身体を鍛えるだけでいいのか??
空手もヨガもアプローチの違いはあるもののフィジカルを強くするという面があります。インナーマッスルが強くなってそれが使えることで体幹が安定しますし、効率よく身体が動くようになってきます。でもそれだけでは不十分です。何故なら身体を動かす命令を出しているのが脳であり、脳もバージョンアプさせる必要があるからです。パソコンで例えるなら身体はアプリ、脳はOSみたいな感じでしょう。ソフトがいくら新しくてもOSが古いままだったら十分に使いこなせませんよね。
空手もヨガも脳を活性化させる技術はあるのです。
イメージ練習とメディテーション
武道にはイメージを用いる練習があります。「站椿」(たんとう)または「立禅」と言われるものです。これは静止した状態で身体の中を意識しながらイメージをしていくことで脳と身体をリンクさせて能力を引き出そうとするものです。一方ヨガにもメディテーション(瞑想)というのがあります。ポーズを作る練習はフィジカル中心ですが、メディテーションでは脳の方に主にアプローチをしていきます。要は「肉体と脳」「身体と心」はセットで鍛えていくという伝統的な取り組み方です。
まとめ
空手にもヨガにも人間の能力を高めていくという目的の練習があることを知っていただきたいと思います。脳も鍛えていけば集中力も高まりますし、ストレスに対する耐性も強くなってきます。
現代はストレス社会です。汗をかいて発散させたり、美味しいものを食べるという「対処法」もいいですが、脳そのものを鍛えるというアプローチは今後重要になってくると思われます。
女性・初心者でも安全に無理なく練習できるのが修気道メソッドです!