サルサダンスの種類
サルサダンスと一口にいっても、地域や歴史的な背景によって踊り方や曲の捉え方が異なり、それぞれに違った魅力や特徴があります。
これから教室を探す際には、自分がどのスタイルを習いたいのか、あるいは通おうとしている教室がどのスタイルを教えているのかを知っておくことが非常に重要です。
スタイルによって難易度や楽しみ方が少しずつ違うため、自分に合わないスタイルを選んでしまうと、なかなか上達を感じられなかったり、想像していたイメージと違ったりすることがあるからです。
ここでは、日本国内の教室で主に教えられている代表的な4つのスタイルについて、それぞれの特徴を詳しく紹介します。
■LAスタイル(On1 / オンワン)
LAスタイルは、世界中で最も広く普及しているサルサダンスのスタイルのひとつで、特に初心者の方におすすめです。
このスタイルの最大の特徴は、音楽の「1拍目(ワン)」に合わせてステップを踏み始めることです。
これを「On1(オンワン)」と呼びますが、音楽のビート(拍)の頭で動き出すため、リズム感が掴みやすく、ダンス未経験の方でも比較的スムーズにステップを覚えることができます。
また、LAスタイルは映画やショーダンスのような華やかさを持っています。
男性が女性をリードして直線上を行き来させる動き(クロスボディリード)を基本とし、その中で女性がくるくると回転する「スピン」や「ターン」が多く盛り込まれているのが特徴です。
見た目が非常にスタイリッシュでかっこいいため、「サルサダンス」と聞いて多くの人がイメージするのは、このLAスタイルであることが多いでしょう。
さらに、パフォーマンス性が高いため、発表会やイベントで見栄えがするというメリットもあります。
「せっかく習うなら、かっこよく踊れるようになりたい」「華やかな衣装を着てステージに立ってみたい」という方には、このLAスタイルがぴったりです。
■NYスタイル(On2 / オンツー)
NYスタイルは、より洗練されたスムーズな動きと、音楽との一体感を重視するスタイルです。
LAスタイルが「1拍目」で動くのに対し、NYスタイルは「2拍目」にアクセントを置いてステップを踏むため、「On2(オンツー)」と呼ばれています。
この「2拍目で動く」という独特のリズムの取り方は、サルサ音楽のルーツである「ソン」や「マンボ」の影響を強く受けており、音楽の深みを感じながら踊ることができるのが最大の特徴です。
一見するとLAスタイルと似ていますが、NYスタイルの方がより滑らかで、流れるような動きを大切にします。
派手な回転技よりも、男女のペアワークや音楽を表現することに重きを置いているため、落ち着いた大人の雰囲気があるダンスといえるでしょう。
そのため、ジャズダンスやバレエの経験がある方、あるいは「音楽をもっと深く味わいたい」という音楽好きな方に非常に人気があります。
初心者の場合、最初はリズムを取るのが少し難しく感じるかもしれませんが、慣れてくるとその心地よさにハマる人が続出します。
「ゆったりと、でも情熱的に踊りたい」「長く続けて、玄人好みのダンスを極めたい」という方には、NYスタイルが適しています。
また、世界的なサルサのイベント(コングレスなど)では、このOn2スタイルが主流になることも多いため、将来的に海外で踊ってみたいと考えている方にもおすすめです。
■キューバンスタイル(Casino / カシーノ)
キューバンスタイルは、サルサの発祥地であるキューバで生まれた、非常にエネルギッシュで楽しいスタイルです。
別名「カシーノ」とも呼ばれ、LAやNYスタイルが直線上を行き来する動き(リニア)であるのに対し、キューバンスタイルはペアが円を描くように動き回るのが大きな特徴です。
男性が女性の周りを回ったり、複雑に腕を絡ませたりしながら、絶えず動き続けるため、見ていても踊っていても飽きることがありません。
このスタイルの魅力は、何といってもその「自由さ」と「遊び心」にあります。
厳格なルールやフォームよりも、その場のノリやグルーヴ感を大切にするため、細かいことを気にせずにとにかく楽しく踊りたいという方にぴったりです。
また、ペアダンスだけでなく、「ルエダ」と呼ばれる複数のペアが大きな輪になって踊る遊び方があるのも、キューバンスタイルならではの楽しみ方です。
リーダーの合図に合わせて全員で同じ技を繰り出すルエダは、ゲーム感覚で楽しめ、仲間との一体感を強く感じることができます。
街中のクラブやバーなどで、カジュアルな服装で踊られることが多く、スニーカーでも踊りやすいのも嬉しいポイントです。
「堅苦しいレッスンは苦手」「みんなでワイワイ盛り上がりたい」という方は、ぜひキューバンスタイルの教室がおすすめです。
■コロンビアンスタイル(カリスタイル)
コロンビアンスタイルは、南米コロンビア、特に「サルサの首都」と呼ばれるカリ市で発展した独自のスタイル。
別名「カリスタイル」とも呼ばれるこのダンスの最大の特徴は、目にも止まらぬ速さで繰り出される高速フットワーク(足技)です。
上半身の動きを固定し、下半身、特に膝から下を細かく動かしてリズムを刻む姿は、まさに職人芸のような凄みがあります。
他のスタイルに比べて、ペアで組んで踊る時間ももちろんありますが、離れてお互いのステップを見せ合う時間も大切にされます。
音楽のテンポも非常に速い曲が好まれる傾向にあり、見ているだけで息を呑むような迫力とスピード感があります。
そのため、運動量はかなり多く、ダイエットやフィットネス効果を期待する方には最適なスタイルといえます。
汗をたっぷりかいて、スポーツ感覚でダンスを楽しみたい方にはうってつけです。
ただし、日本国内ではLAスタイルやキューバンスタイルに比べると、専門的に教えている教室の数はそれほど多くありません。もし近所にコロンビアンスタイルを学べる教室があれば、それはとても貴重なチャンスです。
「人と違う個性的なダンスを踊りたい」「速い曲に合わせてアグレッシブに動きたい」という方は、ぜひ挑戦してみてください。
サルサダンス教室の料金相場
サルサダンスを習う場所は、大きく分けて「サルサバーやクラブ」「ダンススタジオ」「プライベートレッスン」の3つがあります。
それぞれ料金体系やレッスンの雰囲気が異なり、ご自身の予算や目的に合わせて選ぶことが大切です。
ここでは、それぞれの場所ごとの料金相場について、具体的な金額を挙げながら詳しく解説していきます。
■サルサバー・クラブ(都度払い)
サルサバーやクラブで行われるレッスンは、最も手軽で安価に始められる方法の一つです。
多くのバーでは、営業時間の早い時間帯(たとえば19時~20時頃)に、30分から1時間程度の初心者向けレッスンを開催しています。
料金相場は、1回あたり1,500円~2,500円程度で設定されていることが一般的です。
この料金には、レッスン代だけでなく、その後のフリータイムで飲める「1ドリンク」が含まれているケースも多く、非常にお得感があります。
このスタイルの最大のメリットは、「都度払い(ドロップイン)」であるという点です。
入会金や月謝といった固定費がかからないため、「今日は時間が空いたから行ってみよう」というように、自分の都合に合わせて気軽に参加することができます。
また、レッスンが終わった後はそのまま店内で流れる音楽に合わせて踊る「ソーシャルタイム」になるため、習ったステップをすぐに実践で試すことができるのも魅力です。
お酒を片手にリラックスした雰囲気の中で学べるため、友達作りや交流をメインに楽しみたい方にも向いています。
一方で、デメリットとしては、毎回参加するメンバーや人数が異なるため、レッスンの内容がどうしても基礎的なことの繰り返しになりがちであることが挙げられます。
体系立ててじっくり技術を積み上げたいという方には、少し物足りなさを感じるかもしれません。
まずは「サルサってどんなものかな?」と体験してみたい方や、コストを抑えて楽しみたい方におすすめのスタート地点といえるでしょう。
週末の夜などにイベントとして開催されていることも多いので、ぜひ近くのお店の情報をチェックしてみてください。
■ダンススタジオ(月謝制・チケット制)
ダンススタジオやカルチャースクールでのレッスンは、基礎からしっかりと技術を身につけたい方に最もおすすめの方法です。
料金システムは「月謝制」または「チケット制(回数券)」が一般的で、相場は月4回のレッスンで8,000円~12,000円程度。1回あたりの単価に換算すると、2,000円~3,000円程度です。
このほかに、入会時に5,000円~10,000円程度の入会金が必要になる場合がありますが、キャンペーン期間中などは無料になることもよくあります。
スタジオレッスンのメリットは、カリキュラムがしっかり組まれていることです。
毎週決まった曜日に同じ先生から教わることで、前回の復習をしながら少しずつ新しい技を覚えていくことができ、着実な上達が見込めます。
また、同じクラスの生徒さんたちと顔を合わせる機会が増えるため、一緒に練習したり励まし合ったりできる「ダンス仲間」ができやすい環境でもあります。
鏡張りのスタジオで、自分の姿勢や動きを確認しながら練習できるのも、上達への近道となる重要なポイントです。
チケット制を導入しているスタジオであれば、仕事が忙しくて毎週通えるか分からない方でも、無駄なく受講することができます。
有効期限(たとえば3ヶ月など)がある場合が多いので注意が必要ですが、自分のペースで通えるのは大きな利点です。
「なんとなく踊れる」ではなく、「きれいに、正しく踊れるようになりたい」という目標を持っているなら、スタジオレッスンを選ぶのが間違いのない選択です。
多くの教室で体験レッスンを実施しているので、まずはいくつかのスタジオを回ってみて、雰囲気や先生との相性を確かめてみると良いでしょう。
■プライベートレッスン(個人)
プライベートレッスンは、インストラクターとマンツーマン(1対1)、またはカップルなどの少人数で受講する形式です。
料金相場は、1時間あたり5,000円~10,000円程度と、グループレッスンに比べるとかなり高額になります。
さらに、スタジオをレンタルする場合は、別途スタジオ代(1時間1,000円~3,000円程度)がかかることもあります。
一見すると割高に感じるかもしれませんが、その分、得られる効果やメリットは非常に大きいものがあります。
最大のメリットは、自分だけのオーダーメイドな指導を受けられることです。
グループレッスンでは聞きにくい細かな疑問点や、自分自身の苦手な動きをピンポイントで修正してもらうことができます。
そのため、上達のスピードはグループレッスンの何倍も早くなるといわれています。
「結婚式の余興で踊るために、短期間で仕上げたい」「どうしてもできない技がある」「周りの目を気にせず集中したい」といった明確な目的がある方には、費用対効果は決して悪くありません。
また、レッスンの日時を先生と相談して自由に決められるのも大きな利点です。
不規則な仕事をしていて決まった曜日のクラスに通えない方でも、プライベートレッスンなら無理なく継続することができます。
最初から全てプライベートレッスンにするのは予算的に厳しいかもしれませんが、普段はグループレッスンに通いながら、月に1回だけプライベートで調整してもらう、といった使い方も賢い方法です。
本気で上達を目指す方や、時間を有効に使いたい方にとっては、検討する価値のある選択肢といえます。
レッスン料金(月謝)以外にかかる費用
サルサダンスを始めるにあたって、毎月のレッスン料だけを考えていると、後から「思わぬ出費があった」ということも。
趣味として長く楽しむためには、レッスン料以外にかかる諸経費についてもあらかじめ把握し、予算を組んでおくことが大切です。
ここでは、入会金や道具代、イベント参加費など、意外と見落としがちな「隠れたコスト」について詳しく見ていきましょう。
■入会金・年会費
ダンススタジオやスクールに入会する際、多くの場所で「入会金」が必要になります。
相場としては、5,000円~10,000円程度が一般的です。これは最初の1回だけ支払うものですが、初期費用として準備しておく必要があります。
また、大手のスポーツクラブやカルチャースクールを利用する場合、入会金とは別に「年会費」や「事務手数料」として数千円がかかるケースもあります。
ただし、多くの教室では、「春の入会キャンペーン」や「体験レッスン当日に入会すれば入会金無料」といった特典を用意していることも。
ホームページやSNSをこまめにチェックして、お得なタイミングを狙って入会するのが賢い方法です。
また、友人紹介制度を利用すると、紹介した人とされた人の両方に割引が適用されることもあります。
一方で、サルサバーなどで行われる都度払いのレッスンの場合は、基本的に入会金はかかりません。「まずは初期費用をかけずに試してみたい」という方は、入会金不要の場所からスタートし、本格的に習いたくなったらスタジオを探すというステップを踏むのも良いでしょう。
■レッスン用の服や靴
サルサダンスの良いところは、特別な道具があまり必要ないことですが、それでも快適に踊るための最低限の準備は必要です。
まず服装についてですが、レッスンだけであれば、Tシャツやレギンス、ジャージといった動きやすい服装で十分です。
これらは新しく買い揃えなくても、手持ちの部屋着やスポーツウェアで代用できるため、費用を0円で済ませることができます。ただ、汗をかくので着替えやタオルは用意しておきましょう
一方で、少しお金をかけた方が良いのが「ダンスシューズ」。最初はスニーカーでも参加できますが、グリップが効きすぎるとターンがしづらく、膝や足首を痛める原因にもなります。
サルサ専用のシューズは、靴底がスウェード素材などでできており、滑りやすく回転しやすい構造になっています。
初心者向けのエントリーモデルであれば、5,000円~10,000円程度、本格的なものになると20,000円以上しますが、最初に高いものを買う必要はありません。
また、女性の場合はヒールのあるシューズを履くことが多いですが、慣れないうちは低めのヒールや、ダンス用のスニーカーを選ぶと安全です。
ネット通販で安く購入することもできますが、サイズ感が非常に重要なので、できればダンス用品店で試着して、自分の足にフィットするシューズの購入をおすすめします。
足元の環境を整えることは、上達を早めるだけでなく、怪我の予防にもつながる大切な投資といえます。
■イベント・パーティ参加費
サルサダンスの醍醐味は、レッスンで習ったことを実践する「ソーシャル(フリーダンスタイム)」やイベント、パーティにあります。
教室に通い始めると、先生や仲間から「今度の日曜日にイベントがあるから行こうよ」と誘われる機会が増えてくるでしょう。
こうしたイベントへの参加は任意ですが、上達のためにも、仲間との交流を深めるためにも、積極的に参加したいものです。
イベントの参加費の相場は、規模や場所にもよりますが、大体2,000円~3,500円程度で、これには入場料と1ドリンク代が含まれていることがほとんどです。
また、イベント会場までの交通費や、終わった後の食事会(飲み会)の費用なども考慮しておくと安心です。
さらに、クリスマスやハロウィンなどの季節のイベントでは、仮装やドレスコードがある場合もあります。そのための衣装や小物を揃えるのに数千円かかることもありますが、これらは楽しみの一つとして捉えると良いでしょう。
イベントは強制ではありませんが、サルサの世界を広げる絶好の機会です。毎月のお小遣いの中で「サルサ交際費」として予算を確保しておくと、心置きなく楽しむことができます。
■発表会の出演料・衣装代
ある程度踊れるようになってくると、スタジオ主催の発表会や、地域のイベントのステージに出演する機会が巡ってきます。
目標を持って練習することは上達への一番の近道ですし、スポットライトを浴びて踊る経験は、何物にも代えがたい感動を与えてくれます。しかし、この発表会への参加には、まとまった費用がかかることを覚えておきましょう。
まず、「出演料(参加費)」として、1曲あたり10,000円~30,000円程度が必要になるのが一般的です。これには、会場費や音響照明費、先生による振付指導料などが含まれています。
さらに、チーム全員で揃える「衣装代」がかかります。安く済ませるためにネットで探したり手作りしたりすることもありますが、それでも5,000円~15,000円程度は見ておいた方が良いでしょう。
また、本番に向けて追加の練習(リハーサル)が行われる場合、そのスタジオ代やレッスン代が別途かかることも。
トータルすると、一度の発表会で数万円から、規模によっては5万円以上の出費になることも珍しくありません。
もちろん、出演は完全に自由ですので、金銭的に厳しい場合は断っても全く問題ありません。ただ、ステージに立つことは大きな自信につながりますので、もしチャンスがあれば、資金を積み立ててチャレンジしてみる価値は十分にあります。
サルサダンス教室の料金を安く抑えるポイント
「サルサは楽しそうだけど、できるだけ出費は抑えたい」と考えるのは当然のことです。特に始めたばかりの頃は、長く続くかどうかも分からない趣味に、いきなり大金をかけるのは勇気がいるもの。
ここでは、お財布に優しくサルサダンスを楽しむための3つのポイントを紹介します。
■無料体験レッスンやキャンペーンを活用する
最も簡単で効果的な節約術は、各教室が実施している「体験レッスン」や「入会キャンペーン」をフル活用することです。
多くのダンススタジオでは、初回の方限定で、通常料金よりも格安(たとえば1,000円程度)、あるいは無料でレッスンを受けられる体験コースを用意しています。
いきなり一つの教室に決めて入会するのではなく、まずは複数の教室の体験レッスンを回ってみましょう。
これだけで、初期のレッスン代を数千円単位で浮かせることができますし、自分に合った教室を見極めることもできて一石二鳥です。
また、入会するタイミングも重要です。
「新春キャンペーン」や「秋の習い事スタートキャンペーン」など、季節の変わり目には入会金が無料になったり、初月の月謝が半額になったりする特典が出ることがよくあります。
もし気に入った教室が見つかったら、そのような特典がないかスタッフに確認してみましょう。
■レッスン回数やスケジュールを調整する
自分のライフスタイルに合わせて、無駄のない料金プランを選ぶことも大切です。
たとえば、「月4回コース」で月謝を払っているのに、仕事が忙しくて月に2回しか行けなかった場合、1回あたりの単価が割高になってしまいます。
毎月確実に通えるか不安な方は、割高でも「チケット制」や「都度払い」を選んだ方が、結果的に安く済む場合があります。
チケット制には有効期限がありますが、半年間有効などの長めの期限が設定されているものを選べば、焦らずに消化できます。
また、教室によっては「受け放題プラン(フリーパス)」を用意しているところもあります。もし週に3回以上通える時間と体力があるなら、このプランが圧倒的にお得です。
逆に、月に1~2回程度で良いという方は、スタジオではなく、より安価なサルサバーのレッスン(1回1,500円~2,000円程度)を中心に利用し、技術的な確認をしたい時だけスタジオの単発レッスンを受けるという「使い分け」をするのも賢い方法です。
自分の通える頻度と料金表を照らし合わせて、最もコストパフォーマンスの良い組み合わせを見つけましょう。
■服装やシューズの工夫で節約する
形から入るのも楽しみの一つですが、最初からすべてを新品で揃える必要はありません。特に服装については、専用のダンスウェアである必要は全くなく、ファストファッションで売られているスポーツウェアで十分おしゃれに、快適に踊れます。
「動きやすさ」と「吸汗速乾性」さえあれば、手持ちのTシャツとジャージで何の問題もありません。周りの目を気にするあまり、高価なブランドウェアを買う必要はないのです。
シューズに関しても、最初はダンス専用のスニーカーではなく、底がすり減って滑りやすくなった使い古しのスニーカーや、上履きのような安い靴で代用することから始めても問題ありません。
また、ダンス仲間ができたら「サイズが合わなくて履いていないシューズ」を譲ってもらえたり、セール情報を教えてもらえたりすることもあります。
まずは今あるものを最大限に活用し、どうしても必要になったタイミングで少しずつ買い足していくスタイルが、無理なく続けるための秘訣です。
失敗しない!体験レッスンでのチェックリスト
いざ体験レッスンに行ってみようと思っても、具体的にどこを見て判断すれば良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。
ただ「楽しく踊って終わり」ではなく、入会してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、チェックすべきポイントがいくつかあります。
限られた時間の中で、教室の雰囲気やシステムをしっかりと見極めるための「チェックリスト」を紹介しますので、体験レッスンに行く際は、ぜひこの視点を持って参加してみてください。
■料金システム
まずは、これまで説明してきた料金について、実際の現場で最終確認をしましょう。
「月謝以外にかかる費用はありますか?」「休んだ場合の振替レッスンにお金はかかりますか?」「発表会への参加は必須ですか?また費用はどのくらいですか?」など、聞きにくいことこそ最初にはっきりさせておくことが重要です。
特に注意したいのが、退会や休会をする時のルールです。
「退会するには2ヶ月前までの申請が必要」といった縛りがある教室も少なくありません。
また、チケット制の場合、有効期限が切れた後の救済措置があるかどうかも確認しておくと安心です。
スタッフの方の説明が丁寧で、料金体系が明瞭な教室は、運営もしっかりしている傾向があります。不明点をあやふやにせず、納得できるまで質問して、誠実に対応してくれるかどうかを見極めましょう。
■インストラクターとの相性と教え方
ダンスの上達において、先生との相性は非常に重要な要素です。どんなに実績のある有名な先生でも、教え方が自分に合わなければ、レッスンが苦痛になってしまいます。
体験レッスンでは、先生の言葉遣いや雰囲気、教え方の分かりやすさを重点的にチェックしましょう。
「専門用語ばかり使わずに、初心者にも噛み砕いて説明してくれるか」「一人ひとりの動きを見てアドバイスをくれるか」「質問しやすい雰囲気を作ってくれているか」などがポイントです。
また、先生のダンススタイルが自分の憧れるイメージに近いかどうかも大切です。
「あんな風に踊れるようになりたい!」と思える先生に出会えれば、モチベーションは自然と上がります。
さらに、レッスンの進行がスムーズか、時間配分が適切かといった点も見ておきましょう。
準備運動や基礎練習をおろそかにせず、怪我のないように配慮してくれる先生なら安心してついていくことができます。
直感的に「この先生なら楽しそう」と思えるかどうかが、実は一番の決め手になることが多いです。
■生徒の年齢層と男女比
長く通い続けるためには、一緒に学ぶクラスメイトの雰囲気も大切です。体験レッスンの際は、既存の生徒さんの年齢層や男女比をさりげなく観察してみましょう。
自分と同世代の人が多ければ馴染みやすいですし、逆に幅広い年齢層の人がいれば、様々な人生経験を持つ人と交流できる楽しみがあります。
サルサはペアダンスなので、男女比のバランスも気になるところですが、多くの教室では先生がローテーション(相手変え)を指示してくれるので、極端に偏っていなければそれほど心配する必要はありません。
それよりも重要なのは、生徒さんたちの「表情」です。
みんなが笑顔で楽しそうに踊っているか、休憩時間に和やかに会話をしているかなど、クラス全体の空気感を感じ取ってください。
新しく入ってきた体験者に対して、挨拶をしてくれたり、親切に教えてくれたりする雰囲気があれば、入会後もすぐに溶け込むことができるでしょう。
「居心地の良さ」は、継続するための大きな要因となります。
■初心者クラスのレベル感
「初心者歓迎」と書いてあっても、実際のレベルは教室によってまちまちです。
全くの未経験者ばかりのクラスもあれば、何年も通っているベテランさんが多く在籍しているクラスもあります。
体験レッスンでは、授業のスピードについていけそうか、自分のレベルに合っているかを確認しましょう。
周りのレベルが高すぎると気後れしてしまいますし、逆に簡単すぎても退屈してしまいます。
もし、周りが上手すぎて不安に感じたら、先生に「全く初めてでも大丈夫ですか?」と相談してみましょう。
良い教室であれば、初心者用の補講をしてくれたり、上手な生徒さんがサポートしてくれるような仕組みがあったりします。
また、教室によっては「入門クラス」「初級クラス」「中級クラス」と細かくレベル分けされているところもあります。
自分の成長に合わせてクラスをステップアップできる環境が整っているかどうかも、将来を見据えた教室選びの大切なポイントです。
まとめ
この記事では、サルサダンス教室の料金相場や種類、そして賢く楽しむためのポイントについて解説してきました。
サルサダンスは、単なる習い事以上の価値をあなたの人生にもたらしてくれます。心地よい音楽に身を任せ、人と手を取り合って踊る瞬間は、日常の忙しさを忘れさせてくれる最高のリフレッシュタイムとなるでしょう。
「お金がかかりそう」「難しそう」という不安が少しでも解消されたなら、これほど嬉しいことはありません。
まずは、お近くの教室の「体験レッスン」を予約してみませんか。実際にスタジオの扉を開け、ラテンの音楽を肌で感じることで、新しい世界がきっと広がるはずです。

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