【2021年度版】介護福祉士になるには? 国家試験の受験資格や合格率、取得後の仕事内容などを徹底分析
ケアワーカーとも呼ばれる介護福祉士は、数ある福祉系の資格の中で唯一の国家資格です。訪問介護事業所や特別養護老人ホーム、身体障害者施設などで介護職員として介護にあたるほか、ヘルパーの指導や利用者家族へのアドバイスなども行います。介護の専門知識をもとに技術指導を行い、チームをまとめて現場のリーダーとなることが求められる、介護現場の中核的な存在です。ここでは、介護福祉士を目指す方向けに、資格の取得方法やお仕事内容、給与面などの待遇について見ていきましょう。
介護福祉士実務者研修ってどういうもの? 介護職員初任者研修とはどう違う?
介護業界では、キャリアアップの手段としてメジャーな資格がいくつかあります。介護福祉士実務者研修もそのひとつで、入門編である介護職員初任者研修の次に位置づけられます。今回は介護福祉士実務者研修について、どのような科目を受講するのか、どのような仕事をするのか、待遇などを見ていきましょう。
普段、何気なく利用している駅やビル、ショッピングセンター。健常者がそうした場所で移動するのに大きな障害はありません。しかし、足腰の悪い高齢者や体の不自由な方、視覚障がいや知的障がい、精神障がいを抱えている方がそうした場所で不自由なく移動するのは容易ではありません。そこで重要な役割を担うのが、彼ら移動困難者の外出を支援するガイドヘルパーです。今回は、ガイドヘルパーがどのような仕事か、ガイドヘルパーになるための資格はあるのか、どのような場面でガイドヘルパーが活躍できるのかなどについてお伝えします。
介護予防運動指導員って、どんな仕事? 認定されるとどんなメリットがある?
少子高齢化の影響もあり、介護・福祉に関する仕事の需要は年々増加しています。ひと口に介護の仕事といっても、資格や実務経験がなくても従事できる仕事もあれば、国家資格や特定の経験が求められる仕事まで、その種類はさまざまです。今回は、高齢者の介護予防と自立した生活を支援するために、主に運動能力面をサポートする介護予防運動指導員について具体的な仕事内容、講習内容、そして資格取得後に働ける事業所などについてお伝えします。
【2021年度版】訪問介護? それとも介護施設? 介護職員初任者研修を修了したら、どんなところで働けるの?
介護業界に入る際、とりあえず介護職員初任者研修を受けておくという人は多いようです。しかし、介護職員初任者研修修了後にどういう職場で働くことになるのか、不安を感じる人も少なくありません。そこで、ここではそうした不安をやわらげるために、介護職員初任者研修修了後にどのような場所で働くことになるのか、主な職場をご紹介します。
介護職への転身でお金がもらえる? 2021年4月より導入された就労支援パッケージってどういう制度?
慢性的な人手不足にある介護の現場。そんな状況にもかかわらず、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対処が加わったことで、介護職員の業務量と負荷は従来よりも増大しています。今や、介護職の人材確保は喫緊の課題と言えるでしょう。そこで、厚生労働省は新型コロナウイルスの影響で仕事を失った人たちの、介護・障害福祉職への転身を支援する就職支援パッケージの導入を決定、2021年4月から実施しています。
クラスター発生も! 介護施設では新型コロナウイルス感染症にどう対応しているか
パンデミック(世界的大流行)の発生から1年が経過するも、未だ流行収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。高齢化が加速する日本では、介護施設や病院でのクラスター(感染者集団)もしばしば発生し、社会問題となっています。パンデミックのさなか、介護施設は利用者と職員の安全のために新型コロナウイルス感染症(以下、「新型コロナ」)にどのように対応しているのでしょうか。