【2021年度版】介護職の職場環境を改善する「介護職員処遇改善加算」と「介護職員等特定処遇改善加算」はどういう制度?
団塊の世代が後期高齢者になる2025年に向けて、介護人材の需要が高まっています。しかし残念ながら、介護職の給与は他業種に比べて高いとは言えないのが現実です。そのため、介護業界での長期的なキャリアを視野に入れて活躍する人は少なく、年間を通じて新規職員を採用する事業所も少なくありません。政府はこうした現状を打開するために、介護職員の待遇改善を図るさまざまな政策を打ち出しています。今回は、経験・技能のある介護職員の処遇を改善し、介護職のキャリアパス整備を目指す制度である「介護職員処遇改善加算」と「介護職員等特定処遇改善加算」についてご紹介します。