お菓子食べたい!でも糖質が…となったときに食べるべき米粉のお菓子とは

お菓子食べたい!でも糖質が…となったときに食べるべき米粉のお菓子とは

ダイエットをしているときには、やはりお菓子は控えるべきです。 しかし疲れが溜まってきたり、夜中まで起きていたりするときはどうしてもお菓子が食べたくなるもの。 こんなときには、いったいどうしたらいいのでしょうか?


ダイエット中にお菓子を食べたくなったときの乗り越え方

一生懸命ダイエットをしているときでも、どうしてもお菓子を食べたくなってしまうことがあります。
こんなときにはどうしたらよいのでしょうか。
そのシンプルな乗り越え方について見ていきましょう。

1.まずお菓子を側に置かない

ごく簡単でシンプルな理屈ですが、「お菓子を側に置かないこと」はダイエットにおいて非常に効果的です。
心理学においても、「依存対象がある場合、それを手元に置かないことが十分な対策となりうる」とされています。
人間は、近くにお菓子があったら食べたくなってしまうもの。
しかし、「買いに行ってまで食べよう」と思う人はあまりいません。
お菓子を食べる前に、「お菓子を買いに行く」という「面倒さ」を挟むことで、食べることを抑制できるのです。

2.「食べてもいいもの」を知っておく

ダイエットをしている最中、やみくもに、「間食は絶対にしてはいけない!」と考えるのはストレスの元です。
そしてこの「ストレス」は、多くの場合、ダイエットの継続失敗に繋がります。

そのため、「食べても太らないお菓子」「低カロリーのお菓子」「ヘルシーなお菓子」をしっかりと覚えておいて、間食をしたくなったときにはそれを意識してとるようにするとよいでしょう。

たとえばコンブのお菓子や0カロリーのゼリー。低カロリーで作られたアイス。
油分を吸収しにくく、ドーナッツなどを作った場合でもヘルシーに仕上げることのできる米粉を使ったスイーツ。
これらはダイエットのときの強い味方となります。

しばしば、「0カロリーのゼリーなどに使われている人工甘味料は体に悪い」という意見を目にします。

しかし、厚生労働省の調査では、現在市販されている食品においては、その安全性に問題がないことがはっきりとわかっています。

もっとも、「0キロカロリーだから!」と著しく多い量を食べてしまえば害が出る可能性も0ではありませんが、それほど神経質になる必要はありません。

出展:厚生労働省「食品添加物」 
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuten/qa_shohisya.html

3.「週末だけ食べる」などのように決める

「いつもはヘルシーなものを食べているけど、どうしてももっと甘い物も食べたい!」という欲求が強くなってきたのなら、「この日ならOK」という日を作るとよいでしょう。
たとえば、週末の昼間や、あるいは人と一緒のご飯のときなどです。

このように決めておけば、「平日はつらいけど、週末のお楽しみがあるから」と考えて乗り切ることができるはずです。

糖質とカロリー、どちらに気を付けるべき?

「糖質制限ダイエット」が一般化してきた現在、しばしば話題に上るのが、「糖質を制限した方が良いか、カロリーを制限した方が良いか」という問題です。

まず大前提として押さえておいてほしいのは、「摂取カロリーが消費カロリーよりも少なければ、やせる」という理論です。
これは疑いようがなく、糖質であれ、たんぱく質であれ、ほかの何であれ、摂取カロリーが消費カロリーを上回れば太ります。

ただ、この大前提を押さえたうえで、「糖質とカロリーのどちらを押さえればよいのか」という議論がされることがありますが、この話はいまだに結論が出ていません。

糖質制限は極めて有用なダイエット方法であり、「糖質制限をしたグループは、カロリー制限をしたグループよりも1.7倍も体重が落ちた」とする研究論文があります。

ただ一方で、「糖質制限ダイエットは半年間という短期間においては効果がある。しかし12か月を経過した段階では、両者の間にほとんど違いは見られなかった。また、糖質だけを制限した生活では、その安全性に疑問が残る」という研究結果も発表されています。

糖質制限ダイエットを否定する医師もいれば肯定する医師もいるため、 糖質制限とカロリー制限の優劣や、どちらにこだわるべきということを断言することはできません。

ただ、「カロリーを押さえながら、糖質の『とりすぎ』に注意する」という姿勢は非常に有用です。

たとえば、「デザートプレートを食べたい!」と思った時には、組み合わせを考えるとよいうでしょう。
たとえば、ドーナッツとアイスの盛り合わせを選ぶとします。

このとき、ドーナッツは米粉を使ったものを選ぶとよいでしょう。
米粉は小麦粉に比べて脂を吸収しにくく、カロリーも若干ですが低めです。

糖質量に関しては小麦粉よりも米粉の方が多いのですが、脂を吸収しにくいため、カロリーの制限に役立ちます。

アイスに関しては、オリゴ糖などを使って甘さを加えた砂糖不使用のアイスを選ぶことをおすすめします。
なかには、従来のアイスと比べて、糖質が80パーセント以上も少なくなっているものもあります。

油の吸収を控えめにしてくれる米粉と、糖質制限ができるアイスを組み合わせることで、ダイエットに大敵だと思われた「デザートプレート」まで食べられてしまいます。
無理をするダイエットは続かないもの。
このように、「上手な組み合わせ方」を学んで、おいしく食べていきたいですね。

まとめ

糖質制限に関しては今なお議論が続けられており、明確な答えが出ていません。
しかし、「消費カロリーが摂取カロリーを超えれば痩せる」という明確な答えは出ています。

オリゴ糖や米粉など、様々な素材を組みあわせることで太りにくいお菓子というのも存在します。
お菓子はダイエットの天敵!と言ってストレスをためて体調を崩さないように、様々な知識を身に着けて自分にあった食生活を送るようにしましょう!

本記事は2017年11月25日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもとに安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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