漢方を生活に取り入れる方法を学ぶ online講座「漢方でセルフケア(東洋医学入門)」
急に気温が下がった日に薄着で外出したり、夏の暑い日にエアコンで冷やしすぎた部屋にいたりすると、風邪っぽくなることがありますね。風邪以外でも、例えば不眠、むくみ、婦人病などで体調を崩したとき、体の状態にあった適切な漢方薬を使うと、症状が悪化するのを防ぐことができます。
体調が悪い時、すぐに漢方薬を使うには、あらかじめ用意しておくことが必要です。でも、いざ薬局で買おうとすると、あまりの種類の多さに、「どんな漢方を選べばいいの?」「飲み合わせとか、副作用を知っておくべきでしょ?」と、少し身構えてしまうかもしれません。
そこで、あしなてなケアオンラインby日本式家庭の緩和ケアを伝える会では、「漢方でセルフケア(東洋医学入門)」講座を提供しています。漢方の基本的な考え方を学び、家庭の常備薬として漢方薬をそろえて、必要な時に必要な方剤を適切にチョイスできるようになるための知識を身につけることができます。
まず学ぶのは、陰陽、気血水、虚実とは何か、五行(木火土金水)と肝心脾肺腎の関連といった、漢方の基本的な考え方です。これらをふまえて、病気の性質(表症・裏症、熱証・寒証など)、症状の見方(四診)、代表的な漢方薬にはどのようなものがあるか、また、風邪・婦人病・むくみ・不眠などの症例をもとに、どの漢方薬を使えばよいのかを具体的に学んでいきます。
講座はすべてzoomで行い、1回3時間程度。ただし、受講の際は別途テキストの購入が必要です。なお、受講申し込みと同時にテキストを購入すると、特典として五行と六臓六腑・十二経絡を立体的に理解できる「テンセグリティ・キット(1230円相当)」がもらえます。
講座名:漢方でセルフケア(東洋医学入門)
対象:未経験・入門者レベル
受講期間:3時間×8回(月1~2回)コース
提供物:なし
費用:【入学金】0円 【受講料】24,000円(3000円/1回) 【その他】テキスト4000円
お支払い方法: 銀行振込、カード可
健康に過ごすための養生を学ぶ 漢方養生指導士養成講座【初級】オンラインコース
漢方の考え方では、病気の治療は漢方薬だけで行うものではありません。病気になる原因を見極め、病気になる前に、その原因をなくしていくことも考えます。漢方の考え方では、病気になる手前の「なんとなく体の調子が悪い状態」を「未病」、食事の不摂生や運動不足、過労や睡眠不足、悪い生活環境や心の持ち方など、病気の原因になる生活習慣をやめ、よい生活習慣を心がけることを「養生」といいます。
より健康ではつらつとした毎日を送れるよう、薬日本堂では、「漢方養生指導士養成講座【初級】オンラインコース」として、暮らしの中の漢方が学べる講座を提供しています。この講座では、今なぜ漢方なのか、漢方とは何か、漢方にどんな歴史があるかといった前提のお話から学び始めます。そして、陰陽五行説などの漢方の基礎、気血水の生成とはたらき、五臓六腑の機能といった生理学的内容、病因の分類、気血水や四季によって変わる心・食事・運動・休養による養生法などを学んでいきます。
講座は、曜日指定の通学コースの授業内容をZoomによって同時配信するものです。18単位中15単位を取得することで修了できます。録画は1週間視聴することができ、もし指定の日時に出席できなくても、期間内に録画を視聴することで出席扱いとなります。漢方養生指導士の資格試験は、薬日本堂品川校、大阪校、仙台校にて毎月実施。受験料は6,600円(税込)です。
講座名: 漢方養生指導士養成講座【初級】オンラインコース
対象:初心者レベル
受講期間:18時間(3時間×6回コース、または、6時間×3回コース)
提供物:テキスト
費用:【入学金】11,000円 【受講料】37,800円(税込・教材費込)
お支払い方法: 銀行振込、カード可、コンビニ払い可
中医学を生活に役立てる方法を学ぶ 中医学オンラインセミナー
「漢方」は、実は日本で独自に発展してきた医学です。同じルーツを持ち、中国の中で発展してきた医学を「中医学」と呼びます。漢方と中医学では、漢方薬を選ぶ考え方の流れが異なります。例えば、漢方では「症状が葛根湯の証であれば、漢方薬は葛根湯を選ぶ」という「方証相対」という考え方が基本です。対して中医学では、「症状が風寒表実証であれば、辛温解表という治療法が適するので、使う漢方薬は葛根湯だ」とする「弁証論治」という考え方をします。
中医学で医療を施す中医師は、漢方薬だけを用いるのではありません。体の状態にあわせた養生や薬膳も指導します。また、鍼灸など経穴(ツボ)を刺激する治療も行います。症状をみるときに、漢方では腹診しますが、中医学では腹診はせず、舌診(舌の色や大きさなどをみる)や脈診(脈の勢いなどをみる)といった方法を用います。
このように、漢方と中医学ではさまざまな違いがあります。東方医療振興財団では、漢方と中医学のよいところを取り入れながら中医学を基礎から学べる「中医学オンラインセミナー」を開講しています。講座では、中医学の基本的な考え方から、脈診・舌診・腹診、陰陽五行、気血津液、臓腑弁証(心/肝/脾/肺/腎、六腑)、八綱弁証、六経弁証、病邪弁証、弁証と診断学、生薬学と方剤学、経絡学説、鍼灸などについて、1コマ15分ずつ細かくみていきます。さらに、日本漢方と中医学の違い、西洋医学との併用なども学べるとのこと。
講座は全10講座。1講座につき、15分1コマの授業が8コマずつ(120分)あります。気になる内容の講座だけ受講することも可能です。配信された講座は1ヶ月視聴することができます。講義で使用している資料をプリントアウトして利用できるので、テキストなどは必要ありません。
講座名: 中医学オンラインセミナー
対象:中級者レベル
受講期間:10講座(1講座=1コマ15分×8)(1講座のみ受講も可)
提供物:講義資料
費用:【入学金】0円 【受講料】1講座につき3,300円
お支払い方法: カード可、コンビニ払い可
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