介護の資格の登竜門、介護職員初任者研修(ホームヘルパー)修了試験の難易度は?
ホームヘルパーを取得するには、130時間の研修を受け、修了試験に合格する必要があります。最初に安心していただきたいのですが、合格率は90パーセント以上と、難易度はあまり高くありません。
きちんと講義を聞いて復習すれば、ほとんどの方が合格ラインの7割に届くと言われています。また、たとえ不合格でも再試験も行われるのであまり心配はいりません。
修了試験の内容はどんなもの?
修了試験には、主にどのような科目があるか見ていきましょう。
1、 介護の自立支援、尊厳について
2、 介護の基本
3、 様々な介護、福祉サービスについて
4、 介護においてのコミュニケーション技術
5、 老人介護について
6、 認知症について
7、 障害について
8、 心と体の仕組み、生活支援について
この8つの科目が32のテーマに分かれ、そこから1問ずつ計32問出題されます。修了試験は、全て講義の内容の確認といった意味合いですので、講義をしっかり聞いていれば何かを新しく勉強する必要はありません。
内容は、マルかバツかといった正誤問題などが出題されます。選択、記述問題も出す所があり、スクールによって違います。
介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)はスクールに通わないと取得できないの?
介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)の取得には、スクールに通学する方法と通信講座を受ける方法とがあります。しかし、通信講座だからと言って、全く独学で自宅学習だけとはいきません。介護技術を習得しなければならないからです。
スクールは10万円前後と、通信講座より受講費は割高になりますが、疑問点をすぐ講師に聞くことができたり、仲間と共に励ましあえるなどのメリットがあります。通学日数は、22日から29日間なので、週5日通えば最短で1か月ほどで資格を取れるのも魅力ですね。時間がある方には、オススメです。
通信講座は、平均15日、実技を中心に90時間のスクーリングを受ければ、あとは自宅で学習できるので、忙しい方にはうってつけです。
しかし、疲れている中モチベーションを維持し続け、自宅で学習する時間を作るのは難しい場合も多く、質問をすぐ解決できないのがデメリットです。資格を取得するまでに、4か月から5か月くらい必要になります。
もし、時間があっても経済的に厳しいという方がいらしたら、ハローワークの紹介を受けて受講されると良いですよ。教科書代など最低限の実費だけで済みます。ただし、訓練する必要性があるのかの判断など、いくつか条件をクリアしなければなりません。また、日程が自分の好きなように組めない点は気を付けてください。
介護職員初任者研修(ホームヘルパー)を効率よく取得するには、自分の立場をよく見つめることです。働きながら取得したいのか、仕事を辞めてから取得するのか、すぐに資格が欲しいのかなど、事情によって、取得方法は変わってきます。
介護職員初任者研修は、スクールや料金によって学習する内容に大きな差がないのが特徴です。しかし、補講にお金がかかるかなどでは差が出ます。自分の状況をしっかり把握してスクールや取得方法を決めましょう。頑張ってください!
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