「リズム感」と「縦ノリ」、これぞ全身運動たる所以!
和太鼓は、ほかの打楽器と同じくリズム感が大切です。リズム感を鍛えるには、突っ立っているだけではダメです。お腹、手や足など体全体を使ってリズムを感じることで、リズム感はついてくるからです。
和太鼓では、「縦ノリ」という動きが重要となります。「縦ノリ」とは、ヒザや股関節を上手に使いながら、体を上下させて太鼓を打つことです。腕だけ動かすのは下手な打ち方で、「縦ノリ」をマスターすると上手く打てるだけでなく代謝もアップします。
体重が約50キログラムの女性が座位でドラムを10分叩くと消費カロリーは約30キロカロリーです。しかし、全身を使って演奏する和太鼓は同等かそれ以上のカロリー消費が望めます。これは、ダンスやゴルフに匹敵します。
有酸素運動としてスクワットが有名ですが、10分間のスクワットが続かない方もいらっしゃると思います。でも同じ10分間でも、リズムに合わせて縦ノリしながらドンドンと叩く和太鼓なら、楽しく続けられるのではないでしょうか?まさに和太鼓は、筋トレやダイエットにうってつけのエクササイズなのです。
実はものすごい健康効果も!
音楽療法の中に、「太鼓セラピー」と呼ばれるものがあるのはご存じですか?ドーンという和太鼓の音は、私たち日本人にとってはお祭りや儀式で古くから馴染みのある音ですね。そのため、体が心地よいと感じて、脳がリラックスするのです。
また、和太鼓を叩くことで脳が活性化され、集中力がアップします。これは酸素を運んでくれる酸素化ヘモグロビンが脳の中で増えるためで、科学的に証明されています。そして和太鼓を叩く行為は、怒りを鎮め、爽快感を与えるので良いストレス発散法となるのです。
より高い効果を求めるのならば、和太鼓教室に通うかサークルなどの団体での活動 をおすすめします。なぜなら一人よりも大勢で、単純なリズムよりもちょっと複雑なリズムの方が和太鼓のエクササイズ効果がより発揮されるからです。
まとめ
楽しさと健康、どちらも手に入れたい方はぜひ和太鼓にチャレンジしましょう。身も心も軽くなって、友人関係も広がり、生き生きとした毎日が過ごせるはずです。
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