ボールペン字の練習方法
最近はボールペン字教材やボールペン字講座が充実しているので、独学で無理に練習する方は少ないでしょう。もちろん書店で売られている教材でコツコツ練習して上手になる方もいますが、どんなに練習していてもなかなかうまくならないという場合もあります。そのときに注意したいポイントが3つあります。
■(1)文章全体の形を整えてみる
書体を似せて書いてもなぜか自分の文字がお手本より下手に見える方は、字の配置を考えてみましょう。下手に見える場合は配置が良くないことが非常に多いからです。文字の上下の空き、左右の間隔をお手本のように行います。このとき、縦書きでも横書きでも中央にラインを引いてその線より上か下かを判断して書いていきます。
■(2)横画は角度を揃える
文字の横画を各時、右利きであれば少し右肩上がりに書くのが自然でしょう。一般的には美しい文字の法則として4~6度程度右肩上がりで書くのが良いとされています。角度を気にするあまり肝心の文字がきれいに書けないのなら意味はありませんが、漢字・仮名交じりの場合でもその角度に合わせると文章全体が非常にまとまって綺麗に見えます。
■(3)文字の大きさに注意する
字の大きさは漢字が基準になります。そして平仮名は一回り小さめに、カタカナと数字、アルファベットはさらにもう一回り小さめに書きます。これが上手に見えるコツです。升目が付いた小学生用のジャポニカ学習張などで練習すると升目一杯に書こうとする方がいますがそもそも文字はそれぞれ大きさのバランスがあります。同じ大きさで漢字と平仮名、カタカナを書いてみるとわかります。少しだけ小さめに書くと非常にバランスが良くなります。
ボールペン字検定
ペン字検定は正式名称が硬筆書写検定で、財団法人日本書写技能検定協会が実施する硬筆書写の技能検定です。5級から1級までの準1級も加えた6段階があります。ボールペン、万年筆、つけペン、デスクペン(インクペン)などを使います。ある程度上手になってきたらこの検定を受けてみると良いでしょう。資格を持っていると履歴書に書けるだけでなく、字が上手になるので人前で書くことが楽しみなります。字の練習をすることは精神的にも落ち着きます。
まとめ
ボールペン字は某TVでも字のうまさを競う芸能人大会で非常に注目されました。先生のお手本をホワイトボードで見ていると溜息が出るほどです。是非ボールペン字を練習して、自信を持てる字を習得してください。誰でも何歳からでも字はうまくなります。
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