タロット中級　月コース　【占い】

小アルカナの原理は四大論です。これは現代に生き残っている最古の象徴体系だと言えます。

四大論と言えば、大部分の人は古代の原子論で、近代科学の母体となったけれども、今ではとっくに廃棄された、原始的で幼稚な物質理論と考えているでしょう。
それはまったく見当違いです。四大論は論理的、実証的な科学理論ではありません。
それは神と宇宙と人間、天地人の三才を貫く同一の「かたち」つまりイデアを見抜く象徴体系なのです。
古代そのままの四大論を現代にまで伝えているのが、イシス学院で教えているタロット、アストロロジー、カバラー、アロマテラピーです。
この4つは、一見、バラバラな分野と見えますが、四大論を根底にしている点で一つに結びついています。

四大論の真髄を一言で表したのYHVHの四文字です。
カバラーではこれをユダヤ教の人格神とは見ず、真の実在の構造を象徴的に表現したものと考えます。
その一つひとつの文字に対応する4つの世界があり、この4世界がそれぞれ一本の生命の木で表されるので、4つの生命の木を立てることができます。
これがタロットの4つの組札なのです。

この月コースではタロットとカバラーの結びつきを強化し、タロットを通してカバラーを学び、カバラーを通してタロットを理解する道をたどってゆきます。

カバラーの初級、中級コースを受けていない人にも配慮しますので安心して受講してください。
受けている人は逆に小アルカナを使いこなしながらカバラーの核心に触れることができるようになるでしょう。