【2021年度版】介護職でも産休、育休、介護休業は可能? 人員配置基準の見直しによって介護事業所の職場環境は劇的に改善

【2021年度版】介護職でも産休、育休、介護休業は可能? 人員配置基準の見直しによって介護事業所の職場環境は劇的に改善

常に人手不足でハードな仕事というイメージを持たれやすい介護職。ただ、介護の現場で働く人にもそれぞれのプライベートがあり、結婚、妊娠出産、子育て、家族の介護といったライフイベントも当然起きます。また、介護業界でも働き方改革が進む中、長期的なキャリア展望のもとで働き続けたいという人も増えています。産前産後休業(産休)、育児休業(育休)、介護休業といった、ライフイベントに合わせた休暇は、介護職でも取得可能なのでしょうか。ライフステージが変わっても介護職として活躍したいと希望する方に向けて、各種制度についてご紹介します。


介護職でも産休、育休、介護休業はとれる?

産休はどういう制度?

産休とは、出産前後の母体を保護するための休業期間のことで、労働基準法で定められている労働者の権利です。出産前の休業期間を産前休業、出産後の休業期間ことを産後休業と言います。産休は、職業や雇用形態、勤続年数にかかわらず、誰でも取得できます。取得できる休業日数は、産前休暇が出産予定日の6週間前(産前休業:42日)、産後休暇が出産日の翌日の8週間(産後休業:56日)で、合計14週間(98日)です。

産前休業については労働者からの申請で取得可能となりますが、産後休暇については出産日の翌日から8週間は働かせてはならないという強制休暇になります。ただし、産後6週間経過後に本人が希望し、医師も問題ないと判断した業務に就くことは可能です。また、双子などの多胎妊娠の場合は、出産予定日の14週間前から産前休暇が取得できます。

育休はどういう制度?

育休とは育児のための休業期間のことで、育児・介護休業法で定められた労働者の権利です。対象となるのは、申出の時点で「日々雇用を除く、1歳に満たない子どもを養育する男女労働者」です。ただし、次の要件に該当する労働者は適用外となり、取得できません(対象外とする労使協定がある場合)。

(1)勤続年数が1年未満
(2)定労働日数が週2日以下
(3)申出の日から1年以内に雇用期間が終了する予定

また、有期雇用の労働者が育休を取得するには、申出の時点で次の要件を満たす必要があります。なお、2021年6月改正で要件が緩和され、2022年4月1日から(1)は撤廃となります。

(1)同一事業主に過去1年以上継続し雇用されていること(2022年4月1日から撤廃)
(2)子どもが1歳6ヵ月になるまでの間に労働契約期間が満了することが明らかでないこと

育休期間は、原則として子どもが1歳になるまでですが、保育園に入れず預け先がないという場合は1歳6ヵ月まで延長可能です。1歳6ヵ月を過ぎても、雇用の継続のために育休が必要という場合に限り、最長2歳まで延長が認められています。雇用の継続のために必要と認められる理由とは「保育所などに入所できるめどがたたない」「配偶者の病気や離婚で子育てができない」といったケースです。

最近では保育園への入園が難しい地域もあることから、4月の入園シーズンに合わせて早めに育休を切り上げて仕事復帰する方もいるようです。

介護休業 、介護休暇はどういう制度?

「介護休業」「介護休暇」は、どちらも要介護状態の家族を介護するために休みをとることができるという制度です。労働者が仕事と介護を両立することを目的に、労働者の権利として育児・介護休業法において定められました。

介護休業は、対象家族1人につき通算93日まで取得できます。また、3回まで分割しての取得が可能です。一方、介護休暇は、時間単位または1日単位での取得が可能で、介護対象が1人の場合は年5日まで、介護対象が2人以上の場合は年10日間まで取得できます。介護休暇は短期かつ突発的な休みを、介護休業はある程度まとまった期間を休むといったイメージです。

対象となるのは、申出の時点で「日々雇用を除く、要介護状態にある家族を介護する男女労働者」です。ただし、次の要件に該当する労働者は適用外となり、取得できません(対象外とする労使協定がある場合)。

(1)勤続年数が1年未満
(2)所定労働日数が週2日以下
(3)申出の日から93日以内に雇用期間が終了する予定(介護休業の場合)

また、有期雇用の労働者が育休を取得するには、申出の時点で次の要件を満たす必要があります。

(1)同一事業主に過去1年以上継続し雇用されていること
(2)取得予定日から起算して93日経過する日から6ヵ月を経過する日までに労働契約期間が満了することが明らかでないこと

法改正で、男性育休が始まる

2021年6月に改正育児・介護休業法が成立し、現行の育休制度に加えて22年10月頃から出生時育休制度(いわゆる男性育休)が始まります。男性育休とは、男性の育児休業取得促進のための制度で、子どもの出生直後8週間以内に最大4週間の休業を取得できるというものです。この制度では、4週間の休業を2回に分けて取得することもできるため、長期で休むのは難しいという場合も取得しやすくなります。また、男性育休も育児休業給付の対象ですから、雇用保険から給付金が支給されます。

改正育児・介護休業法では、現行の育休も分割して2回まで取得できるようになります。また、育休を1歳以降に延長する場合、夫婦で交代しやすいように、育休開始日が柔軟化されます。

産休、育休、介護休業中のお給料はどうなる?

現行制度では安心して出産・育児・介護ができるものの、残念ながら、多くの場合無給となります(法律上、賃金の支払い義務がない)。その代わりに、産休中は加入する健康保険組合から出産手当金、育休中は雇用保険から育児休業給付金、介護休業中は雇用保険から介護休業給付金が支払われます。また、出産手当金とは別に、出産に関する費用として健康保険組合から出産育児一時金(42万円)が支払われます。

また、勤務先の会社が年金事務所または保険組合に申し出れば、産休・育休期間中の社会保険料(厚生年金・健康保険料・雇用保険料)は、本人負担分と事業主負担分ともに免除となります。給付額に上限はあるものの、だいたい休業前の収入の8割程度は保障される計算になります。

一方、介護休業には社会保険料の免除制度はありません。そのため、無給でも社会保険料の支払いは発生します。ただし、雇用保険料は無給であれば発生しません。

産休中に支給される出産手当金

出産による休業をカバーするために支払われる給付金です。支給期間は出産日前42日目から出産日の翌日以後56日目まで、支給額は1日当たり標準報酬日額の3分の2です。たとえば、標準報酬月額が21万円だった場合、出産手当金は次のようになります。

・標準報酬月額が21万円のケース
  21万円÷30日=7,000円
  7,000円×2/3=4,667円(日額)
  4,667円×産休期間(42日+56日)=45万7,366円

ただし、支給の対象となるのは勤務先の健康保険に加入する被保険者です。ですから、扶養家族や国民健康保険の被保険者、健康保険の任意継続の被保険者、出産手当金の日額以上の報酬を得ている人には出産手当金は支払われません。

育休中に支給される育児休業給付金

育児による休業をカバーするために支払われる給付金です。支給期間は育休中の全期間です。育休の延長が認められたときは、子どもが2歳になるまで、給付金も延長できます。支給額は、育休開始日から180日目までは休業開始時賃金月額の67%、181日目以降は50%です。

対象となるのは、次の要件を満たしている労働者です。

(1)雇用保険に加入している
(2)復職後も就業を継続する予定
(3)育休開始前の2年間、11日以上就業した月が12ヵ月以上
(4)育休中、1ヵ月当たりの就労日数が10日以下
(5)育休中、休業開始時賃金月額の80%以上の賃金が支払われていない

なお、有期雇用の労働者の場合には、上記以外に次の要件も満たしている必要があります。

(1)同一事業主に過去1年以上雇用され、かつ子どもが1歳6ヵ月までの間に労働契約が更新されないことが明らかでない

介護休業中に支給される介護休業給付金

介護による休業をカバーするために支払われる給付金です。支給期間は介護休暇中の全期間です。期間中は、休業開始時賃金月額の67%に相当する介護休業給付金が支給されます。ただし、介護休業給付金の支給対象となるのは、次の要件を満たしている労働者です。

(1)雇用保険に加入している
(2)介護休業終了後も就業を継続する予定
(3)介護休業開始前の2年間、11日以上就業した月が12ヵ月以上

なお、有期雇用の労働者の場合には、上記以外に次の要件も満たしている必要があります。

(1)同一事業主に過去1年以上雇用され、かつ介護休業開始予定日から93日経過する日から6ヵ月を経過する日までの間に、労働契約期間が満了しないことが明らかでない

産休・育休・介護休業を取得して職場に復帰するメリット・デメリット

産休・育休・介護休業を取得して仕事と子育て・介護を両立する人もいれば、出産や介護を機に退職を選ぶ人もいます。介護職が産休・育休・介護休業を取得して職場に復帰するメリット・デメリットは主に以下の点となります。

メリット

同じ職場で働ける:産休・育休・介護休業を取得して仕事に復帰すれば、休業前と同じ職場で働くことができます。子育てや介護をしながら新しい職場を探すよりは、心理的なハードルが低くなります。
スキルを維持しやすい:最低限のブランクのみで職場復帰すれば仕事の感覚を取り戻しやすく、スキルが維持できます。
各種給付金を受け取れる:出産育児一時金、出産手当金、育児休業給付金、介護休業給付金といった各種給付金を受け取りながら、仕事復帰に備えることができます。
復帰後は日勤のみにするなど融通が利く:長年勤めている事業所であれば「復帰後は日勤のみにしたい」など要望が伝えやすいでしょう。事業所側もスキルのある職員を引き留めるため、要望を受け入れてもらえる可能性が高くなります。

デメリット

子育てや介護に理解がない職場だと働きにくい:子育てや介護をしていると、子どもや要介護者の体調不良や行事、各種手続きなどで突発的に休みをとったり、シフト調整が必要になる場面もあります。子育てや介護に理解がない職場だと、そういった面で働きにくさを感じるかもしれません。
勤務体系が変わると収入が減ることも:夜勤に入らなかったり、時短勤務に変更したりすると、収入が減ることもあります。
同じポジションで働けないこともある:勤務体系が変わることで、所属や役職が変わる可能性があります。

プライベートと仕事の両立を図りやすい環境整備を目指した制度改正が進む

介護職でも産休・育休や介護休業の取得は可能ですが、人手不足の中、実際は取るのが難しいという事業所もあるかもしれません。

とはいえ、超高齢化社会が到来する中、仕事をする環境が悪ければ離職する人が多くなってしまいます。そこで、国は介護職の離職防止と定着促進を目的に、仕事と育児や介護との両立を図りやすい環境整備づくりを進めています。たとえば、2021年度(令和3年度)の介護報酬改定では 、次のように人員配置基準が緩和されています。

(1)育児や介護のために短時間勤務制度を利用する職員に対して、週30時間以上の勤務で常勤として扱うことを認める
(2)常勤の職員が産休、育休、介護休業を取得した場合、同等の資質を持つ複数の非常勤職員を常勤換算することで人員配置基準を満たすことを認める

介護業界で長く働くために

ここまで産休、育休、介護休業といった、ライフイベントに合わせた休暇について見てきました。人手不足で休暇を取るのが難しいという事業所もあるかもしれませんが、こうした制度は労働者の権利として法で保障されているものです。ワークライフバランスを実現し、いきいきと働くためにも、各種制度について知っておきましょう。

「介護職員初任者研修(旧名称ホームヘルパー2級)」の講座・レッスンを探す
本記事は2021年09月21日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもとに安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

関連する投稿


介護現場で役立つ資格・研修の種類まとめ!取得方法やメリット・難易度についても解説

介護現場で役立つ資格・研修の種類まとめ!取得方法やメリット・難易度についても解説

団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、日本が超高齢化社会になる「2025年問題」。そんな超高齢化社会を目前に、介護サービスへのニーズの高まりも手伝って、介護業界へチャレンジする方、すでに介護業界で活躍されていてスキルアップ・キャリアップをお考えの方をはじめ、ご家族に介護が必要になったときのために正しい知識を身につけておきたいなどの理由から、介護資格の取得を検討する方が増えてきています。この記事では介護資格・研修の種類や取得メリット、資格試験があるものは難易度や合格率もあわせて紹介します。


認知症の高齢者をサポートする認知症介助士ってどういう資格?

認知症の高齢者をサポートする認知症介助士ってどういう資格?

少子高齢化が進む日本。高齢化が引き起こす社会問題にはさまざまなものがありますが、そのひとつに認知症の高齢者の増加があります。厚生労働省老健局が2019年6月に発表した「認知症施策の総合的な推進について」によると、2025年には高齢者の約5人に1人が認知症という推計が示されています。そこで重要になってくるのが、認知症の人のサポートです。今回は、認知症の人をあらゆる面からサポートする認知症介助士について、その概要から資格取得方法、仕事内容、就職先についてお伝えします。


【2021年版】精神保健福祉士になるには? 国家試験の受験資格や合格率、取得後の仕事内容などをご紹介

【2021年版】精神保健福祉士になるには? 国家試験の受験資格や合格率、取得後の仕事内容などをご紹介

精神に障がいを抱えた人の社会復帰を手助けしたり、訓練を行ったりする国家資格、それが精神保健福祉士です。「精神科ソーシャルワーカー(PSW)」とも呼ばれており、福祉の世界では社会福祉士、介護福祉士と並ぶ国家資格として知られます。ストレス社会の中で心の病を抱える人が増えた現代において需要が高まっており、資格取得後は幅広い分野での活躍が期待できます。今回は、精神保健福祉士の資格取得方法や試験、お仕事内容についてご紹介します。


【2021年度版】介護職の職場環境を改善する「介護職員処遇改善加算」と「介護職員等特定処遇改善加算」はどういう制度?

【2021年度版】介護職の職場環境を改善する「介護職員処遇改善加算」と「介護職員等特定処遇改善加算」はどういう制度?

団塊の世代が後期高齢者になる2025年に向けて、介護人材の需要が高まっています。しかし残念ながら、介護職の給与は他業種に比べて高いとは言えないのが現実です。そのため、介護業界での長期的なキャリアを視野に入れて活躍する人は少なく、年間を通じて新規職員を採用する事業所も少なくありません。政府はこうした現状を打開するために、介護職員の待遇改善を図るさまざまな政策を打ち出しています。今回は、経験・技能のある介護職員の処遇を改善し、介護職のキャリアパス整備を目指す制度である「介護職員処遇改善加算」と「介護職員等特定処遇改善加算」についてご紹介します。


高齢化社会でニーズ高まる、「自分らしい死」をサポートする看取り介護

高齢化社会でニーズ高まる、「自分らしい死」をサポートする看取り介護

高齢化社会の今、人生最後のときを穏やかに自分らしく迎えたいという希望を持つ方が増えています。今後、2040年頃には死亡数が最大に達するとされ、看取りの需要は今まさに高まっているところです。こうした社会的なニーズに加え、2006(平成18)年の看取り介護加算の追加によって、看取り介護を実施する介護施設が増えてきました。今回は、介護における看取りとはどのようなものなのか。そして、看取り介護と、緩和ケア、終末期ケア、エンゼルケアにはどのような違いがあるのかを説明します。また、看取りをサポートする関連資格についてもご紹介します。


最新の投稿


高まるダンス人気!ダンススクールの料金相場や安く抑えるためのポイントを紹介

高まるダンス人気!ダンススクールの料金相場や安く抑えるためのポイントを紹介

近年、習い事としてダンスがますます人気を集めています。特に子どもや若者を中心に、体を動かしながらリズム感や柔軟性を養うダンスは、運動不足の解消やストレス発散にも効果的です。ダンスにはさまざまな種類があり、ヒップホップやバレエ、ジャズダンスなど、年齢や個性に応じて楽しむことができます。この記事では、初めてダンスを習う方や、どのスクールを選べばよいか迷っている方に向けて、ダンスの魅力や種類、ダンススクールの料金相場について詳しく解説し、特にダンススクールに通う際の費用やコストを抑えるための工夫についても紹介します。


大人向けピアノ教室の月謝はどのくらい?レッスン料金相場や安く抑えるポイントを紹介

大人向けピアノ教室の月謝はどのくらい?レッスン料金相場や安く抑えるポイントを紹介

大人になってから「ピアノを習ってみたい」と思った方も多いのではないでしょうか。ピアノは子どもから大人まで楽しめる楽器で、特に大人になってから始めることで得られる楽しさや充実感は格別。趣味として、あるいは仕事や日常のストレス解消を目的に、ピアノを始める方が増えています。しかし、ピアノ教室に通うにあたって、どのくらいのレッスン料がかかるのか、また月謝以外に発生する料金などについて気になるところです。本記事では、これからピアノ教室に通おうと検討している方に向けて、ピアノ教室の月謝の相場やその内訳について解説します。


ネイルスクールの学費はどれぐらい?料金相場と安く抑えるための方法、スクール選びのポイントも紹介

ネイルスクールの学費はどれぐらい?料金相場と安く抑えるための方法、スクール選びのポイントも紹介

ネイルは、女性だけでなく男性にも人気の高いビューティケアとして注目されています。その中で、プロのネイリストを目指す方や、自分でネイルケアを楽しむためにスキルを磨きたい方も多いのではないでしょうか。しかし、ネイルスクールに通うことを検討する際、多くの方が気になるのが「料金」です。この記事では、ネイル業界で働きたい方、スキルアップを目指している方に向けて、ネイルスクールの料金相場や費用を抑えるためのポイント、スクールの選び方など詳しく解説します。


料理上手になりたい人へ!料理教室の料金相場や選び方、料金を安く抑えるポイントを紹介

料理上手になりたい人へ!料理教室の料金相場や選び方、料金を安く抑えるポイントを紹介

最近では、自宅で料理をする機会が増え、料理の腕を磨きたいと考える人が増えています。そんな中、料理教室は単に料理の技術を学ぶだけでなく、新しい出会いや楽しい時間を過ごせる場所としても注目されています。とはいっても「料理教室って高そう…」「どんな料金システムなんだろう?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。この記事では、料理教室の基本的な情報から料金相場、お得に通うコツまで、詳しく紹介します。


加圧トレーニングはダイエットに効果的!料金相場やスクールを選ぶ際のポイントを解説

加圧トレーニングはダイエットに効果的!料金相場やスクールを選ぶ際のポイントを解説

加圧トレーニングは、通常の筋トレとは異なり、筋肉に負担をかけずに短時間で効果を得ることができるトレーニング方法です。短期間で効果を感じることができるため、ダイエットや筋力向上、美容に関心がある方々にも幅広く利用されています。この記事では、これから加圧トレーニングをはじめようとしている方に向けて、加圧トレーニングの基礎知識や効果、スクールやトレーニング施設の料金相場や選ぶ際のポイントなど詳しく解説します。