テニス初心者におすすめ!決めるサーブと入れるサーブの使い分けを知ろう!

テニス初心者におすすめ!決めるサーブと入れるサーブの使い分けを知ろう!

錦織圭選手の活躍により、最近またテニスブームが復活したようです。現在の彼の実力はマイケルチャンコーチの指導の賜物だと言われていますが、特にサーブの威力が上がってから連勝し始めました。 初心者でもサーブが強いと試合に勝ちやすくなります。ここではそのサーブの中でも、フラットサーブとスライスサーブについて解説します。サーブの使い分けができると試合運びが断然違います!


フラットサーブの打ち方

テニス初心者の方でサーブを習う場合、まずはフラットサーブを習います。フラットとは無回転を意味しますが、フラットサーブは多少回転がついています。この場合の回転はトップスピンです。トップスピンがかかるため、早いサーブでも下に落ちるような軌道になります。また、ボール自体のスピードが速いので、相手にとって非常に打ち返しにくいサーブとなります。

早くて回転がかかったサーブを打つためには、ある程度のスイングスピードが必要になります。この時、早いスイングを実現するには力技ではできません。反動や運動連鎖を使っていく必要があります。

最初にトスを前に上げ、トロフィーポジションと言われる姿勢になります。トスは非常に重要で、トスの位置が良くないといいサーブは打てません。トスは自分の上でなく前に上げるように練習しましょう。

トロフィーポジションでは足を曲げてトス先を仰ぎ見るようになりますが、その時の足の折り曲げ幅は約130度がいいです。この姿勢を取りながら、左手を体から引き離し、広背筋を伸ばします。広背筋を伸ばす理由は筋肉を伸ばして反動をつけるためです。利き手でない方の広背筋を伸ばした反動で筋肉が戻ります。そして利き手を後ろに構えます。同時に、曲げていた足を地面を蹴るようなイメージで伸ばします。蹴る力が強いとそれだけエネルギーを出せるようになります。

最後に振り抜くのですが、その際、最後までボールを見続けることが大切です。初心者の方がやりがちなのが、ボールを見ずに相手コートを見てしまうことです。これではサーブが安定しないので、ボールがラケットに当たるその瞬間まで見続けることがサーブを安定させるコツです!

スライスサーブの打ち方

スライスサーブを打つ場合は回転とスピードを両立させることが大切です。ボールの皮をむくような感じで打ってしまう人が多いのですが、どちらかというとボールをカットするようなイメージで打つようにしましょう。

スピードと回転量は個々人によって変わりますが、どちらもバランスを考えながら自分なりの切れる場所を探していきます。回転をかけるポイントは、面を返すのを遅らせ、より斜めの面でボールをとらえるようなイメージを持つといいでしょう。

回転を少なくしたい場合は、この面の返しを早めにするようにします。つまりフラットに近い面でボールをとらえると回転は少なくなります。スライスサーブはバウンドが低いのもメリットの1つです。つまりリターン側は低いボールを持ち上げなければなりません。この打ち方は非常に難しく、キレが良いスライスサーブを打てれば相手のミスが誘えるわけです。

フラットサーブとの違い

足の蹴りや胸の開き、腕へのエネルギー配分はフラットサーブの時と同じイメージですが、インパクトの前後が違います。スライスサーブはインパクトぎりぎりまでラケットのエッジを振り出して、インパクトではボールの少し斜めに当てるようにします。そのあとはフォローしていきますが、トス位置はフラットサーブと同じ位置でかまいません。先ほどもお伝えしたようにボールの右側(右利きの方)を削るようにヒットさせます。ラケット面は傾けたまま構えて、そのままヒットするようにすると、キレのいいスライスサーブが打てます。

まとめ

テニスのサーブはどれもトスからインパクトまでは同じイメージです。最終的にはボールに対してどのようにインパクトしていくのかによってさまざまな変化を出せます。自分なりのキレの良いサーブを出すためにも、ぜひ練習してみてください。また、良いサーブと肩関節は関係がありますので、ストレッチも練習に入れると効果的です。

本記事は2016年05月08日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもとに安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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