介護職員初任者研修、介護職員実務者研修を経て介護福祉士へとキャリアアップ!

介護職員初任者研修、介護職員実務者研修を経て介護福祉士へとキャリアアップ!

介護福祉士の資格は難しそう…と言う声も上がっています。介護現場の状況を良くするも悪くするも、すべて介護福祉士の腕にかかっていると言われています。介護福祉士の試験は、これまでの知識や研修で覚えたことを反映させられる試験内容となっています。質が良い介護環境を目指すために、介護福祉士の資格をぜひ取得しましょう。


介護福祉士になるには?

介護福祉系の専門学校などで専門課程を履修することで、介護福祉士の受験資格はぐっと近づきます。

ただ、介護ヘルパー(介護職員初任者研修)保持者が介護福祉士の受験資格を得るまでには、ちょっとした時間が必要になります。まず、実務経験3年というのが第一の大きなハードルとなります。

この他、初任者研修を修了後320時間の実務者研修が必要になります(初任者研修130時間を含め、合計450時間受講が必須)。この介護実務者研修の受講を修了することで、国家試験での実技試験が免除されるメリットがあります。

介護実務者研修は、2016年度(2017年1月実施)の介護福祉士試験から必須の受験資格となっているので、2017年1月受験予定者は注意が必要です。

2015年~2016年は移行期間!注意が必要

介護初任者からのスタートの場合、実務者研修修了の他、3年間の実務経験が必要となります。新制度の移行期間となっている2016年1月の試験では、実務経験3年のハードルさえクリアできれば受験資格を得ることができるので、実務者研修を受講する必要はありません。

ただし、国家試験において実技試験があることを踏まえておくことが大切です。介護福祉士の試験は年に一度しか行われません。実務経験を満たしている場合、2016年に受験するか、万全の態勢で2017年以降の受験を目指すか考えましょう。

介護福祉士の仕事は大きな将来性がある!

ホームヘルパーや介護初任者は、要介護者に対する介護や生活面での支援をすることに仕事が限定されます。しかし、国家資格である介護福祉士は違います。ケアマネや訪問看護師、ソーシャルワーカーなどとタッグを組んで、様々な介護に関する計画を提案することができるようになります。

この他、介護を受けている方本人や家族からの相談を受ける立場として、活躍できるようになります。また、ヘルパーたちを指導・統括する役割を担う立場にもなります。介護の現場で欠かせない種類の資格になるので、できるだけ取得することをオススメします。

介護の現場の最前線で働くヘルパーの仕事も重要ですが、介護福祉士としてヘルパーを統括する立場も必要です。これまで受講した研修で得た知識を、介護現場で十分に生かすためにも、スキルアップを兼ねて介護福祉士の資格を取得しましょう。国家資格を取得すれば転職も有利に進みます。自身の生活を豊かにするためにも、資格取得を意識して仕事に従事してみませんか?

介護職員初任者研修(旧名称ホームヘルパー2級)の資格取得・習い事を探すなら|講座の比較・資料請求が出来るグースクール

https://gooschool.jp/category/g018/c0308/

介護職員初任者研修(旧名称ホームヘルパー2級)のスクール・教室・レッスンを受講の注意点や資格・仕事を解説。介護職員初任者研修(旧名称ホームヘルパー2級)のおすすめスクールや、口コミ・評判でも教室を探せます。

介護福祉士実務者研修の資格取得・習い事を探すなら|講座の比較・資料請求が出来るグースクール

https://gooschool.jp/category/g018/c0309/

介護福祉士実務者研修のスクール・教室・レッスンを受講の注意点や資格・仕事を解説。介護福祉士実務者研修のおすすめスクールや、口コミ・評判でも教室を探せます。

本記事は2015年11月09日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもとに安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

関連する投稿


【2021年度版】ハロートレーニングと民間のスクール、どちらで介護の資格を取得したらいい?

【2021年度版】ハロートレーニングと民間のスクール、どちらで介護の資格を取得したらいい?

介護業界で長く働こうと思うのならば、最低でも介護職員初任者研修は修了しておきたいもの。とはいえ、民間のスクールを受講するには受講料がかかります。でも離職中ならば、ハロートレーニング(公的職業訓練)を利用するという手があります。そこで、今回はハロートレーニングを活用して介護の資格を取得する方法と、ハロートレーニングと民間スクールのどちらで受講したらいいのか、双方のメリット・デメリットを比べてみました。


【2021年版】障害者を支援する福祉の仕事にはどんなものがある?(障害者福祉領域)

【2021年版】障害者を支援する福祉の仕事にはどんなものがある?(障害者福祉領域)

2013年4月、障害者自立支援法に代わり障害者総合支援法が施行されました。対象となるのは、身体障害者、知的障害者、発達障害者を含む精神障害者、指定された難病を患っている人です。厚生労働省の「障害者白書(令和3年版)」によると、身体障害児・者は436万人、知的障害児・者は109万人、精神障害児・者は419万人。この数は年々増加しています。障害は、決して特別なものではありません。事故や病気などで、誰もが障害を負う可能性があります。そこで、ここでは介護福祉職の中から障害者福祉に関わるお仕事についてご紹介します。


【2021年版】高齢者を支援する介護の仕事にはどんなものがある?(介護・高齢者福祉領域)

【2021年版】高齢者を支援する介護の仕事にはどんなものがある?(介護・高齢者福祉領域)

急速な少子高齢化によって高齢者が増え続ける日本。しかし核家族化が進んでいることもあり、高齢者や高齢で障がいを持っている方への支援は家族だけでは限界があります。そこで需要が高まっているのが、介護関連のお仕事です。そこで、今後も高い需要が見込まれる介護職でも特に高齢者領域にかかわるお仕事についてご紹介します。


実習はスクール、座学は自宅で。スクーリングと通信学習で介護職員初任者研修・介護職員実務者研修の修了を目指す

実習はスクール、座学は自宅で。スクーリングと通信学習で介護職員初任者研修・介護職員実務者研修の修了を目指す

介護系の資格を取得するためには、多くの場合、養成スクールに通います。しかし、働きながら学びたい方や自分のペースでゆっくり知識を深めたい方には、短期集中型のスクーリングよりも、自宅でじっくりと学習できる通信学習のほうが合っていることもあります。そこで、ここでは実習や対面での講義をスクールで、基礎学習やレポートを自宅で行うことで資格取得を目指せる講座をご紹介します。


【2021年度版】介護職員初任者研修修了者の給料はどのくらい?

【2021年度版】介護職員初任者研修修了者の給料はどのくらい?

介護施設で働くとき、気になるのはやっぱりお給料でしょう。2021年時点で、介護の資格のファーストステップとされる介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の修了者のお給料はどれくらいになるのでしょうか。また、一般的な介護職のキャリアパスである介護福祉士実務者研修、介護福祉士、介護支援専門員(ケアマネジャー)といった資格取得によるステップアップで昇給の見込みはあるのでしょうか。調べてみることにしました。


最新の投稿


乗馬はお金がかかる?乗馬教室の料金相場や初心者が失敗しない教室の選び方など徹底解説

乗馬はお金がかかる?乗馬教室の料金相場や初心者が失敗しない教室の選び方など徹底解説

乗馬教室に興味はあるけれど、「料金が高そう」「実際どれくらい費用がかかるのかわからない」と不安に感じている方は多いのではないでしょうか。乗馬は優雅で特別なスポーツというイメージが強く、お金持ちの習い事と思われがちですが、実際には初心者でも気軽に始められる体験レッスンや、通いやすい料金プランを用意している教室も増えています。この記事では、乗馬教室の料金相場、初心者が失敗しない教室の選び方や、安心して通うためのポイントについても詳しく解説します。


タップダンス教室の料金相場はどのぐらい?初心者が失敗しない教室の選び方も紹介

タップダンス教室の料金相場はどのぐらい?初心者が失敗しない教室の選び方も紹介

タップダンスは、靴の裏についた金属製のタップチップで床を打ち鳴らし、音楽と一体になってリズムを生み出す魅力的なダンスです。華やかなステージでプロが披露する姿に憧れ、「自分もやってみたい」「大人の趣味として始めたい」と考える方が増えています。この記事では、これからタップダンスを始めたい初心者の方に向けて、タップダンス教室の料金相場や、レッスン料以外で必要になる費用の内訳、良い教室の選び方のポイントまでわかりやすく解説します。


ドイツ語教室の料金相場や費用を安く抑える方法を徹底解説!初心者が失敗しない教室の選び方も紹介

ドイツ語教室の料金相場や費用を安く抑える方法を徹底解説!初心者が失敗しない教室の選び方も紹介

ドイツ語を学びたいと思ったときに、最初に気になるのが「ドイツ語教室の料金相場」ではないでしょうか。語学学習は一度始めると数ヶ月から数年にわたって継続することが多く、費用面の把握はとても大切です。ドイツ語は英語に比べて学習環境が少なく、受講方法によって金額が大きく変わるため、事前にしっかり理解しておく必要があります。この記事では、初めてドイツ語教室の受講を検討される方に向けて、レッスン形式別の料金相場や月謝以外にかかる費用、料金を安く抑えるためのコツ、初心者が失敗しない教室の選び方まで詳しく紹介します。


【初心者向け】カメラ教室・写真教室の料金相場や教室選びで失敗しないポイント

【初心者向け】カメラ教室・写真教室の料金相場や教室選びで失敗しないポイント

カメラや写真に興味を持ち始めたとき、「もっと上手に撮れるようになりたい」と思う方は多いはず。独学も可能ですが、カメラの設定や構図の考え方、光の使い方などは自己流だと限界を感じることもあります。そこで役立つのが写真・カメラ教室です。教室に通うことで、基本操作を一から丁寧に学べるだけでなく、講師の直接指導を受けながら実践的にスキルを伸ばすことができます。特に初心者の方にとっては、わからない点をその場で質問できる環境は大きな安心につながります。この記事では写真・カメラ教室の料金相場やレッスンの種類、費用を抑えるポイント、さらに教室選びで失敗しないためのコツを詳しく解説します。


【初心者大人向け】水彩画教室の料金相場と失敗しない教室の選び方

【初心者大人向け】水彩画教室の料金相場と失敗しない教室の選び方

水彩画教室は、「絵を描くことを楽しみたい」「趣味を広げたい」「表現力を磨きたい」と考えている方に人気の習い事です。特に、初めて受講を検討している方にとっては、どのくらいの料金がかかるのか、また自分に合った教室をどのように選べばよいのかが気になるポイントではないでしょうか。料金は月謝だけでなく、入会金や教材費なども発生する場合があります。あらかじめ相場を知っておけば、無理なく続けられる教室を見つけやすくなります。この記事では、水彩画教室の料金相場、そして初心者でも失敗しないための教室の選び方について解説します。