マッサージがむくみに効果的な理由
リンパは、体の中をめぐって老廃物やウィルスなどの異物を血管の中に入れないように、押し流す役割を担っています。つまり、リンパの流れが滞ってしまうと、老廃物が流れずに蓄積していき、むくみやすくなるんです。むくみは美脚の大敵ですよね。本格的なマッサージはプロの手で行ったほうが良いですが、簡単なマッサージを覚えておけば日常的なセルフケアに役立ちます。今日はなんだか足がむくみそうだな、と思ったら早めのセルフケアで足をいたわってあげましょう。
お腹周りのリンパの滞りを解消しよう
リンパドレナージュで便秘改善をするためには、お腹周りのリンパの滞りを改善させることが第一です。リンパの流れが滞り老廃物が流れにくい状態になると、体全体の代謝が滞り便秘がちになってしまいます。便秘解消のためにはお腹周りのマッサージを行い、リンパの老廃物を流すことを意識します。同時に腸を刺激するために、へその下を基点に反時計回りでさすっていきましょう。手のひらの熱と摩擦でお腹が温かく感じる程度のマッサージがリンパドレナージュの正しい方法と言えますが、指の腹に力を入れて、反時計回りに軽く押しながらさすっていくと、より腸への働きかけが進みます。
足のリンパマッサージの方法
足のリンパマッサージに使うものは、素手とオイル(あればでOK)。滑りを良くするためにはオイルがあったほうが良いでしょう。足の裏は、オイルをつけてしまうと滑りやすくなってしまうので、つけないほうがベター。
まず、足の裏をマッサージする方法です。足の裏は、全体重がかかる場所なので、たくさん歩いた後や、立ち仕事が多かった場合、疲れを感じやすい場所です。足の裏には、湧泉(ゆうせん)というツボがあり、押すととても気持ち良いんです。全身の疲労を和らげると言われているツボなので、ぜひとも刺激しておきましょう。ツボ押しグッズを使っても結構ですし、手の指で押しても大丈夫です。
足はツボが多く集まるところで、それぞれのツボが全身の臓器につながっている場所です。まんべんなく、足の裏を揉みほぐしていきましょう。
暖かくなってきたら、次のステップです。次に、足首のリンパ節周辺をやさしくなでて刺激しましょう。肌が乾燥している、滑りが悪いと思うときは、オイルを使ってもいいでしょう。アキレス腱の部分を手のひらで包み、上下に移動させます。そのまま膝の裏に移動して、膝の裏を押して、終わりです。何回か繰り返すと、不思議と足が軽くなってきます。
入浴後の習慣にしよう
入浴後は、全身の血行が良くなっており、リンパマッサージに最適なタイミングです。全ての動きはゆっくりとしたスピードを心がけてください。まず、ゆっくりと太ももの付け根に体重をかけます。左右順番に、5回を目安に行うと良いでしょう。
次に、膝から太ももに向かって、表、裏、側面、それぞれ5回、上方向にさすります。膝の裏は特に念入りに、上に向かって押しながらなでます。足首から膝の裏にかけて、同じように上方向になでます。足の先から足首までさすった後、足首をぐるぐると回します。
まとめ
リンパマッサージの方法をご紹介しましたが、どうでしょうか?足が軽くなった気がしてきませんか?足のリンパの流れをマッサージで良くすることを習慣にできるといいですね。リンパマッサージで、美脚を目指しましょう!
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