骨盤を立てる?ベリーダンスの基本姿勢
ベリーダンスの基本姿勢は、まず骨盤を立てること。足を軽く腰幅に開き、仙骨という背骨の先端の骨を床に向かって真っ直ぐにする姿勢のことを言います。おへそを背中に寄せるイメージで恥骨を上げ、へそ下のあたりを引き上げるつもりでぐっと力を入れてみてください。意外と腰回りが楽に落ち着くのが、この骨盤を立てた姿勢。更に骨盤の上に肋骨を乗せるイメージで息を吐きながら体を伸ばします。骨盤の上にバランスよく積み木を重ねるように頭まで乗せると、意外と背筋を伸ばしていても疲れないのに驚きませんか?これが、砂地の上でバランスを取りながら踊る古代の踊りが発祥とも言われる、ベリーダンスの基本姿勢です。
実は腹筋も重要!きれいな姿勢を作るコツ
猫背を解消して姿勢を改善するには、実は腹筋も重要な役割を果たしています。背筋を鍛えれば自然と背中がまっすぐになり、猫背が改善されると思われがちですが、これは大きな間違いなんです。筋肉はお互いが引っ張り合うバランスで姿勢を維持しています。きれいな姿勢を保つ背骨のバランスを作るには、背筋だけでなく柔軟で強い腹筋が必要です。腹筋のストレッチは、腰幅に足を開いて顎を引き、ゆっくりと息をしながら床に水平に突き出し、左右へ弧を描きます。実はこの動き、ベリーダンスのお腹の動きによく似ているんです。ベリーダンスは基本の姿勢とステップで、強くて柔軟な腹筋を自然に作ってくれるんです。
自分ではじめられる3つのポイント
猫背の矯正はまず、骨盤から。猫背の人は骨盤が開いてしまっていることも多いので、股関節と骨盤、腰回りのストレッチからはじめます。お風呂あがりなどに、腰と股関節のストレッチをしてみてください。そして普段から骨盤を立てるような姿勢を意識して立つこと。背骨がS字を描いていても、骨盤が立っていないと反り腰猫背という、下腹ぽっこりな隠れ猫背になってしまうんです。骨盤を立てていると自然と下半身の筋肉を使うようになるので、段々と猫背より背筋を伸ばして立つほうが楽になり、姿勢が改善されていきます。そしてさりげないことですが、目線をできるだけ前へ。目線が下を向くと自然とうつむきがちになり、重力に従って頭がさがるので、身体はバランスをとるために姿勢が悪くなってしまうんです。
元々女性らしさのつまっているベリーダンスは、基本姿勢から女性の魅力を引き出すための要素がいっぱい!骨盤が引き締まると腰回りが細くなり、脚のむくみやO脚も改善される一石二鳥の姿勢矯正なんです。
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