簿記3級について
■難易度は?
仕事で使っている方を除き、会計に携わったことがない方にとって、なじみのない言葉だらけのため、簿記3級はとても難しく感じるでしょう。例えるとすると、英語を学んだことがない人が英検3級を取得すること、ITことを全く知らない人がITパスポートを取得することと同じような感覚なのではないでしょうか。
■簿記の目的は?
簿記とは、経済活動をを帳簿という呼ノートに、記⼊することをいいます。「帳簿の記⼊」なので、簿記といい、簿記の⽬的は、経済主体の 「貸借対照表 ・損益計算書」を作成し、「財産の状況・利益の状況」を開示することです。
■簿記の流れは?
では、どのような⼀連の流れが発生するのかを説明したいと思います。
まず、取引が発⽣したら、
①仕訳帳というノートに仕訳をします。
②その仕訳を勘定科⽬ごとに、総勘定元帳というものに転記します。
③それを元に1ケ⽉毎に、各科目を集計し、試算表というものを作成します。
④そして、決算時に決算整理仕訳(費用の修正、当期分への修正、売上原価の計算等)を⾏います。
⑤最後に修正記入をし、貸借対照表と損益計算書を作成します。
短期集中★勉強方法の攻略法
英語に文法があるように、簿記にもこれを覚えれば基礎が分かるようになる!というルールがあります。それが、貸借対照表(B/S)の勘定科目と損益計算書(P/L)の勘定科目についてです。
■貸借対照表(B/S)の勘定科目
勘定科目には定位置があります。貸借対照表において、資産は左に、負債と純資産は右が定位置となります。簿記では左を『借方(かりかた)』、右を『貸方(かしかた)』と呼び、それぞれの勘定科目が増加した場合にはその定位置に、減少した場合には逆の位置に仕訳をすることがポイントです。覚えやすいように下記、表にしてみました。ご参照ください。
■損益計算書(P/L)の勘定科目
損益計算書も同様に定位置があります。損益計算書において、費用は左に、収益は右が定位置となります。費用・収益が発生した場合にはその定位置に、何らかの理由で減少した場合には逆の位置に仕訳をすることがポイントです。
まとめ
今回は簿記3級についての概要と攻略法をご紹介しました。
勉強中の方も、今から始める方も、合格に向けて頑張りましょう。
独学では不安な方もいらっしゃると思います。グースクールで紹介するスクールでは、もっと魅力的なテクニックや勉強法を伝授してくれるでしょう。
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