1-1.従来のマツエクとはどこが違うのか
今までのマツエクはまつげ1本に対して1本のエクステを付けていました。
しかし3D以上のマツエクは、自前のまつげ1本に対して、0.05mm~0.07mmの極細毛を2~5本の束にして付ける方法となります。
極細と言われるほどエクステ自体の人工毛がかなり細いので、その多さでも非常に軽いのが特徴です。
また、根元は1本の毛のように見えますが毛先は扇状に広がっているため、たっぷりとしたボリュームが出ます。
そして今までのマツエクと違い、より自然なまつげに仕上がります。
1-2.3Dマツエクとは
3Dとは、まつげ1本に3本付けると言う意味合いがあります。
今までは1D (まつげ1本に1本)だったのですが、3Dマツエクが流行し始めました。
最近は、後述する4D以上のマツエクも人気です。
海外ではすでに3D・4Dマツエクが主流となっており、日本でも施術してくれるマツエクサロンが多く登場し始めました。
1回の施術で3~4倍のまつげ量が確保できるので、まつ毛が少ない方や短いのがコンプレックスという方でも、綺麗な仕上がりが期待できます。
ナチュラルな仕上がりを目指すことができ、おしゃれに敏感な方の多くは1Dよりも3Dマツエクを選ぶ傾向となりました。
1-3.4Dマツエクとは
4Dマツエクとは、4本1束になったエクステを指しています。
束の根元を1本の自まつげに接着していくので、1本のマツエクを接着していく感覚で装着できるメリットがあります。
このため、まつ毛に対する負担は少ないのが特徴です。
別名「フレアタイプ」等と呼ばれており、4Dマツエクの先が扇状に広がっています。
そのためまつげが少ない方でも、華やかでボリュームのあるまつ毛を目指せるメリットがあります。
また「束状のエクステ」を接着するため、根元に太さが生まれます。
まつげの生え方がまばらな方でも根元の空白が埋まるメリットがあります。
4Dマツエクは良いとこずくめと捉えることができますが、シングルエクステと比べると価格帯が倍以上であることがデメリットといえるでしょう。
1-4.5Dマツエクとは
ボリュームラッシュのひとつで、5Dマツエクは5本1束となったエクステです。
シングルマツエクの5倍のボリュームが出せるメリットがあります。
接着本数を少なくして費用を抑えたいという方や、部分的なボリュームアップを目指したいという方が選んでいます。
また、3Dや4Dなどのマツエクと合わせて、まつ毛にデザイン性を持たせる使い方も可能です。
1ヶ所のまつげが5倍量となるため、より立体感のある目元を演出できます。
ボリュームラッシュには、「接着の負担が少なくなる」「施術本数が少なくて済む」というようなメリットがありますが、施術できる専門店が少ないことや、施術価格帯が高額になってしまいます。
このようなデメリットがありますが、シングルで施術した時と比べて、長持ちするのでコストパフォーマンスは十分だと言えます。
2.まつげが少ない人でも3D/4D/5Dマツエクは出来る?
まつげが少ないけれど、3D~5Dといったボリュームラッシュの施術はできるでしょうか?という質問が寄せられることが増えてきました。
3D以上の束になったマツエクは、まつげが少ないからこそ受けてほしい施術です。
1本の接着で3~5本分のボリュームが得られるので、まつげに負担がかかりにくいメリットがあります。
束の太さでまつげの間が埋まっていきますので、まつげがまばらなために貧相に見えがちな目元をゴージャスに見せてくれます。
まつげが少ないだけではなく、長さが足りないことにコンプレックスを感じるという方でも、長さを持たせたボリュームラッシュを選択することで、明るい印象をつくり上げることが可能です
マツエクをすることに不安を覚える方は、エクステ専門店で事前にカウンセリングを受け、自分に見合った量のエクステを選ぶことをおすすめします。
3.3D/4D/5Dマツエクのデメリット/メリットとは
これからのおしゃれはボリュームラッシュの時代だと思った方もいらっしゃることでしょう。
ただし、安全にマツエクのおしゃれを続けるには、メリットとデメリットを熟知することも必要です。
ボリュームラッシュのメリットやデメリットに関してまとめました。
3-1.3Dマツエクのメリット
3Dマツエクには、シングルエクステを超えるメリットが沢山存在します!
それは、密度がないまつげでもボリュームが出る、自前のまつげが抜けてしまってもカバーできると言った点が一番に挙げられます。
まつげが細いため、グルーによる負担が掛けられない場合でもゴージャスに見せるエクステが叶います。
3Dの場合、構成するエクステ1本が極細なので付け心地が軽い、沢山つけてもごわごわしないといったことが挙げられます。
また、装着する場所を選ぶことで量に変化をつけることができ、目元に表情をつけられることも嬉しいメリットの一つとなります。
3Dマツエクの場合、長さや色みのバリエーションが多いため、普段使っているカラコンや髪の毛の色に合わせたおしゃれを楽しめるのも良いですね。
特にこれまでシングル(1D)マツエクをしてきた方が3Dマツエクをすると、「付け心地」が格段に良くなったと感じる人が多いようです。
軽くてぱっちりした目に仕上げてくれる3Dマツエクの人気が出るのも当たり前なのかもしれませんね。
3-2.3Dマツエクのデメリット
3Dボリュームラッシュとも呼ばれ、人気が高い3Dマツエクにもデメリットが存在します。第一に挙げられるのは「値段が高い」ということです。
3本の1Dエクステが1束になりますので1本の単価が高くなってしまいます。
束が太くなった分接着はしやすいのですが、目に負担がかからないようにグルーを少なくしますので、施術時間が長くなってしまいます。
標準的な3Dマツエクの施術時間として、1Dマツエクの施術時間の倍以上の目安が求められています。
この他に挙げられるのが、1本の3Dマツエクが取れてしまった時の見た目がおかしくなってしまうことです。
通常なら、まつ毛が1本抜けても大きな影響は出ませんが、1度に3本プラス自まつげが抜けてしまうことになりますので、まばらなイメージが強く出てしまいます。
アイメイクに関するデメリットもあるようです。3Dはまつげの密度を高める意味合いも含まれていますので、注意してクレンジングやスキンケアを行わないと、3Dマツエクを傷めてしまいます。
1Dと比べて長持ちすることが利点であるため、丁寧なお手入れが求められます。
3-3.4Dマツエクのメリット
4Dマツエクのメリットは、1本で4倍のボリュームがあるため、力強さを印象付けできると言った点が挙げられます。
1束の太さもしっかりしているため、まつ毛が少ない方でもまつげの密度を高める見せ方ができます。
施術本数によっては、アイラインを引いたように見せることも可能です。
1本で4本分のボリュームですので、施術本数が少なくとも、まつ毛をボリュームアップできるメリットがあります。
ナチュラルに見せたい、一部分だけボリュームアップしたいと考える方におすすめです。
4Dは、目尻に複数本プラスして、切れ長のコンプレックスを解消する・黒目の真上に密集させるイメージでプラスして目を大きく見せる効果をつくり上げることもできます。
このように「まつげの密度と長さを変える」イメージで使うことで、印象を変えることが可能です。
また、1Dマツエクの場合、時間の経過により、エクステの向きがそろわなくなることも多々あります。
4Dの場合は束がそれぞれ同じ方向を向いているので、時間の経過でエクステがばらばらになることも防げます。
3-4.4Dマツエクのデメリット
4Dマツエクのデメリットは、施術者の熟練度合いによって日持ちが大きく異なることが挙げられます。
施術本数を少なくすることで、グルーによる目の負担を抑えられるメリットがあるとされています。
1本の束が太くなってくるため、たっぷりのグルーに埋め込むようにエクステを接着するというような稚拙な施術を行うアイリストも存在します。
グルーによる皮膚疾患や、自まつげがダメージを受けて抜けてしまうと言ったトラブルも存在しますので、施術者の熟練度も確認した方がよさそうです。
また、4Dエクステになると1束の重みを緩和するために1本単位が極細の人工毛が採用されています。
1Dのクオリティよりも劣り、熱や乾燥に弱いというデメリットも存在します。
アイメイクを落とす時や、毎日のスキンケアの時に4Dエクステが抜け落ちてしまうというトラブルも多くなりますので、お手入れは丁寧に行う必要があります。
4Dエクステは広く浸透しつつありますが、まだまだ施術できるアイリストが少ないのが現状です。
単価だけではなく、施術代金も高いこともマイナス要素でしょう。
1Dの2倍以上の施術費用が見込まれるため、予算をあらかじめ考えてから施術を受けることをおすすめします。
3-5.5Dマツエクのメリット
5Dマツエクは、5本のエクステがひと束になった物で、1本装着するだけでまつげのボリュームが格段に増えるメリットがあります。
毛先が扇状に広がっているため、施術本数が少なくとも、華やかさが生まれます。
5Dマツエクはゴージャス感やラグジュアリー感を演出することができ、「盛りメイク」と呼ばれるようなパーティーメイクなどにおすすめの施術です。
長さよりも量を増やしたい・目元の力強さを演出したいという方が5Dマツエクを選んでいます。
もちろん、上向きまつげで愛らしさを出すと言った工夫も容易にできるメリットがあります。
5Dマツエクは、5Dのみ本数を増やして更にゴージャスなまつげをつくるというよりも、3Dや4D等と合わせてまつげや目元の表情をつけることに用いられることが多いようです。
黒目の上の密度を濃くしたいから5D、目尻のまつげは長くしたいから1Dというように組み合わせて使うと効果的です。
目の形に合わせて量を調節することや、アイメイク効果を際立たせるためにアイリストとのカウンセリングも上手に使ってくださいね。
3-6.5Dマツエクのデメリット
5Dマツエクの人工毛は極細でも、5本1束です。長さを担保すると、重みで根元から折れてしまう可能性が生まれます。
そのため「長さがある5D」は利用しない方が良いと捉えましょう。
5Dに代表される3D以上のボリュームラッシュは1Dと比べると長持ちするといわれるようになり、5Dマツエクの施術もマツエクサロンの中で取り入れられるようになりました。
中には、聞きかじりの知識だけで5Dマツエクを施術する、技術年数が浅いアイリストも存在します。
また、グルーをたっぷりつけないと固定できない束ですので、自まつげや皮膚を傷めないよう、グルーのバランスをうまく見極められる腕がアイリストに求められます。
5D以上のマツエクは客単価も高くなるため「5Dだけでマツエクを施術する」とアイサロンもあります。
ゴージャス・かつラグジュアリーと言った「目立つ華やかさ」が生まれますが、トレンドからは大きく外れていくことが懸念されます。
5Dだけを施術するのではなく、長さや1本単位の太さが選べる1D等と上手に組み合わせて自然な仕上がりをつくれるサロンを選びましょう。
4.マツエクの持ちについて
1Dマツエクは、正しいお手入れを施すことで1ヶ月程度持続できるとされています。グルーは油分に弱く、メイクや皮脂、メイク落とし用クレンジング剤などでダメージを受けやすい状態になります。
また、目をこすってしまう・衣服の着脱時といった行為でマツエクが折れてしまった、あらぬ方向を向くようになってしまったということも多々あります。
「持ちが良い」とは言われていますが、技術が未熟なアイリストの施術で「当日に取れてしまった」という結果に陥ることもあるようです。
2週間以上経過すると「接着力が弱くなった」と感じる方も見られます。
では、3D~4Dといった特殊なマツエクはどうでしょうか。
最近はマツエク自体の進化もあり、比較的長持ちするようになりました。
そのため、1Dよりもボリュームラッシュの施術を選ぶ方が増えてきました。
「比較的長持ちする」と言われるようになった理由はどういったところから出ているのでしょうか?
長持ちさせるための工夫や、お手入れの方法についても着目してまいります。
4-1.3Dマツエクの持ちについて
3Dマツエクは軽いのが特徴です。特に極細の毛を使うので、自毛1本に3本付けても重さを感じません。
今までのエクステを残している人がいたら、それと実際に持ち比べてみるとその細さと軽さを実感できるはずです。
実は従来からもフレアタイプ(数本が束になり、先端が扇状になっているもの)がありましたが、それは今までの毛の細さをまとめたものなので、非常に重いものでした。
さらに、自毛に対する負担が大きく、ごっそり抜ける危険性もありました。
それに対して3Dマツエクは、自毛の太さに対して3~5本の間で調整してくれて、重さもとても軽いです。
その比較は0.05mmエクステ9本分(3D)が0.15mmのエクステ(従来)と同じ重さになるくらいです。
50本エクステをしていた方なら約半分の重さになるというメリットがあります。
この軽さは目元に負担をかけないのでマツエクの持ちがとても良いと評判です。
皮脂汚れやメイクの落とし忘れなどがなければ、1ヶ月程度マツエクは持続させることができます。
4-2.4Dマツエクの持ちについて
4Dマツエクはどれくらい持つの?と心配される方も増えています。
極細の人工毛4本の束ですので、3Dと比べると若干重みは生まれますが、長さを求めなければ折れると言った不安は皆無です。
1Dと同様、3週間程度~1カ月程度の持ちと考えましょう。
4Dは軽いというメリットはありますが、太さが生まれるので、アイリストによってはグルーを多用して接着すると言った稚拙な技術が提供されることがあります。
それによって自まつげにグルーの負担がかかり、抜け落ちてしまうというデメリットが生まれます。
こうした理由から短期間で4Dマツエクが取れてしまったという結果を招くことも考えられます。
また、涙に含まれた皮脂や、メイク用品などの油分でグルーの接着力が弱くなることも挙げられます。
太さ・重みがあるため、どんなに腕が良いアイリストのもとで施術を受けたとしても、折れやすいリスクがあります。
体質が原因で涙目であったり、アイラインやマスカラをたっぷりつけたりというようなメイクが続けば、2週間程度で4Dマツエクも取れやすくなると捉えておきましょう。
4-3.5Dマツエクの持ちについて
5Dマツエクは重みが出ないよう、極細の人工毛を使っていますが、自まつげに接着することで、ダメージを受け、自まつげそのものがエクステと一緒に抜け落ちてしまう傾向にあります。
また、更なるボリュームアップのため、長さがあるマツエクもありますが、同時に重みが出てしまうため、瞬きをするなどの些細な動きで根元から折れてしまうと言ったデメリットも発生します。
これらを踏まえると、5Dマツエクは長持ちしないのでは?というイメージが生まれますが、1D等と同じように3週間程度は持つと考えることができます。
というのも、1本で5倍の仕上がりとなりますので、施術本数は明らかに少なくなります。
1Dの場合、60本相当の仕上がりでも5Dは12本のみの施術です。本数に比例して、肌への負担は少なくなるため、普段のスキンケアさえ慎重に行えば1Dと同じ程の持ちが期待できます。
ただし、先述のとおり、グルーが原因で自まつげにダメージが出やすい、5Dエクステの重みで折れやすいと言った側面があることも同時に覚えておきましょう。
5.3D/4D/5Dマツエクの付け方や仕上がりについて
自まつげ1本につきマツエク1本接着と言った施術になりますので、1Dの場合は50本のまつげに対して50本しかマツエクの施術はかないませんでした。
ところが3D~5Dとなると、1本の自まつげに対して3本から5本のエクステが叶いますので、まつ毛が少なくともボリュームアップが叶います。
そのため、まつ毛が少ない人にとっては最適な方法になるでしょう。
また、細いまつげの方にも向いています。
今までまつげが細いのでエクステができなかった人でも3Dマツエクは非常に軽いので、細い自まつげに付けることもできます。
従来のエクステと違い、非常に軽いので細い自まつげでも負担が少なく、キレイにボリュームを出すことができます。
つまり3Dマツエクは今までマツエクでも不可能だったボリュームを独特の付け方によって出せるようになったということです。
5-1.3Dマツエクの付け方や仕上がりについて
ナチュラルな感じでまつげを増やせることで好評の3Dマツエクは、重苦しさを感じさせることなく、しっかり濃く長いまつげに仕上げることができます。
また、自然なボリュームアップができることも大きな魅力です。
上向きのカールも美しく形づけされているため、他人がマツエクをしていることに気付きやすい伏し目の状態でも、自然を装うことができます。
まつげに密度が欲しかった方も、3Dエクステをつけることで、根元の密度が高まりますので、アイラインいらずの瞼をつくることができます。
黒目の真上や目尻のキワ付近などに強調するように3Dをプラスすると、目を大きく見せる効果が生まれます。
3Dマツエクのつけ方ですが、1Dのつけ方と同様、自まつげの根元にグルーをつけ、3Dマツエクを埋め込むように接着する方法です。
3本1束のエクステですので、1本のマツエクで3倍のボリュームが得られます。
そのため元々自まつげが少ない、エクステしてもボリューム感に乏しかった人は、3Dマツエクを使えば自然なボリュームを出すことが可能になります。
「細い・軽い」と言われる3Dマツエクでも、1Dの根元と比べれば太さは異なります。グルーの量で皮膚や自まつげにダメージを与える可能性もありますので、微妙なさじ加減のもとで施術を行います。
こういった理由から、施術時間が1Dの施術時間よりも長引く傾向にあります。
このところのトレンドでは、かわいらしさやナチュラルさ、オルチャンと言ったキーワードがメイクにちりばめられるようになりました。
短めの3Dエクステを選び、あどけなさや幼さなどを演出するほか、自然に見えるよう、根元の密度を高めながらも本数を少なめに施術する方が多く見られます。
5-2.4Dマツエクの付け方や仕上がりについて
4Dマツエクも、一般的なマツエクと同様1本のまつげに1束の4Dエクステを接着する方法をとっています。
ただし、極細毛を束にしているとはいえ太さがありますので、アイリストの熟練度が必要となります。
グルーをつけすぎないようにエクステをつける方法は、時間と手間がかかります。
しかし、使用本数は3Dよりも明らかに少なくなりますので、施術時間は3Dマツエクと同じくらいと見ておいて構わないでしょう。
4Dマツエクの仕上がりは3Dマツエクと比較すると、上向きのまつげが期待できます。
また施術後は、アイラインを1本引いたようなまつげの生え際が再現できるメリットが生まれます。
アイメイクも簡単に済ませることができるのは良いことですね。
まつげがびっしり生えたような仕上がりは、目元に華やぎが生まれます。
目がぱっちり見開いたように見せることができる上、装着箇所を工夫することによって、切れ長の目尻を解消することができる他、黒目を大きく見せる効果をつくることができます。
4Dマツエクは、適度な本数であればオフィスなどのオフィシャルな場所でも「マナー違反」にあたりません。
3Dと比べると大人びた印象ができ上がります。
短めのマツエクでは落ち着きのある印象に、長めのマツエクでは女性らしさを演出することができます。
5-3.5Dマツエクの付け方や仕上がりについて
5Dマツエクも3D・4D同様、1本のまつげに対して5本1束となっているエクステを接着します。
3Dマツエクと比べると若干太さが増しますので、接着時のグルーの量が多くなってしまうデメリットがありますが、生え際の密度が増し、しっかりしたまつげを演出することができます。
ただし、長さがある5Dエクステは、太さと重みが出てしまうため、根元から折れやすい傾向があります。
一晩や数日間だけマツエクを楽しむために使うほか、何週間か持続させたい場合は、短めのエクステを選択することが一般的です。
5Dマツエクの仕上がりは、量が多めのふさふさとしたまつげが期待できます。
エキゾチックな印象を与える他、ゴージャスな印象を与えることができます。
3D~4Dは上向きまつげが期待できますが、5Dの場合、フレアタイプであってもエクステ自体に重みがあるため、垂直にしっかり伸びるまつげができ上がります。
5Dは自然な仕上がりになると言われていますが、数十本単位で5Dを装着すると人間のまつげとはかけ離れた仕上がりとなってしまいます。
ドレスアップしたパーティーシーンなどでは5Dを中心としたエクステも似合いますが、デイリーユースには向かないのが現状です。
オフィスなど公的な場面では5Dエクステは避けた方が良いでしょう。
もし、5Dエクステを用いた自然な仕上がりを求めたいのであれば、1Dのほかボリュームラッシュを複数で使い分け、5Dは部分的に用いることをおすすめします。
例えば、黒目の上にあたる部分や、目頭に5Dを数本プラスして目ヂカラをプラスする方法やまつげがまばらになっている部分に5Dをプラスして密度を高めると言った使い方です。
すべてを5Dにするよりも、より立体的に軽さを演出することができます。
6.3D/4D/5Dマツエクの気になる値段や価格とは
ボリュームラッシュ系の価格は施術できるお店も少ないため、アイリストの熟練度などによっても価格帯が大きく異なります。
また3D~5Dの質やカラー選択によっても単価が異なることも覚えておきましょう。
相場としては8,000円~1万円程度。1Dマツエクと比較すると倍近くの値段となります。
ただし、マツエクサロンは1~2年で急激に店舗数が増えてきました。
ボリュームラッシュを行えるアイリストもどんどん増えてくると予想されるため、近いうちに価格も落ち着いてくることでしょう。
7.まとめ
まつげに対するコンプレックスを解消してくれたり、ファッション性を高めてくれるのがマツエクです。
海外でも大流行しているため、日本でも多くの女性が支持するようになりました。
3D・4D・5Dのマツエクは改良されたものが販売されるようになり、従来の「重い・太い・長持ちしにくい」といったデメリットが解消されつつあります。
マツエク初心者でも気軽にボリュームラッシュを楽しめるようになりました。
マツエクに興味がある方はぜひ、近くのマツエクサロンへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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