そもそもケアマネージャーとはどんな資格?
ケアマネージャーとは介護支援専門員と呼ばれていて、介護制度におけるプロを指します。介護職で現在介護ヘルパーや介護士として実務経験がある方は、この資格を習得すれば介護関係の職場ではかなりのニーズがあります。
ケアマネージャーの資格を習得するには、実務経験(臨床経験)と資格取得試験の二つをクリアしなければいけません。またケアマネージャーは福祉や医療、保険といったサービスと要介護者との架け橋になるべき存在です。
そのため、要介護者にとって最適なケアプランをたてたり、サービスの調整を行ったりして、しっかりサービスが行われ、かつ効果がでているかどうかをモニタリングしたりします。介護の基本だけでなく、実務や介護の深い専門知識が必要とされるのです。
ケアマネージャーになるには
ケアマネージャーの資格を取るには、介護支援専門員証を取得しなければいけません。これはまず、介護支援専門員実務研修受講試験を受けて合格してから実務研修を修了すると、ケアマネージャーの資格が習得できます。
ホームヘルパー2級などの資格がある方は、例えば老人福祉施設や在宅介護サービス業などですでに実務経験が5年から10年程度あれば、介護支援専門員実務研修受講試験を受けることが可能になります。
実は保険医療系や福祉系の資格(保健師、看護師、理学療法士、介護福祉士など)があり実務経験が5年以上あれば、同様に介護支援専門員実務研修受講試験を受けることができます。いずれにしてもどちらも実務経験が5年以上必要となります。試験を受けた上で実務研修を32時間以上受けて、やっとケアマネージャーになることができます。
介護支援専門員(ケアマネージャー)実務研修受講試験の内容
試験は毎年1回で10月に全国で行われます。全ての問題が、五つの選択肢から二つか三つを選ぶマークシート方式で行われ、60問出題されます。出題範囲としては介護支援分野として、介護保険制度に関する基礎知識や要介護認定の基礎知識、居宅・施設サービス計画の基礎知識から出題されます。
また、保健医療福祉サービスの分野からは保健医療の基礎知識、福祉サービスの基礎知識から出題されます。合格率は15%前後です。詳しくは各都道府県庁の担当部署にご確認ください。
現在介護業界は慢性的な人不足です。最近ホームヘルパー2級は、介護職員初任者研修という名前に変わり、制度も若干変わりました。介護福祉士を目指せるキャリアの土壌を、厚生労働省が構築しようとしています。
現在介護業界で働いていらっしゃる方は、より上のキャリアを目指してホームヘルパーからケアマネージャーの資格を取れば、将来にわたって安定した職場や給与が補償される場合があります。実務経験がある方は是非目指して損はない資格だと思います。
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