【マスクによる肌荒れ】
このコロナ禍でマスクによる肌荒れもよく聞くようになりましたね。
マスクによる肌荒れの原因は主に蒸れ、摩擦によるバリア機能の低下といわれています。
■蒸れと対策
私自身、マスクを常時していることで以前と比べてのどが痛くなったり、風邪をひいたりすることが無くなったので“蒸れ”というよりも“保湿”されて調子が良いと思っていました。しかし肌は蒸れることでふやけ、バリア機能が低下しているそうです。
勤務中でも室内に一人でいることも割と多くあり、その場合にはマスクを外していることもあるので気が付きませんでした。確かに通勤時移動して職場についたことは外気の冷たさでなのかマスク内側は結露、もしくは汗で結構濡れていることもあります。
皮膚はふやけてしまうと外部から刺激になるものが皮膚の内部に侵入しやすくなるため、炎症などが起こりやすくなってしまうのです。蒸れと温かさからニキビの原因となるアクネ菌の増殖も招き、ニキビもできやすいようです。
対策としては、汗などでマスクの内側が濡れている場合は、できるだけこまめにふき取ったほうが良いようですね。
また、マスクを外した際にはこもった湿気と共に肌の水分も蒸発しやすく、肌が乾燥しやすいこともあるそうなのでその点もご注意を。
■摩擦と対策
マスクを常につけていることから、マスクが強く当たる部分の皮膚は特にバリア機能が低下しやすいそうです。
マスクの大きさがあっていない場合も摩擦の原因になるそう。特に小さなマスクの場合は紐やマスクの端が皮膚に強くこすれてしまうようです。
対策としては、サイズの合ったマスクを選ぶこと、マスクの強く当たる皮膚にワセリンなどを塗って保護すること、肌触りの良いガーゼなどを皮膚とマスクの間に挟むことなどが挙げられます。
【大寒】寒い時期には“ヒートショック”にご注意を
今は一年で一番寒い時期の大寒です。
大寒を迎えた1/20は、全国的にかなり冷え込み、寒くなったようですね。
wether newsでは「暦通り「大寒」 東京は−1℃観測 北海道では−27℃の所も」と伝えていました。
特に寒い日にはヒートショックにご注意ください。
■ヒートショックとは
ヒートショックとは???
大きな気温の変化による血圧の急変化およびそれによる体調の悪化のことのようです。居室は暖かくしていても廊下が寒い、お風呂場や脱衣所が寒い。また寒いお風呂場の空気でも温かいお湯に急に浸かることでも血圧の変化が起きてしまうようです。
■血圧上昇の影響
血圧が急上昇すると血管の詰まりや弱った血管の破裂などが起こりやすくなります。心筋梗塞、脳卒中等です。甘いものや脂っこいものがお好きな場合は血管が脆くなりやすく、このような症状が出やすくなるとも考えられますので特にお気を付けください。
■血圧低下の影響
血圧が急低下すると血液循環が滞りやすくなり、脳への血流が減少して失神してしまうことがあります。お風呂であれば失神して溺れてしまうこともあるとか。
お風呂であれば洗い場の床や壁をお湯のシャワーで温め、湯気で室内の温度を上げることでヒートショックを和らげることができます。足元からかけ湯をしてお湯の温度に身体を慣らしてから湯船につかるのも有効です。
梅の蕾が膨らみ始めたり、フキノトウも顔を出し始める時期ですがまだまだ寒い日、乾燥する日は続きます。コロナウィルスの感染者もまた増えてきていますが、皆様健康を維持して春を迎えましょう。