ゴルフスイングはアドレスで8割決まる?
正しいスイングを習得するためには、正しい構え方、そして体の動きをマスターすることが先決です。アドレス(構え方)はゴルフスイングで最も重要な要素であり、打球の飛距離や方向性をも決定付けます。ゴルフスイングの8割はアドレスで決まると言っても過言ではありません。
そのため、実際にスイングの練習をしたり、ボールを打ったりする前に、十分にアドレスを練習して正しい構え方を体に覚え込ませる必要があるのです。正しく構えられなければ飛距離も満足に出せず、思った方向にも飛びません。
正しいアドレスは、以下の6つのステップの順番で形成します。
1.胸を張り、真っ直ぐ立つ
2.両足を肩幅に開き、下半身を安定させる
3.背筋を伸ばしたまま、腰から約30度前傾させる
4.両腕を脱力させて、ぶらりと真下に下げる
5.両膝を脱力させる
6.腕に一切力を入れずに、両手の平を合わせる
まず胸を張って、気を付けの姿勢で真っ直ぐに立ちましょう。そして、両足を肩幅程度に開きます。体幹、下半身の安定が重要なポイントです。体幹、下半身を安定させたら、腰を起点にして約30度前傾します。この時、首や背中は一切曲げないようにしてください。背筋から首筋まで真っ直ぐ伸ばしたまま、腰から前傾させるのです。
その姿勢のまま、両腕を脱力させてぶらりと下げます。両膝も軽く曲げてください。最後に、両手の平を合わせます。この最終姿勢が、正しいスイング時のアドレスになります。鏡を見ながら何度も練習して、基本のアドレスを体に覚え込ませてください。
アドレス形成時の注意ポイント
アドレスの基本が理解できたら、少し細かな注意ポイントも覚えておきましょう。アドレスを正しく形成するためには、細かなポイントも押さえておく必要があります。
体重は、ちょうど足裏(土踏まず)の中心に重心が乗るように体重をかけてください。バランスが取れ、なおかつスイングに力が宿ります。
膝を曲げすぎないことも重要です。体の回転が上手く機能しなくなるからです。軽くジャンプして着地した後の膝の角度くらいがちょうどいいです。
ほかにも、猫背ではなく背筋を伸ばすことや、腕を真下に下ろすことを意識してください。これらの注意点に気を付ければ、ボールに正しく力を伝えることができます。
まとめ
ほかのスポーツ同様、ゴルフも構えが非常に重要なのです。正しいアドレスをマスターすることは、安定したショットを打つためには必要不可欠なステップです。ぜひ、今回紹介した6ステップを参考に練習してみてください!
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