1.書道教室で身につくこと
大人でも子供でも書道教室に行くメリットは沢山あります。大人の場合は趣味で習う場合やコンプレックスの悪筆を矯正したい、お子さんの場合は美しい字を書くために習うという目的があるでしょう。
色々な年代によってその目的は変わるかもしれませんが、書道教室に行くと単に字が美しくなるというメリットだけでなく、集中力・書き順・礼儀作法・忍耐力や創造性などが身に付きます。
2.書道教室で使う習字道具やお月謝
書道教室では毛筆と硬筆を習います。毛筆は筆で書く書道、硬筆は鉛筆またはインクペン(ボールペン)で書きます。教室によっても教え方や進め方が違いますが、月に通う回数の中で毛筆の日や硬筆の日にする、子供の集中力に合わせて1回のレッスンで毛筆や硬筆を半分ずつ行うこともあります。
どちらか1種類だけという方もいます。大人の方の中には絵手紙を書きたいという理由で習う方もいます。
書道道具ですが、子供の場合は書道セットになっているものが販売されています。プラスチックのケースの中に硯・硯箱・文鎮・下敷き・墨汁・墨・水入れ等がセットされ、筆巻きも別添えで用意されています。書道教室によっては墨汁や墨、硯、文鎮、下敷き・水入れが既に用意されている場合もありますので、筆だけ持参というケースもあります。また安い書道セットなら3,000円前後で揃えられます。
お月謝の相場ですが、子供の場合は月4回で3,000円から4,000円、大人なら月3回で8,000円程度です。お月謝の相場はこの程度ですが、教室によっては1万円以上かかる場合もあります。
3.習字の段位について
書道も流派が色々あります。代表的な流派として読書書法会・毎日書道会・松声会・日本教育書道会などがありますが、全国には数千以上もの団体があります。その団体によっても段位や級に関する定めがことなりますが、目安としては文部科学省認定の公的資格があります。日本書写技能検定協会が開催する硬筆書写検定と毛筆書写検定です。硬筆も毛筆も5級・4級・3級・2級・準1級・1級の6段階です。この資格は公的なものなので履歴書に記入することが可能です。
4.書道展について
書道には書道展や展覧会があります。流派によって開催される場合や、日本学生書道文化連盟展といった書道展などがあります。書道の世界が奥深いと考えられるのは、上手いだけでは入選できないということです。審査基準は審査員によって異なりますが、書道は芸術、習字は美しい字が求められるということです。書道展では文字のテーマ、力強さ、気持ちといった芸術性が伝わる作品が選ばれます。
まとめ
美しい字は一生の財産です。最近スマホやPCが普及したことで、ますます書道の魅力が再燃しています。子供なら幼児から始めれば先生に褒められてお稽古が待ち遠しくなり、自然と文字だけでなく行儀作法や言葉使いが身に付きます。大人はより美しい字を求める、趣味の絵手紙や写経にいそしむ方もいるでしょう。楽しみながら学べるのが書道の良いところです。
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