心身を癒して人々を幸せにする素敵なお仕事、リンパケアセラピストとは?
肌をさすったりツボを刺激したりして、リンパ液や血液の流れをスムーズにするリンパケア。体内の余分な水分や老廃物の排出を促し、血行を良くするので内臓機能の改善、冷え性・むくみの解消、美肌、痩身など、体に多くの恩恵をもたらします。
さらに、アロマオイルを塗布する手技による施術は、嗅覚と触覚に心地よくアプローチし、リラックスや疲労回復にも一役買っています。
そのため、リンパドレナージュはエステサロンをはじめ、医療機関や福祉施設など、様々な場所で行われています。健康志向の高まりに伴い需要も増え、即戦力となる人材が求められている状況の中、正しい知識と優れたスキルを証明できるリンパケアセラピストの資格は、就職や独立を有利にする武器になることでしょう。
リンパケアセラピスト試験は自分の好きなタイミングで受験可能
リンパケアセラピストの資格は、試験を実施する日本能力開発推進協会が認定する教育機関などで教育訓練を行い、全カリキュラムを修了した人が受験できます。専門学校への通学または通信講座での学習が可能。
履修後の試験は随時、在宅にて受けられます。試験では人体の仕組みやオイルに関する基礎知識が問われ、さらに、オイルトリートメントのテクニックに関する職業能力が審査されます。履修内容から出題されるため、教育訓練の学習そのものが試験勉強だと心がけて挑むといいでしょう。
資格取得者後のキャリアアップと注意点
腕が良いセラピストはヘッドハンティングされることも稀ではなく、給与や労働条件の向上が期待できます。また、リンパケアはアロマオイル以外に特別な道具を使用せず、施術台一つあればできるので、低予算で開業できます。
まずは自宅の一室で開業し、固定客が増えればテナントを借りて規模を拡大していくのも賢明でしょう。
ただし、気をつけたいのは施術の名称。リンパケアを「リンパマッサージ」と銘打ってサロンを開設する場合、セラピストの資格だけでは不十分です。リンパケアやリンパ整体は民間の資格があれば良いのに対し、マッサージ師は国家資格が必要になるからです。
リンパケアがマッサージであると定義できなくもなく、法的な線引きもあいまいでややこしいです。もちろん、リンパケアセラピストの資格は、リンパドレナージュのプロとして承認された証です。法的な決まりを守っていれば、誇りをもって仕事に打ち込んで問題ありません。
まとめ
リンパケアセラピストの資格は、忙しい合間を縫って学習と受験ができるのが魅力です。受験者はプロを目指す人から、家庭でのヘルスケアに役立てたい人まで様々ですが、取得した資格は癒しのスペシャリストの証明として、重要な肩書になるでしょう。
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