ヨガの発祥はいつ?
ヨガは4000年以上前にインドで生まれました。インダス文明の遺跡からは座法をしている人が記された出土品なども見つかっています。また、紀元前300年ごろには社会的にもヨガが知られるようになり、修行法として確立されました。
その後、12世紀から13世紀頃にかけて、現代ヨガの原型とも言えるハタ・ヨガが生まれました。ハタ・ヨガは呼吸法とアーサナ(ポージング)を重視しており、心身のバランスを整えることを目的としています。後にヨガは世界中に広まっていきましたが、1970年台に起こったヨガブームもポイントです。
そんなヨガは日本との関係も深いものです。800年ごろには空海を通して日本でもヨガが知られるようになりました。このように、日本では昔からヨガがその後、修行僧によってヨガが実践されていき、今日に至っています。
ヨガと音楽の関係
ヨガと音楽は密接に関係しています。ヨガで使われる音楽はたいへん独特なものです。音楽は精神集中を容易にする目的などで使用されており、体と心をリラックスさせる働きもあります。ヨガで使用する音楽には色々なものがありますが、鳥の声や水の音などの自然音で構成された音楽や、免疫力活性化に役立つような音楽もあります。
基本的には、気持ちが落ち着くような音楽がヨガに向いています。ヨガを実践する際には、こうした音楽をかけながらやってみるとよいでしょう。
ヨガの経典「ヨーガ・スートラ」
ヨガの歴史は深いですが、「ヨーガ」という言葉自体は紀元前1000年頃に編纂されたウパニシャッド聖典で始めて記されました。そんなヨガの経典として、ヨーガ・スートラがあります。これはヨガのエッセンスを記述した書物であり、ヨガの実践法や哲学について解説されています。
ヨーガ・スートラで解説されているようなヨガは座法と呼吸法が中心になっており、現代のアーサナ(ポージング)を中心としたヨガとは違いがあります。ヨーガ・スートラは2~4世紀頃に編纂されましたが、このヨーガ・スートラはヨガの最も古い文献でもあります。
まとめ
このように、ヨガの歴史は大変深いものです。それだけ完成されたエクササイズでもありますから、安心して取り組むことができるでしょう。
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