンスタイルも多様になり、料金体系も教室ごとにバラバラです。この記事では、中国語教室を初めて受講しようとしている方に向けて、中国語教室の料金相場から、料金を安く抑えるコツ、初心者でも失敗しない教室の選び方について紹介します。