ギター教室と部屋での練習、どっちを選ぶべき?ギター教室は長いブランクがあっても大丈夫?

ギター教室と部屋での練習、どっちを選ぶべき?ギター教室は長いブランクがあっても大丈夫?

過去に一度でもギターに触れた経験があると、ふとした時にギターを弾きたくなるのが不思議ですよね。ギターはブランクがあるとコードを忘れがちですが、一度でも習得した技術は繰り返し練習することで自分のものにできます。 ここでは、「ギターレッスンのメリット・デメリット」や「始めるのに適した年齢」、「女性へのアドバイス」をご紹介します。


部屋での練習で実現すること

これまでギターレッスンに通った経験がない方は、練習時間の多くを自宅で過ごしてきたのではないでしょうか。自宅では誰にも邪魔されずに弾きたい曲を弾け、歌を口ずさんでも恥ずかしいことはありません。

また、部屋での練習なら気になることを調べられるので、分からないコードや記号も「何となく」弾けてしまったりしますよね。

そこで、部屋でギターを練習する際のメリットを見てみましょう。

・自分の世界に入れる
・知りたい情報の多くはネットで調べられる
・小音なら夜遅くまで練習できる
・やめたい時にやめられる
・弾きたい曲だけを弾いていられる

一見メリットが多いように感じられますが、実は、部屋での練習では越えられない壁も存在します。たとえば、以下のような思いをした経験はありませんか?

・思い切り弾きたくても周囲への音漏れが心配
・音量・声量を出せないから本気の練習ができない
・調べても出てこない情報があると気力をなくす
・克服できないコード進行が出てくると練習を断念

上記は自宅でギター練習をしたことがある多くの方に当てはまります。独学でギターを練習する場合、自分で克服できない壁にぶつかると関心をなくすきっかけとなって、ギターから遠ざかってしまう方も大勢いるのが事実です。

長いブランクを通じて再びギターに対する興味が出てきたなら、次こそ途中でやめてしまわないよう意識していきましょう。

教室での練習なら苦戦していた壁を乗り越えられることも

ギターを独学で練習していた方にとって、ギター教室へは「どんな練習をするの?ためになるの?」という疑問があるのではないでしょうか。ギター教室では、主に以下のようなレッスンが行われます。

・コードを押さえるための基本練習
・様々なストロークの基本練習
・メロディやリフ(曲中によく出る短いギターフレーズ)の基本練習
・弾き語り
・アルペジオや独奏
・ビブラートやベンディング(チョーキング)
・速弾き
・タッピング

また、曲は名曲と言われる幅広いポップスやロックを練習できるため、自分が選ばないような一曲や練習にぴったりの曲を見つけることが可能です。
実際に、ギター教室でレッスンを受けるとどのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。

【メリット】
・ギターを弾くための基礎が身につく
・難易度が高いコードやテクニックも的確なアドバイスをもらえる
・周囲を気にせず思いきり演奏できる
・自分の癖や欠点を見つけ、克服できる
・分からないことはその場で質問でき、間違った知識を覚えない

【デメリット】
・教室まで通う必要がある
・レッスン費用がかかる
・講師や生徒に自分の演奏を聴かれる(緊張に繋がる)

難しいと感じた難易度の高いコードやテクニックは、実は自分も知らない癖が原因で克服できない場合がほとんどです。そのため、プロ講師によるレッスンなら的確なアドバイスをもらえ、確実なステップアップへと繋がります。

ギターを始めるのに最適なのは何歳から?

ギターをはじめ、音楽は練習を重ねることでステップアップできる「学び」です。

そのため、早くからギターに触れていれば知識・技術の吸収量に差が生まれ、年を重ねるごとに同年代と差が出てくることもあるでしょう。しかし、音楽全般に共通することとして「何歳から」という正解はありません。

一般的に、ギターを始めるのに最適と言われる年齢は8歳前後(小学生頃)です。これより幼い間は、「音楽そのもの」に触れて音感やリズム感を養う期間とするのが良いでしょう。
かといって、15歳や20歳、30歳では遅いのかと言われればそんなことはありません。ギターは、繰り返し練習することで指先が丈夫になり、より弦を押さえやすくなります。そのため、一度ギターから離れてしまった方も、ブランクを気にせずに再度練習を始めてみましょう。

ギターは始める年齢やタイミングよりも「継続する期間」と「練習内容」がステップアップに直結します。

女性必見!ネイルしている人へのススメ

ギターを弾く際、ネイルを気にすると思うような演奏ができませんよね。また、フィンガーボードを傷める原因にもなるため、基本的にネイルはおすすめされません。

しかし、「おしゃれも譲れない!」という女性は大勢います。そこで、ネイルもギターも楽しめる、とっておきの方法をご紹介します。

①剥がれやすいジェルを避け、マニキュアを
ジェルネイルは弦に引っかかって剥がれる原因になります。強い力でネイルが剥がされると爪や指先を痛めてしまう場合もあるので、剥がれにくいマニキュアを使用しましょう。

②ベリーショートでカジュアルに整えよう
爪が長いだけで弦を押さえづらくなりますよね。そんな時はベリーショートに整えて、弦に干渉しない工夫をしてみましょう。ベリーショートのネイルは清潔感やボーイッシュな印象を持たれやすく、ギター女子にもおすすめです。

③ネイルチップなら練習時に取るだけでOK
日ごろからネイルチップを活用すれば、練習時に取るだけでお気に入りのネイルや自分の爪を痛めずに済みます。ネイルチップの活用ならジェルネイルやミディアム~ロングまで好きな形のネイルを楽しめます。

まとめ

ギターは、たとえ始めるのが遅くても長いブランクがあっても問題ありません。上達するのために大切なのは「継続する気持ち」と「練習の質」です。

近年では初心者やブランクがある方を対象にしたレッスンも多く展開されているので、本格的にギターをマスターするならこの機会にギター教室へ足を運んでみてはいかがでしょうか。体験レッスンなら、プロ講師の指導を無料で受けられるのでおすすめです。

本記事は2017年06月08日時点の情報です。記事内容の実施は、ご自身の責任のもとに安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

関連する投稿


弦は巻きすぎず、少なすぎず。

弦は巻きすぎず、少なすぎず。

弦の巻き方がよくわからないという人は、意外と多いです。また、奥が深く、どうやって巻くのが正解なのかは、案外難しいテーマです。巻き方もいろいろありますが、基本的な考えがわかれば大丈夫です。


ギター初心者の皆さん。ギターには長さの違いがあるんですよ!

ギター初心者の皆さん。ギターには長さの違いがあるんですよ!

これからギターを始めてみようかなと思っている人や、そろそろ2台目がほしくなって来たという皆さんに知って頂きたいことがあります。それは、ギターには音程を決めるフレットという金属が決まった間隔で並べられていますが、スタンダードモデルでも3種類の間隔があり、手の小さい人などは、ギター選びの参考にしていただければと思います。


初心者必見!ギターで手首が腱鞘炎にならないための気をつけるべきこと

初心者必見!ギターで手首が腱鞘炎にならないための気をつけるべきこと

ギターを学ぶには弦のはじき方はもちろんのこと、指でコードを抑える方法、一音だけを奏でる方法などさまざまな奏法を知るところから始まります。また、初心者が陥るトラブルとして、手首の痛みが挙げられます。 ここではギターがうまくなるための練習方法や指が動かない時に取り入れてほしい方法などを中心に、ギター奏者が気をつけたい腱鞘炎に関する情報をまとめました。ギターの上達が伸び悩んでいる方や、手首に痛みに不安を感じている方は必見です。


初めてギターを始める初心者に向けたギターに関する豆知識を大公開

初めてギターを始める初心者に向けたギターに関する豆知識を大公開

ギターって持っているだけでかっこいい!ちょっとバンド組んでみたらイケそうな気がする…。些細なきっかけからギターを始めたいと考える方が思いのほか多いようです。でも、いざギターを手にしたとき「どうやって弾くの?」「エレキギターにコンセントプラグがついていない」「エレキギターだけで音が鳴らない!」などとあわてる前に、ギターに関する豆知識をまとめました。ギター・音楽未経験の初心者の方に是非読んでほしいコラムです。


ギター、ベースをお持ちの皆さん。弦のお手入れを忘れずに!!

ギター、ベースをお持ちの皆さん。弦のお手入れを忘れずに!!

ギターやベースを弾く人なら1度は弦を交換した事があると思います。その弦はいつ交換したら良いかは、錆で指が真っ黒になったらという人もいれば切れたら交換という人もいますので、それぞれだと思います。プロのギタリストのレコーディング現場などでは、1曲演奏が終わるたびに交換する人もいます。


最新の投稿


高まるダンス人気!ダンススクールの料金相場や安く抑えるためのポイントを紹介

高まるダンス人気!ダンススクールの料金相場や安く抑えるためのポイントを紹介

近年、習い事としてダンスがますます人気を集めています。特に子どもや若者を中心に、体を動かしながらリズム感や柔軟性を養うダンスは、運動不足の解消やストレス発散にも効果的です。ダンスにはさまざまな種類があり、ヒップホップやバレエ、ジャズダンスなど、年齢や個性に応じて楽しむことができます。この記事では、初めてダンスを習う方や、どのスクールを選べばよいか迷っている方に向けて、ダンスの魅力や種類、ダンススクールの料金相場について詳しく解説し、特にダンススクールに通う際の費用やコストを抑えるための工夫についても紹介します。


大人向けピアノ教室の月謝はどのくらい?レッスン料金相場や安く抑えるポイントを紹介

大人向けピアノ教室の月謝はどのくらい?レッスン料金相場や安く抑えるポイントを紹介

大人になってから「ピアノを習ってみたい」と思った方も多いのではないでしょうか。ピアノは子どもから大人まで楽しめる楽器で、特に大人になってから始めることで得られる楽しさや充実感は格別。趣味として、あるいは仕事や日常のストレス解消を目的に、ピアノを始める方が増えています。しかし、ピアノ教室に通うにあたって、どのくらいのレッスン料がかかるのか、また月謝以外に発生する料金などについて気になるところです。本記事では、これからピアノ教室に通おうと検討している方に向けて、ピアノ教室の月謝の相場やその内訳について解説します。


ネイルスクールの学費はどれぐらい?料金相場と安く抑えるための方法、スクール選びのポイントも紹介

ネイルスクールの学費はどれぐらい?料金相場と安く抑えるための方法、スクール選びのポイントも紹介

ネイルは、女性だけでなく男性にも人気の高いビューティケアとして注目されています。その中で、プロのネイリストを目指す方や、自分でネイルケアを楽しむためにスキルを磨きたい方も多いのではないでしょうか。しかし、ネイルスクールに通うことを検討する際、多くの方が気になるのが「料金」です。この記事では、ネイル業界で働きたい方、スキルアップを目指している方に向けて、ネイルスクールの料金相場や費用を抑えるためのポイント、スクールの選び方など詳しく解説します。


料理上手になりたい人へ!料理教室の料金相場や選び方、料金を安く抑えるポイントを紹介

料理上手になりたい人へ!料理教室の料金相場や選び方、料金を安く抑えるポイントを紹介

最近では、自宅で料理をする機会が増え、料理の腕を磨きたいと考える人が増えています。そんな中、料理教室は単に料理の技術を学ぶだけでなく、新しい出会いや楽しい時間を過ごせる場所としても注目されています。とはいっても「料理教室って高そう…」「どんな料金システムなんだろう?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。この記事では、料理教室の基本的な情報から料金相場、お得に通うコツまで、詳しく紹介します。


加圧トレーニングはダイエットに効果的!料金相場やスクールを選ぶ際のポイントを解説

加圧トレーニングはダイエットに効果的!料金相場やスクールを選ぶ際のポイントを解説

加圧トレーニングは、通常の筋トレとは異なり、筋肉に負担をかけずに短時間で効果を得ることができるトレーニング方法です。短期間で効果を感じることができるため、ダイエットや筋力向上、美容に関心がある方々にも幅広く利用されています。この記事では、これから加圧トレーニングをはじめようとしている方に向けて、加圧トレーニングの基礎知識や効果、スクールやトレーニング施設の料金相場や選ぶ際のポイントなど詳しく解説します。