ケアクラークの資格取得を目指す! 介護事務講座
ケアクラークとは、一般財団法人 日本医療教育財団が認定する、介護事務所をデスクワークで支える専門職のことです。介護事業所の運営には、「介護報酬請求業務(レセプト作成)」業務が不可欠であるため、専門的な能力をもつ人材が必要です。ケアクラーク資格は、介護事務業務に従事するための知識や技能を証明するもので、就職の際の要項に優遇条件として記載されることもあります。
試験では、居宅介護サービス事業所や介護保険施設等における事務処理、窓口業務、介護報酬請求事務等の業務に関する能力を評価します。受験要件はありません。試験は在宅で受験でき、択一式の介護事務知識(学科)試験25問と、介護報酬請求事務/介護給付費明細書作成の実務試験2問が出題されます。学科・実技試験それぞれで70%以上の得点率をクリアすれば合格、資格取得となります。合格率は、例年60〜70%程度とされており、比較的取りやすい資格といえるでしょう。
ケアクラーク資格を所持していると、介護施設や在宅介護支援センター、診療所などでの事務処理、窓口業務などで経営面を支える即戦力として期待されます。介護業界は不況に強くて魅力的だけれど、実際に高齢者や要介護者に触れあう自信はないという方にもおすすめです。
ニチイでは、介護の知識がない方も安心して一歩を踏み出せるよう、ケアクラーク資格に未経験・入門レベルから挑戦できるプログラムを用意しています。学習ガイドブック、メイン・サブテキスト各3冊をパッケージ。疑問点などは、質問回答システムでいつでも問い合わせできます。通常3〜6ヶ月での受講修了を目安としますが、無料で最長8ヵ月まで受講期間を延長できるので、忙しい方も自分のペースで進められます。
講座名:【通信】介護事務講座★就職や転職に有利なケアクラーク(介護事務)の資格取得を目指す!
対象:未経験・入門者レベル
受講期間:3~6ヶ月未満
添削:あり
送付物:メインテキスト3冊、サブテキスト3冊、学習ガイドブック
費用:【入学金】0円 【受講料】40,333円 (税込・一括支払いの価格、教材費含む)各種割引制度あり
お支払い方法:分割可、カード可、コンビニ払い可
介護職への第一歩! 介護職初任者研修(コロナウイルス対応通信講座)
高齢者や障害のある人の身体に直接触れて食事や更衣、入浴、排せつなどを介助するためには、基本的には介護の資格が必要です。介護職員初任者研修は、介護の基礎的な知識・能力を身につけるための研修であり、介護・高齢者福祉の仕事をするうえで最初に修了すべき入門的なものとして位置付けられています。介護事務所などでの正社員募集では、応募資格とされることもあります。介護福祉業界への就職だけでなく、身近な人の介護やさまざまな世代の人と交流する地域でのボランティア、サービス業での応用などにも生かせます。
「研修」という名称からわかるとおり、介護職員初任者研修は試験ではなく、研修の過程を重視しますし、受講資格もありません。介護における尊厳の保持・自立支援、介護・福祉サービスの理解と医療との連携、介護におけるコミュニケーション技術、老化・認知症・障がいの理解、生活支援技術などの座学と実習を130時間分修了する必要があります。通常はスクールに通うか、通信講座+スクーリングで受講します。試験は、研修内容の振り返りとして実施され、合格率は90%を超えるとされています。
介護職初任者研修を修了すると、介護施設やデイサービス、訪問介護などはもちろん、病院や診療所などの院内ヘルパーとして働くことができます。勤務先によりますが、資格手当がある場合、月給は無資格の方と比べて5000円程度高くなります。時給では150円程度の差があるため、介護業界を目指すのであれば、取っておいたほうがいい資格であるといえるでしょう。
先ほどもお伝えしたように、介護職員初任者研修を修了するためには、スクールに通うか、通信講座+スクーリングで受講する必要があります。それは、通信課程による学習時間の上限が40.5時間と決められているからです。しかし、コロナ禍の現在、人と近くで触れ合うリスクが気になるもの。そこで、福祉情報センター博多校では、研修をすべて通信講座で実施する特別プログラムを用意しています。
来校が必要なのは、オリエンテーションのみ。1〜3ヶ月間、自宅で通信学習課題に取り組み、全課題修了後に来校での補講を受けるか、就職し、実務に従事したことが証明されると修了となります。
講座名:介護職員初任者研修(コロナウイルス対応 通信講座)
対象:未経験・入門者レベル
受講期間:1~3ヶ月未満
添削:あり(通信学習課題を自宅で行い全課題を提出。原則として1年以内に終了が必要)
送付物:オリエンテーション時にテキスト及び課題を配布
費用:【入学金】0円 【受講料】39,800円(補講代無料)
お支払い方法:事前に指定の口座に振り込み
介護福祉職でキャリアップ! ケアマネジャー合格講座
ケアマネジャー(介護支援専門員)とは、介護や支援を必要とする人と、適切な介護福祉・保健サービスを結びつけ、調整する仕事です。要介護度の認定、ケアプランの作成、介護支援サービスの紹介などにより、要介護者の自立的な生活をサポートします。
ケアマネジャーの受験資格は、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士など規定の国家資格に基づく業務、または生活相談員、支援相談員、相談支援員としての業務に5年以上かつ900日以上従事することで得られます。
試験では、介護支援分野、保険医療福祉サービス分野が出題され、合格には正答率70%以上が求められると言われています。合格率は、年によって増減があるものの10〜20%程度です。試験に合格した後、15日間(87時間)の講習と3日間実務研修を修了するとケアマネジャーとして登録され、資格証が交付されます。
ケアマネジャーは、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、特別養護老人ホーム、介護用具のレンタル事業所などに所属し、介護ケア全般のマネジメントを行います。ケアマネジャーの平均給与は、常勤で月収約36万円、非常勤が時給1,380円とされており、介護職員の平均給与が常勤約で33万円、時給1,110円と比較して、高い水準にあります。
合格率の低さからわかるように、ケアマネジャーは難関資格です。しかし、介護福祉は日々の業務が多いことから、働きながらでは学習時間の確保が難しいのが実情。そこで、ヒューマンアカデミーの通信講座*『たのまな』では、効率的な学習のための短期集中プログラムを用意しています。
マンツーマンで講義を受けているような11時間分の講義DVD、膨大な試験範囲から押さえておきたいポイントを33に凝縮したテキスト「合格の法則」、本番形式の模擬試験5回分をパッケージ。さらに、オフライン開催の講義にも無料で参加できます。この講義は収録・配信されるので、現地に行けない方も安心。法改正があれば、法改正解説セミナーも実施します。
講座名:【通信】ケアマネジャー合格講座(※給付金対象)
対象:初心者レベルから
受講期間:3~6ヶ月未満
標準学習期間3ヶ月/サポート学習期間12ヶ月
添削:あり(2回)
送付物:教材発送一括
1.合格の法則 1冊
2.講義DVD (3巻) 5枚 合計約11時間
3.ケアマネ「ピタリ予想」テキスト+模擬試験 1冊
4.模擬試験 2回
5.課題返信用封筒 6枚
費用:【入学金】0円、【受講料】33,000円
お支払い方法:分割可、カード可、給付金対象
資格取得で第一歩を踏み出そう
今回は、働きながらでも自分のペースで着実に学べる通信講座を3つご紹介しました。これから介護福祉業界を目指すのであれば、これを機に、資格に挑戦してみてはいかがでしょうか。
現在のスクール関連で得た知識と、過去のお仕事の経験を生かして記事を書かせて頂きます。