「サロンを開きたいんです」
とご相談いただくとき、
その方のサロンのイメージは、
おひとりおひとり、オリジナルなものを想い描いています。
イメージしているサロンごとに、
適したアドバイスをご案内したいので、
いくつかのご質問させていただいています。
まず、おうかがいすることのひとつとして、
「どのくらいの規模のサロンをお考えですか」
と確認させていただいてます。
「自宅でのんびりやりたいんです」
「銀座にお店を持ちたいんです」
「ベッド5床ぐらいで、スタッフ8人くらいでやりたいんです」
なかには、
「海外でサロンをやってみたいんです」
など、いろんな方がいらっしゃいます。
サロンビジネスには、
「起業・独立しやすい、はじめやすい」
「失敗しにくい(正しい手順を踏めば)」
「しごとにやりがいを感じられやすい」
というメリットがあります。
せっかくのこれらのメリットを最大限活かすには、
「サロンの規模」ごとの違いについて
知っておくと良いでしょう。
今回は、
その「サロンの規模」について、ご案内いたします。
サロンビジネスの3つのメリットの詳細については、
別記事「「わたしでもサロン開業できますか?」に整体学校がこたえると」
をご参照ください。
「なぜ、今、サロン開業が人気なのでしょうか」 3大理由を『開業するまでと開業後もサポートする整体学校』がおこたえします
サロンの規模について
「どのくらいの規模のサロンを描いてますか?」
目指すサロンの規模を大きく4つのレベルにわけてご案内しています
【 レベル1 ▶ 自宅で週に二日ほど開業する副業サロン 】
【 レベル2 ▶ 自宅で週に五日以上開業するサロン 】
【 レベル3 ▶ 店舗を構えて開くサロン 】
【 レベル4 ▶ 店舗でスタッフと一緒に開くサロン 】
この先には
多店舗展開やフランチャイズ、
サロン運営以外への事業展開化
などもありますが、
まずはこの4つのレベルでご案内しています。
4つのレベルごとに下記の事も変わっていきます。
1. 目指せる売上
2. 得られるやりがい
3. 必要なスキルや知識
4. サロン開業にかかる費用
5. 備えた方が良いこと
このように、規模をレベル分けして、
ご案内するとご理解いただきやすいようです。
■【 サロン規模レベル1 ▶ 自宅で週に二日ほど開業する副業サロン 】
週に二日開くのも立派なサロン開業です。
ほかのお仕事や家事をしながら気楽にできるスタイルです
ほとんどリスクや負担もないので、
施術が上手になれば、はじめられます
[売上の目標]
この規模レベルでは、売上に目標を掲げない方もいます
そういう自由もあって、それでいいと思います
売上に目標を設定されるとしたら、
10〜15万円くらいにされるといいでしょう
[必要なスキルや知識]
趣味の範囲でもできるので、
サロン経営に関する知識は特に必要としません
[開業にかかる費用]
3万円前後からはじめられます
■【 サロン規模レベル2 ▶ 自宅で週に五日以上開業するサロン 】
出勤の必要なく、おうちに居られるため
時間を有効に使えます。
固定費を抑えられるため、
売上にたいするストレスや失敗も少ないですね
[売上の目標]
30〜60万円くらいを目標にされるといいでしょう
[必要なスキルや知識]
レベル1に比べて、もともとの知人ではない方が
お客様としていらっしゃいますので、
接客スキルは高く必要になります
[開業にかかる費用]
5万円前後からはじめられます
■【 サロン規模レベル3 ▶ 店舗を構えて開くサロン 】
ゼロから、自分の城であるサロンをつくったというやりがいがうまれます
集客に有利な立地で出店できるので、
よりお客さまにお越しいただけやすくなります
ただし、家賃という固定費が発生するので
一定の売上を確保することが必要です
そのぶん、「お客さまに支えられている」という実感があります
[売上の目標]
60〜100万円くらいを目標にされるといいでしょう
[必要なスキルや知識]
レベル2までに必要なスキルと知識に加えて
集客のノウハウや、経理を含めた経営知識、
また出店時の市場調査のノウハウが必要になります
[開業にかかる費用]
出店時の物件取得費用に追加して、
販管費(サロンの運営維持に関わる経費)の
6か月分はあった方が安心です
■【 サロン規模レベル4 ▶ 店舗でスタッフと一緒に開くサロン 】
スタッフと一緒にサロンをつくりあげていくやりがいが得られます
あなたひとりのちからを越えて、
スタッフさんのパワーに支えられながら、
よりサロンを大きくし、
喜んでくれるお客さまもより多く創出できます。
ただし、“スタッフさんの働く場所”をつくっていくという
大きな仕事も生まれてきます。
そのぶん、
「サロンオーナーの重責をはたしている」という実感があります
[売上の目標]
120万円以上を目標にされるといいでしょう
[必要なスキルや知識]
レベル3までに必要なスキルと知識に加えて
採用ノウハウとして、
どうしたら面接者を増やせるか、
良いスタッフを採用できる識別眼、
スタッフさんが働きたいと思える労働環境を整える知識
などがあると良いでしょう。
[開業にかかる費用]
出店時の物件取得費用に追加して、
販管費(スタッフさんの人件費を含めた)の
6か月分はあった方が安心です
まとめ
「サロンの規模」についてご紹介させていただきました。
週二日の自宅サロンも立派なサロン開業であれば、
スタッフさんと一緒につくるサロンのオーナーもあります
また、
レベル1を経てから、レベル2の規模のサロンをやってみて、
順番に規模を大きくしていく方もいらっしゃいます。
「どんな大きさのサロンにしたい」
だけでなく、
「どんな大きさのサロンを目指して、
今は、どんな大きさのサロンをやりたい」
とやれる規模から進めるのも、いい考え方です。
無理なく、目指すサロンに近づけるコツですね。
次の章で、
サロン規模ごと開業準備段階における
取り組み方の代表的な3つの違いをご紹介します。
一歩ずつ、
夢のサロンに向けて歩いていかれることを祈っています。
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