【初心者必見】簡単にお菓子作りを行うための道具の揃え方

【初心者必見】簡単にお菓子作りを行うための道具の揃え方

「お菓子作りに挑戦するために道具を揃えたい!」と思っても、お菓子作りに必要な道具は非常にたくさんあります。 そのため、「どれから購入したらいいかわからない……」という人も多いはず。 そこでここでは、まず、お菓子作りをするために必要な基本的な道具についてお教えします。


お菓子作り、初心者さんが買いそろえるべき道具はこれ!

お菓子作りをするために必要な道具について、まずはその基本を見ていきましょう。

はかり

まず、はかり。「スケール」「計量計」とも呼ばれます。アナログタイプのものも販売されていますが、お菓子作りは料理作り以上に計量がシビアなもの。

細かく計ることのできるデジタルスケールがおすすめです。現在は、デジタルスケールでもアナログスケールでもそれほど値段がかわりません。場合によってはデジタルスケールの方が安いことも!

合わせて、計量カップや計量スプーンも用意しておきましょう。計量カップはぜひ耐熱性のものを。温めた牛乳などもこれなら不安なく計ることができますし、電子レンジにも対応しています。

ふるい・こしき (濾し器)

小麦粉などをふるったり、卵や具材をこしたりするために使うものです。これをすることで、食感が滑らかになったり、ざらつきが少なくなったりします。いろんな種類があり、食材によって使い分けるのが理想的です。

ちなみに、粉ふるいの場合、マグカップのようなかたちになっているものもあります。
これは、取っ手の部分を動かすことによって粉をふるえる、という仕組み。

はん用性はそれほど高くはありませんが、「粉をふるうこと」には長けていて、失敗することなく処理ができるのでこれも便利です。

泡立てるための道具

泡だて器は非常に大切です。生クリーム、材料の撹拌(かくはん)などさまざまなシチュエーションで使います。

生クリームを泡立てるときは、電動式のハンドミキサーが非常に便利です。力の強い人(男性など)の場合はハンドミキサーがなくても一般的な泡立て器で素早く泡立てられますが、女性の場合は1つ持っておきたいもの。

また、ハンドミキサーが手元にあっても、一般的な泡立て器も持っておいた方がよいでしょう。
「角が立つまで泡立てる」のではなく、「よく混ぜ合わせる」などのときにも使えるもので、小回りが利きます。

ボウル

ボウルは、熱伝導性のよいステンレスのものが最適です。
21センチ程度のものが理想ですが、2つ以上セットで購入しておきたいものです。

理由としては、お菓子作りにおいては、「1つのボウルで生クリームを泡立て、もう1つ別のボウルでバターと牛乳、砂糖を混ぜる」というような工程が必要になることも非常に多いからです。

ヘラ

木べらと、ゴムベラの両方があると使いやすいと思われます。
ゴムベラはある程度弾力性のあるものでもしっかりと混ぜることができます。
一方木べらは、加熱し続けている鍋の中身も不安なく混ぜられるというメリットがあります。

めん棒

「めん棒」という名前ですが、現在の日本においては、実際に麺を伸ばすよりもお菓子作りに使われることが多いのではないでしょうか。
生地を均等に伸ばすことができるため、クッキーづくりなどによく使われます。

オーブンシート

オーブンに敷いて使うシートです。はがれやすく加工がしてあるため、焼きあがったお菓子をはがすときに形が崩れてしまうなどの失敗がありません。
また、「冷やして固める」という調理工程のときにも便利です。

お菓子作りの基本

お菓子作りの基本は、とにかく、しっかりと計量すること!
ある程度アバウトな分量でも完成まで持って行ける「料理」とは異なり、お菓子作りでは計量が非常に重要です。

特に、牛乳などの「液体」は量をしっかりと計らなければなりません。

現在は、便利な「お菓子作りキット」も出ています。
これは牛乳や卵などの一般的な食材以外はすべて計量されているもので、手軽にお菓子作りをすることのできるものです。

「まだ低学年の子どもにお菓子作りをさせる」
「失敗なくお菓子作りをしたい」

という場合は、これの手助けを借りるのもよいでしょう。

ほかにも、「手順をしっかり守る」ということもとても大切です。

たとえば、カスタードクリーム。
これは、「牛乳を、どのタイミングで、どの量入れるか」が成功に可否に関わってきます。

「どうせ全部最後には入れてしまうのだから」と1度に入れてしまうと混ざり合わず、大失敗してしまうこともあります。

また、「生クリームや卵白の泡立て方」にも注意が必要です。

「ピンと角が立つまで混ぜる」という表記と「ざっくりと混ぜる」という表記では、仕上がりがまったく異なります。
特にスポンジケーキの場合は、しっかりと泡立てないとケーキが膨らまなくなってしまいます。

また、オーブンの設定温度も気を付けましょう。
まずはレシピ本の通りに行い、余熱が必要な場合は、製作途中にしっかりと温めておきましょう。
ただ、同じ温度にしても、オーブンによって焼き時間が微妙に異なることがあります。
不安ならば少し短めの焼き時間に設定し、確認しながら焼き上げていくとよいでしょう。

まとめ

お菓子作りは、「とにかくレシピに忠実に行うこと」が求められるものだと言えます。
逆を言えば、ある程度の道具を揃え、レシピ通りにやれば、初心者さんでも成功する可能性がぐんとあがるということ。
ぜひ楽しく取り組んでみてくださいね。

本記事は2017年11月14日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもとに安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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