Mei Toyodaさんの作品(本科生)
彼女のイラストにいつも登場するキャラクターが、リズミカルで動きのある元気な作品です。
キャラクターとメガホン部分に白抜きをし、背景はベースに系統の違う緑を使用し、ユニークな形で配置をしています。メガホンの赤と補色の緑の組み合わせが、目を引きます。
手前のキャラクターは大き目に、後ろのは小さめに描き遠近感を出しています。
キャラクターの掲げている旗の金と銀の文字は、ゲルインクボールペン Juice up 04を使用し、顔の部分のはPebeo 4 Artist Markerを使って描いています。
Shihoさんの作品(本科生)
ポスカの極太を使った、ファッションドローイングです。
ポスカの極太は先端が四角くなっているので、角を使うと細く、幅の広い部分を使って描くと太い線をひくことができ、線の太さに変化がつけやすい画材のひとつと言えます。
黒で線を描き、着色はコバルトブルーと赤の2色のみで、シューズの赤がアクセントになっています。
速く手を動かしながら線に強弱をつけ、大胆に描かれた作品です。
故意に顔の詳細はいれず、全体の雰囲気だけを誇張しています。
まとめ
1枚目は面を中心に描かれたグラフィック感のある作品で、2枚目は手早く描かれたドローイングです。
どちらも黒が主体に使われていますが、ポスターカラー、ポスカ、ゲルインクボールペン、どれも黒の純度が高く、他の同種類の画材と塗り比べると黒色の差がよくわかります。
きれいな真っ黒を塗りたいときは、これらの画材を使ってみてください。
目標を決めてそれに向かって進んでいくと、有意義で充実した人生が送れます。
悩んだり考えすぎたりしないで、まず始めてみましょう。