介護現場で役立つ資格・研修の種類まとめ!取得方法やメリット・難易度についても解説

介護現場で役立つ資格・研修の種類まとめ!取得方法やメリット・難易度についても解説

団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、日本が超高齢化社会になる「2025年問題」。そんな超高齢化社会を目前に、介護サービスへのニーズの高まりも手伝って、介護業界へチャレンジする方、すでに介護業界で活躍されていてスキルアップ・キャリアップをお考えの方をはじめ、ご家族に介護が必要になったときのために正しい知識を身につけておきたいなどの理由から、介護資格の取得を検討する方が増えてきています。この記事では介護資格・研修の種類や取得メリット、資格試験があるものは難易度や合格率もあわせて紹介します。


主な介護資格・研修の種類

介護に関わる資格・研修のなかで基本となるのが「介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)」「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」の3つです。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護に関わる知識・技術の基礎から応用までを学ぶ、介護の現場に入るうえでの入門資格。介護の現場で働くにあたっては、キャリアのスタートにぴったりな介護資格です。

介護の基本が学べるので、介護職員を目指す方だけでなく、将来的なご家族の介護に備えて、正しい知識を身に付けたい方にもおすすめです。

介護職員初任者研修資格の取得にはスクールに通い、修了試験に合格する必要があります。修了試験はスクールの授業内容を理解できていれば、誰でも合格できる内容です。

「介護職員初任者研修」の講座を探す

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は、介護福祉士国家試験を受験するために修了が義務付けられたステップアップ資格です。また、修了後は訪問介護事業所でヘルパー業務のマネジメントを行うサービス提供責任者(サ責)としても活躍できます。

その内容は、社会保障制度、コミュニケーション技術、たん吸引や経管栄養をはじめとした医療的ケアなど、より質が高く実践的な介護を行うための知識・技術について。

介護福祉士実務者研修資格の取得にはスクールに通い、修了試験に合格する必要があります。こちらも介護職員初任者研修同様、スクールの授業内容をしっかり理解できていれば合格できる内容です。

「介護福祉士実務者研修」の講座を探す

介護福祉士

介護福祉士は、介護の資格のなかで唯一の国家資格です。介護に関する専門的な知識を持っているという証であることと、訪問介護においては、事業所に介護福祉士が多くいると特定事業所加算もあるため、就職や転職での求人選考や、給料面でもメリットがあります。

介護福祉士国家試験の受験資格として、前述の「介護福祉士実務者研修」の修了と介護等の業務の実務経験が3年以上(従業期間 1,095日かつ従業日数 540日以上)必要です。

介護福祉士国家試験は年1回実施され、例年1月の最終日曜日に筆記試験、3月の第1日曜日に実技試験が行われています。また、受験には申込手続きが必要です。受験申込の期日は決まっていますので、受験予定の方はあらかじめ日程を確認しておきましょう。

介護福祉士国家試験の合格率は、過去傾向からみてみると例年70%前後。同じ介護資格のケアマネージャー試験の合格率が20%前後、社会福祉士の合格率が30%前後なので、介護福祉士国家試験は比較的高い合格率だといえます。

社会福祉振興・試験センター:介護福祉士国家試験
「介護福祉士受験」の講座を探す

介護福祉士取得者のキャリアアップ資格・研修

介護福祉士は国家資格であるため、介護の現場では需要、将来性ともに高い資格です。さらにスキルアップ・キャリアアップしていくことで、ご自身の就業場所の利用者へ与える安心感はもとより、待遇や給料面も上げていけるメリットもあるでしょう。

認定介護福祉士

認定介護福祉士は、介護施設や介護事業所、所属する介護福祉士や利用者のご家族への介護知識の習得やスキルアップを牽引し、他職種とも連携を図ることで地域包括ケアを推進する資格。民間資格ながら介護福祉士の上級資格、介護士系資格の中で最上位にあたり、管轄における介護サービス全体の質を向上させる役割を担います。

医療関係をはじめ多様な職種と関わり、高度で質の高い介護スキルやマネジメント力を身につけることができ、リーダーや管理職への昇進の可能性も高まるでしょう。

認定介護福祉士の受講資格は「介護福祉士資格取得後5年以上の実務経験」「介護職員を対象とした現任研修の100時間以上の研修歴」「研修実施団体の課すレポート課題または受講試験において一定の水準の成績を修めていること」が条件です。

全600時間の認定介護福祉士養成研修を修了し、認定申請書を提出。交付された認定証を認定機構に登録することによって、認定介護福祉士になることができます。

認定介護福祉士 認証・認定機構

喀痰吸引等研修

たんの吸引や経管栄養は、カテーテルやチューブを挿入して口腔内や鼻腔内、気管カニューレ内部のたん・唾液を排出したり、胃や十二指腸などへの栄養剤注入を行います。

こちらは医療行為に当たり、原則医療行為を禁止されている介護職員には行えませんが、喀痰吸引等研修を修了していればその一部を行うことができます。なお、介護福祉士実務者研修でたん吸引や経管栄養の知識は学びますが、実際に行為を行うには本研修の修了が必要です。

喀痰吸引等研修は、学歴や経験がなくても受講可能。喀痰吸引等研修を実施している「登録喀痰吸引等事業所」にて研修を受講し、発行される修了証を社会福祉振興・試験センターへ届け出ることで、たんの吸引や経管栄養の業務が行えるようになります。

厚生労働省:喀痰吸引等研修
「喀痰吸引等研修」の講座を探す

医療介護福祉士

医療介護福祉士は、医療チームのメンバーとして活躍できる医療知識を持つ介護福祉士の証となる資格です。介護福祉士として1年以上の実務経験があれば受講可能で、所定の講義と実習を修了し、認定試験に合格することで取得できます。

医療機関や介護施設において、高齢者をはじめ高度障害者や神経難病患者に対する介護ニーズが高まっており、一定の医学知識を持った介護福祉士のニーズも比例して高まっています。勤務先での緊急時の対応や事故防止をはじめ、介護福祉士としての仕事の幅をより広げ、職場での選択肢を増やすメリットのある資格です。

一般社団法人 日本慢性期医療協会
※2023年2月現在「医療介護福祉士」資格の講座は開講されておりません

介護支援専門員(ケアマネジャー)

介護支援専門員(ケアマネージャー)は、介護を必要としている人の介護サービス計画(ケアプラン)作成や、介護サービス提供事業所や介護施設との橋渡しを担う資格。体力を求められる介護職のなかでは、業務において事務的な作業が多く、身体能力や体力の影響が少ないので、年齢を重ねても働きやすいのがメリットです。

勤務先または居住地の都道府県で年1回実施される「介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)」に合格し、実務研修を修了後に当該都道府県に登録することで資格取得できます。

介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)の受験資格は、介護福祉士や看護師、社会福祉士などの指定された業務において、従業期間5年以上かつ従事日数900日以上の実務経験を満たすこと。例年、受験申込期間が5月から7月頃、試験日が10月頃になっていますので、受験予定の方はあらかじめ日程を確認しておきましょう。

介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)の合格率は、各都道府県によって異なりますが概ね20%前後と、大変難易度の高い試験です。受験対策講座を用意しているスクールもあるので、自宅学習と併用して受講するのもよいでしょう。

厚生労働省:介護職員・介護支援専門員
「ケアマネジャー受験対策」の講座を探す

サービス提供責任者(サ責)

サービス提供責任者(サ責)は、訪問介護事業所において、介護支援専門員(ケアマネージャー)が作成する介護サービス計画に沿った訪問介護計画書の作成と、利用者に提供されるケアの目的や内容が、訪問介護員(ヘルパー)ごとに違ったものにならないよう指示・共有・調整を図るお仕事です。また、サービス提供責任者(サ責)は、資格ではなく役職名になります。

サービス提供責任者(サ責)になるには「介護福祉士資格」「介護福祉士実務者研修の修了」「旧ホームヘルパー1級課程の修了」のいずれかが必要です。

サービス提供責任者(サ責)「令和3年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、サービス提供責任者(サ責)の平均給与は327,020円。一般的な訪問介護事業所職員が296,770円なので、3万円ほど平均給与が高くなるメリットがあげられます。

ここまで、介護現場で特に求められる介護福祉士資格取得後のスキルアップ・キャリアアップ資格を紹介しました。ここからは介護の現場で働く方が、より質の高い介護サービスを提供するために役立つ資格を紹介します。

認知症ケアに関する資格・研修と種類

厚生労働省の調査によると、認知症高齢者は2025年に約700万人、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になると予想されています。

認知症の知識やケアについては、介護の現場においても無視できないものですので、資格取得・研修受講によって、認知症への理解を深め、ケアを実践していくことが必要です。

認知症介護基礎研修

認知症介護基礎研修は、認知症の方の介護を行う介護職員が、認知症への理解を深め、必要な基礎知識・技術を学ぶ研修です。2024年4月からは無資格の介護職員に対して受講が完全義務化され、現在経過措置期間(2021年4月~2024年3月まで)です。

受講方法は主催する自治体によって異なりますが、eラーニングを採用している自治体が多いようです。

認知症介護実践者研修

認知症介護実践者研修は、認知症の方への介護についてより深く体系的に学ぶ研修です。「グループホーム」に勤務している介護職員の方には、より実践的で役に立つ研修でしょう。

受講方法や受講資格は主催する自治体によって異なりますが、東京都の場合「東京都内の介護保険施設・事業所(居宅介護支援事業所を除く)に従事していること」に加えて「認知症の方の介護に関する経験が2年程度以上」を満たす方が受講できます。

認知症介護実践リーダー研修

認知症介護実践リーダー研修は、介護施設や介護事業所のリーダーとして、後輩や他の介護職員の指導をしたり、認知症ケアチームの取りまとめや調整など、認知症支援の推進役としてサービスの質を高める方法を学びます。

基礎研修・実践者研修の上位資格で、その名の通りリーダーを育成する研修になりますので、これから指導者としてキャリアアップしていきたい方におすすめの研修です。

受講方法や受講資格は主催する自治体によって異なりますが、「介護業務での5年以上の実務経験」「認知症実践者研修を修了し1年以上経過していること」を満たす方が受講できます。

認知症ケア専門士

認知症ケア専門士は、日本認知症ケア学会認定の資格。認知症介護を行う方の継続的な認知症知識・技術の向上から、認知症の方とそのご家族に対して質の高いサービスの提供を目的としています。こちらは更新制の資格で、前回資格を更新してから5年以内に所定の単位取得が必要です。

認知症ケア専門士認定試験の受験資格には、試験実施年の3月31日から過去10年間に、3年以上認知症ケアの実務経験が必要です。認定試験は毎年1回で、一次試験はWEBでの筆記試験、二次試験は論述試験と倫理研修の受講になります。

認知症ケア専門士認定試験の合格率は、例年傾向では50%前後。決して簡単ではない資格試験ですので、自宅学習とあわせて日本認知症ケア学会主催の受験対策講座の受講がおすすめです。

日本認知症ケア学会:認知症ケア専門士

認知症ケア上級専門士

認証ケア上級専門士は、前述の認証ケア専門士の上級資格です。認知症ケアチームのリーダーや地域におけるアドバイザーとして、認知症ケアの方法を経験や科学的根拠に基づいた説明ができることが求められます。

また、指導者として後輩や認知症ケア専門士のケアに関する悩みや問題解決の支援を行いますので、認知症ケアでスキルアップ・キャリアップしていきたい方にはおすすめです。

認証ケア上級専門士認定試験は毎年1回行われ、以下の4点が受験資格になります。

1.認知症ケア専門士としての経験が3年以上あること
2.専門士資格更新の有無にかかわらず,2017年4月1日~2022年3月31日までに認知症ケア専門士の単位を30単位以上取得していること
3.認知症ケア上級専門士研修会を修了していること
4.次のいずれか1つ以上の条件を満たしていること*
認知症ケア上級専門士制度規則にある学術集会,地域部会研修会等での演題発表ならびに事例報告(筆頭者のみ)
認知症ケア上級専門士制度規則にある,査読制度のある機関誌等での論文・事例発表(筆頭者のみ)
* 2017年4月1日以降かつ専門士資格取得以降~受験申請期間最終日までに行った発表等に限ります.

認証ケア上級専門士認定試験の合格率は公表されていませんが、第14回(2022年度)の合格者は17名でした。

日本認知症ケア学会:認知症ケア上級専門士

その他介護の現場を支える資格

ケアクラーク

ケアクラークは介護事務の資格の1つで、介護事務に必要な基本知識と介護給付費請求書作成(レセプト業務)の能力を保有している証になります。

一般財団法人 日本医療教育財団が主催する「ケアクラーク技能認定試験」に合格することで取得できます。受験資格はないので誰でも受験でき、合格率は約70%と比較的難易度が低い資格です。

日本医療教育財団:ケアクラーク技能認定試験(ケア クラーク®)
「ケアクラーク」の講座を探す

介護予防運動指導員養成講座

介護予防運動指導員は、介護予防のプログラムを作り、運動指導を行う資格で「介護予防運動指導員養成講座」を受講することで取得可能です。

介護予防運動指導員養成講座は、以下の方に受講資格があります。

医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士、歯科衛生士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士、介護支援専門員、健康運動指導士等、介護職員基礎研修課程修了者、訪問介護員2級以上で実務経験2年以上の方、実務者研修修了者、初任者研修修了者で実務経験2年以上の方、および上記国家資格の養成校等の卒業見込みかつ資格取得見込み者(国家試験受験者)

東京都健康長寿医療センター:介護予防運動指導員養成事業について

レクリエーション介護士

レクリエーション介護士は、高齢者向けのレクリエーションの専門知識を学び、レクリエーションプログラムの企画・計画が行える資格です。

2級はスクールでの通信講座・通学講座を受講することで、1級は必須講座の受講と筆記・実技の試験とあわせて3施設での実技研修を経て資格取得できます。

経済産業省:レクリエーション介護士

ガイドヘルパー(移動介護従事者)

ガイドヘルパー(移動介護従事者)は、高齢者に限らず、視覚障がいや行動障がいを持たれている方など、一人で出掛けるのが困難な方に付き添い移動をサポートするお仕事です。

ガイドヘルパーの資格には、「同行援護従業者養成研修(視覚障がい者ガイドヘルパー)」「全身性障がい者ガイドヘルパー養成研修(全身性障がい者ガイドヘルパー)」「行動援護従業者養成研修(知的障がい者・精神障がい者ガイドヘルパー)」の3つがあり、利用者にどのような障がいがあるかによって必要な支援が異なります。

「ガイドヘルパー(移動介護従事者)」の講座を探す

福祉用具専門相談員

福祉用具専門相談員は、福祉用具の適切な選び方、使用方法などの知識を身につけ、利用者の方やその家族の生活の質を向上させるサポートをするお仕事です。

福祉用具専門相談員の資格は、「福祉用具専門相談員指定講習」を受講し、修了試験に合格することで取得できます。受験資格はありませんので、誰でも受験可能です。

「福祉用具専門相談員」の講座を探す

福祉住環境コーディネーター

福祉住環境コーディネーターは、医療・福祉・建築についての幅広い知識を身につけ、各種の専門職と連携をとりながら適切な住宅改修プランを提示。高齢者や障がい者に対して住みやすい住環境を提案するお仕事です。

福祉住環境コーディネーターの資格は、東京商工会議所が主催する「福祉住環境コーディネーター検定試験」に合格することで取得できます。2021年度試験での合格率は、1級で17.7%、2級で67.8%、3級で66.1%という結果でした。

東京商工会議所:福祉住環境コーディネーター検定試験
「福祉住環境コーディネーター」の講座を探す

重度訪問介護従業者

重度訪問介護従業者は、重度障がいで介護を必要としている方への介護知識や、専門的なケア技術を行う資格。各自治体の指定する「重度訪問介護従業者養成研修」を修了することで資格を取得できます。

難病患者等ホームヘルパー

難病患者等ホームヘルパーは、特定疾患や難病を抱える方に対して、訪問型の介護・生活援助を行うお仕事です。

難病患者等ホームヘルパーの資格は、各自治体が指定する事業者で行われる「難病患者等ホームヘルパー養成研修」を修了することで取得できます。なお、研修には「入門講座」「基礎課程Ⅰ」「基礎課程Ⅱ」の3つがあり、それぞれで受講資格が異なります。

安心感のある質の高いサービス提供のために

超高齢化社会を目前にした現在。介護のニーズが増えていくなか、介護業界にこれからチャレンジする方、介護業界でスキルアップ・キャリアップを目指す方に向けて、求人や給料など処遇改善の側面に触れ、介護現場で役立つ資格・研修の種類を紹介しました。

実務経験が必要な資格・研修も多く、勤務しながら資格取得の学習をすすめなければいけないことも。介護施設や事業所の資格取得支援制度を活用したり、スクールを利用したりと、効率的な学習を行うのがおすすめです。

なお、現場で長く安定して働くうえで処遇は重要な要素ではありますが、ご自身の働く介護施設・介護事業所を利用される方に、安心感のある質の高いサービスを提供し続けることが資格取得の本質であることは、忘れてはいけません。

ご自身のために、サービス利用者とそのご家族のために、資格取得・研修受講にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

本記事は2023年02月14日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもとに安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

関連する投稿


認知症の高齢者をサポートする認知症介助士ってどういう資格?

認知症の高齢者をサポートする認知症介助士ってどういう資格?

少子高齢化が進む日本。高齢化が引き起こす社会問題にはさまざまなものがありますが、そのひとつに認知症の高齢者の増加があります。厚生労働省老健局が2019年6月に発表した「認知症施策の総合的な推進について」によると、2025年には高齢者の約5人に1人が認知症という推計が示されています。そこで重要になってくるのが、認知症の人のサポートです。今回は、認知症の人をあらゆる面からサポートする認知症介助士について、その概要から資格取得方法、仕事内容、就職先についてお伝えします。


【2021年版】精神保健福祉士になるには? 国家試験の受験資格や合格率、取得後の仕事内容などをご紹介

【2021年版】精神保健福祉士になるには? 国家試験の受験資格や合格率、取得後の仕事内容などをご紹介

精神に障がいを抱えた人の社会復帰を手助けしたり、訓練を行ったりする国家資格、それが精神保健福祉士です。「精神科ソーシャルワーカー(PSW)」とも呼ばれており、福祉の世界では社会福祉士、介護福祉士と並ぶ国家資格として知られます。ストレス社会の中で心の病を抱える人が増えた現代において需要が高まっており、資格取得後は幅広い分野での活躍が期待できます。今回は、精神保健福祉士の資格取得方法や試験、お仕事内容についてご紹介します。


【2021年度版】ハロートレーニングと民間のスクール、どちらで介護の資格を取得したらいい?

【2021年度版】ハロートレーニングと民間のスクール、どちらで介護の資格を取得したらいい?

介護業界で長く働こうと思うのならば、最低でも介護職員初任者研修は修了しておきたいもの。とはいえ、民間のスクールを受講するには受講料がかかります。でも離職中ならば、ハロートレーニング(公的職業訓練)を利用するという手があります。そこで、今回はハロートレーニングを活用して介護の資格を取得する方法と、ハロートレーニングと民間スクールのどちらで受講したらいいのか、双方のメリット・デメリットを比べてみました。


【2021年版】障害者を支援する福祉の仕事にはどんなものがある?(障害者福祉領域)

【2021年版】障害者を支援する福祉の仕事にはどんなものがある?(障害者福祉領域)

2013年4月、障害者自立支援法に代わり障害者総合支援法が施行されました。対象となるのは、身体障害者、知的障害者、発達障害者を含む精神障害者、指定された難病を患っている人です。厚生労働省の「障害者白書(令和3年版)」によると、身体障害児・者は436万人、知的障害児・者は109万人、精神障害児・者は419万人。この数は年々増加しています。障害は、決して特別なものではありません。事故や病気などで、誰もが障害を負う可能性があります。そこで、ここでは介護福祉職の中から障害者福祉に関わるお仕事についてご紹介します。


【2021年版】高齢者を支援する介護の仕事にはどんなものがある?(介護・高齢者福祉領域)

【2021年版】高齢者を支援する介護の仕事にはどんなものがある?(介護・高齢者福祉領域)

急速な少子高齢化によって高齢者が増え続ける日本。しかし核家族化が進んでいることもあり、高齢者や高齢で障がいを持っている方への支援は家族だけでは限界があります。そこで需要が高まっているのが、介護関連のお仕事です。そこで、今後も高い需要が見込まれる介護職でも特に高齢者領域にかかわるお仕事についてご紹介します。


最新の投稿


高まるダンス人気!ダンススクールの料金相場や安く抑えるためのポイントを紹介

高まるダンス人気!ダンススクールの料金相場や安く抑えるためのポイントを紹介

近年、習い事としてダンスがますます人気を集めています。特に子どもや若者を中心に、体を動かしながらリズム感や柔軟性を養うダンスは、運動不足の解消やストレス発散にも効果的です。ダンスにはさまざまな種類があり、ヒップホップやバレエ、ジャズダンスなど、年齢や個性に応じて楽しむことができます。この記事では、初めてダンスを習う方や、どのスクールを選べばよいか迷っている方に向けて、ダンスの魅力や種類、ダンススクールの料金相場について詳しく解説し、特にダンススクールに通う際の費用やコストを抑えるための工夫についても紹介します。


大人向けピアノ教室の月謝はどのくらい?レッスン料金相場や安く抑えるポイントを紹介

大人向けピアノ教室の月謝はどのくらい?レッスン料金相場や安く抑えるポイントを紹介

大人になってから「ピアノを習ってみたい」と思った方も多いのではないでしょうか。ピアノは子どもから大人まで楽しめる楽器で、特に大人になってから始めることで得られる楽しさや充実感は格別。趣味として、あるいは仕事や日常のストレス解消を目的に、ピアノを始める方が増えています。しかし、ピアノ教室に通うにあたって、どのくらいのレッスン料がかかるのか、また月謝以外に発生する料金などについて気になるところです。本記事では、これからピアノ教室に通おうと検討している方に向けて、ピアノ教室の月謝の相場やその内訳について解説します。


ネイルスクールの学費はどれぐらい?料金相場と安く抑えるための方法、スクール選びのポイントも紹介

ネイルスクールの学費はどれぐらい?料金相場と安く抑えるための方法、スクール選びのポイントも紹介

ネイルは、女性だけでなく男性にも人気の高いビューティケアとして注目されています。その中で、プロのネイリストを目指す方や、自分でネイルケアを楽しむためにスキルを磨きたい方も多いのではないでしょうか。しかし、ネイルスクールに通うことを検討する際、多くの方が気になるのが「料金」です。この記事では、ネイル業界で働きたい方、スキルアップを目指している方に向けて、ネイルスクールの料金相場や費用を抑えるためのポイント、スクールの選び方など詳しく解説します。


料理上手になりたい人へ!料理教室の料金相場や選び方、料金を安く抑えるポイントを紹介

料理上手になりたい人へ!料理教室の料金相場や選び方、料金を安く抑えるポイントを紹介

最近では、自宅で料理をする機会が増え、料理の腕を磨きたいと考える人が増えています。そんな中、料理教室は単に料理の技術を学ぶだけでなく、新しい出会いや楽しい時間を過ごせる場所としても注目されています。とはいっても「料理教室って高そう…」「どんな料金システムなんだろう?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。この記事では、料理教室の基本的な情報から料金相場、お得に通うコツまで、詳しく紹介します。


加圧トレーニングはダイエットに効果的!料金相場やスクールを選ぶ際のポイントを解説

加圧トレーニングはダイエットに効果的!料金相場やスクールを選ぶ際のポイントを解説

加圧トレーニングは、通常の筋トレとは異なり、筋肉に負担をかけずに短時間で効果を得ることができるトレーニング方法です。短期間で効果を感じることができるため、ダイエットや筋力向上、美容に関心がある方々にも幅広く利用されています。この記事では、これから加圧トレーニングをはじめようとしている方に向けて、加圧トレーニングの基礎知識や効果、スクールやトレーニング施設の料金相場や選ぶ際のポイントなど詳しく解説します。