「整体やリラクゼーションで、
いろんな協会や団体、学校が
認定証やディプロマ、修了証を発行してるけど
どれがいいの?」
こんな質問をときどきお寄せいただきます
就職やサロン開業において、認定証が必要なのか
「あった方が良い理由」と、「なくても良い理由」を
『就職』と『開業』にわけてご案内します
就職では必要?
結論から言うと、
認定証の有無よりも、
キチンと技術が身についているか
が大切です
わたし自身、以前にリラクゼーションサロンの人事採用を担当していました
面接をさせていただいた中には、
当然、「学校に通ってました」という方もいらっしゃいました
もちろん、
技術は身についているんだろうな
という期待はありました
それでも、
面接の機会が増えるにつれ、
過度な期待はしないようになっていきました
■学校もいろいろなので一概には…
キチンと指導される学校もありましたし、
技術レベルも高く、知識も学ばれ、
接客の心構えも身につけられ、
現場どは即戦力として活躍され、
どんどん指名を取られる方もいらっしゃいます
ただ、
いろんな学校さんがあるので、
過度に期待する気持ちをおさえて、
「どのくらいの期間で学んでましたか」
とうかがうようにしていました
・一定の受講数を満たしたら認定証を発行する学校
・短期、格安での修得を謳い文句にされている学校
・系列のサロンのみで使える手技を指導する学校
・個人サロンの合間にひらいている学校
などもあり、
残念ながら、
「学んだのは手順だけ」というケースも多かったです
このケースの場合は、
面接に来られた方は一所懸命学ばれたのだと思うのですが、
結果的には未経験の方と同じように対応させていただきました
流れとしては、
学ばれていらした期間を基準に習得具合を類推して、
面接後の施術チェックで確認をするという手順をとっていました
同じように学校で通われても差ができてしまうこと、
学校選びの大切さをこのとき痛感しました
通信でのみ学ばれて、認定証を取られた方に至っては、
現場経験を長年踏んでから人事採用担当になった同僚が、
「技術は理屈で理解もするけど、からだで覚えながら学ぶのに」
「この仕事ってそんなに簡単なことと思われてるのかな」
と、こぼしてたのが印象的です
今は、学校の就職支援担当として、
サロンの採用ご担当の方とお話する機会が多いのですが、
認定証に関しては、どこのサロンさんも
だいたい同じ印象をお持ちのようです
■必要なのは認定証より、確かな知識と技術
しっかりとと学ばれてこられた方は、
お客さまから喜ばれることが多く、
ほんとうに楽しそうに仕事をされ、
ありがたいことに、
職場の雰囲気が明るくなるのにも貢献してくれてました
そのような方は、
手技の手順だけでなく、
圧の正しい位置や方向、
心地よい圧の強弱やリズムなどに加え、
どう押すべきかだけでなく、
どうお客さまのおからだから情報を得られるように感じるか
なども含めて施術の技術を高く学ばれていらしたほか、
リピートいただけるご案内をするための
解剖学の知識も学んで来られていました
したがって、
採否の判断としては、
認定証の有無はあまり参考にしないで、
サロンの面接のときには厳しいお話もさせていただき、
「手順だけ学んだ」カタチの方には、
「お願いしたいお仕事は施術をして完了ではなく、
リピートしていただけるまでが頑張っていただく範囲です」
と改めてご認識いただくようにご案内し、
これからも正しく努力していただけそうな方を採用していました
開業では必要?
開業において同じ質問をいただいたときには、
「あった方が良いと思います」
とお伝えしています
お客さま目線で考えてみましょう
やはり、
「キチンと学んでこられた」ということを、
第三者が評価してくれるのは安心感を得られますし、
そうでなければ、からだを預けたくはないでしょう
また、
認定証を取得したことは施術者としての自信につながります
施術のお仕事の多くは手でおこない、
手から自信があるかどうかは伝わってしまいます
また、表情や態度に出てしまうので、
しっかりと学んだという客観的な指標はあった方がいいと思います
就職では、
お客さまの第一印象は、
院やサロンから伝わるので、
勤め先のそれまでの実績や、
ネームバリューや規模などの影響を受けます
つまり、
就職の場合は、
院やサロンがつくってきてくれた看板に乗っかることができるのです
それに対して、
サロン開業の場合は、
安心感をあなたご自身が与えていかないといけないので、
その材料として、認定証は有効に活かせると思います
学ぶモチベーションとして
また、
就職、開業を問わず、
趣味としてやってみたい方も含めて、
生徒さんが楽しく学ぶのを間近にしていると、
学んでいる過程においては、
認定証というゴールがあることが、
モチベーション向上には有効だと実感します
現場に出るまでは、
認定証という客観的な評価が自信につながっていき、
卒業後の手に職をつけられてからは、
お客さまに「ありがとう」と言ってもらうことで
ほんものの自信につなげていければいいですね
最後に
整体学校に携わる者が、
認定証の必要なケース、
認定証よりも大事なことがあるケースについて、
このように書くと意外に思われるかもしれませんが、
就職、開業のお手伝いを担当するものとして
本音で書かせていただきました
さて、最後に、
ご入学される方の中には、
未経験の方に限らず、
技術を学んでこられた方もいらっしゃいますが、
認定証をもらって、「できたつもり」になってしまっている残念なケースや、
認定証をもらっても、学んだ技術に不足を感じられているケース
もたまに見かけられます
こちらをご覧で、
これから整体師、セラピストを目指される方は、
ぜひ、卒業されたあとも技術と知識を磨くことを怠らないこと、
また、入学される前には、
手順を覚えた先のこともしっかり学べる学校を見つけていただき、
充実したスクールライフを送ってください
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