MOS資格ってなに?
MOSとは「Microsoft Office Specialist」の略で、Microsoft Office製品の利用スキルを証明するための国際資格です。Excel(表計算)、Word(文書作成)、PowerPoint(プレゼンテーション)、Outlook(電子メール・情報管理)、Access(データベース管理)の5ソフトについて、実技試験方式で能力を測ります。それぞれのソフト、バージョンにおいて「一般(スペシャリスト)」と「上級(エキスパート)」の2レベルが用意されており、1000点満点のうち550〜850点で合格とされています。受講料は、一般レベル10,780円(学割8,580円)、上級レベル12,980円(学割10,780円)です。なお、PowerPointとAccessについては上級レベルの試験はなく、一般レベルのみです。また、試験はデスクトップのWindows PCで行われ、Macでの試験は実施されていません。
一般レベルであれば、日常的にOfficeを使う人であれば試験範囲の確認・少しの学習で難なく取得できるでしょう。しかし、上級レベルになると、普段はあまり使わないようなより高度なスキルを求められるため、スクールなどで学習するのがおすすめ。参考書などで独学で学ぶより、講座やオンラインレッスンを利用して、実際にツールを使いなから質問を繰り返し、疑問点や不明点を潰していくのが早道です。
受験方法は、「全国一斉試験」と「臨時試験」の2つがあります。全国一斉試験は、毎月1~2回指定の会場にて実施されるもの。臨時試験は、全国約1,700ある各試験会場が独自に実施するものです。試験会場と試験日程は、Odysseyが運営するMOS試験の公式サイトにて確認できます。なお、いずれの方法を選んでも、申し込み方法が異なるだけで、試験内容、受験料、合格証などは同じです。
MOS資格はどうしておすすめなの?
今、転職や就職などの際の募集要項では、「Officeの基礎的な操作」が求められることも多くなりました。Officeは業務を支援するツールの一つですから、文書の作成やデータ入力などの単純作業に多くの時間を割くようなことがあっては本末転倒。本来のやるべきこと、作りたいものに最短距離でたどり着けるようにしておきたいものです。パッと見て内容が伝わりやすく崩れのないレイアウト、データ入力の正確さ・早さ、グラフや表のわかりやすさなど、一度基礎をしっかり学んでおけば、あとは工夫と応用で、できることがぐっと広がります。それが、Officeを学ぶならMOS資格を目標にするのがおすすめな理由です。
しかしMOS資格は、「取得していてもあまり意味がない」と思われがちな資格でもあります。実際、MOS資格を取得していなくても、すごく作業が早くて正確な人もいるからです。しかし、その実力は実務を通してでないと、客観的に判断することができません。そういうとき、MOS資格を取得していれば、安心して任せられると思ってもらえるでしょう。
MOSスペシャリスト2科目資格取得講座 Winスクール
どんな職種でも使うことが多いOffice製品といえば、ExcelとWordの2つ。この基礎を学び、資格を取得しておけば、職探しの際に有利に働くことはもちろん、日々の仕事や家の管理もスムーズにできるようになり、自信がつくこと間違いなしです。
そこで、Winスクールはオンラインで学べる「MOSスペシャリスト2科目資格取得講座」を提供しています。最新の「MOS365&2019」対応カリキュラムで基礎から学んでいき、最終的にMOS資格取得を目指します。講座には、ExcelとWordそれぞれについて、基礎講座と試験対策講座があります。
Excelの基礎講座では、オートフィル、数式入力、関数の基本、参照、複数シートの連携、グラフ作成、印刷と改ページなど、まず押さえておきたい基本のポイントから、関数の利用、条件付き書式の設定、複合グラフの作成と編集、ピボットテーブル、マクロの基本といった応用的な範囲を学びます。試験対策講座では、セルやセル範囲の作成、テーブルの作成、数式や関数の適用、グラフやオブジェクトの作成も押さえます。
Wordの基礎講座では、ページ設定、範囲選択と文字列の操作、インデント、書式、印刷設定、段組設定、画像・図形の挿入と編集、検索・置換などを基本に、差し込み印刷、目次の挿入、文書校正、変更履歴の利用、Excelデータとの連携、文書の保護、テンプレートなどの応用までをまず身につけます。試験対策講座では、文字・段落・セクションの書式設定、表とリストの作成、オブジェクトの挿入と書式設定もカバーしています。
講座名:MOSスペシャリスト2科目資格取得講座
対象:初心者レベル
受講期間:6ヵ月(150分×24回・60時間)
費用 【入学金】9,900円【受講料】195,800円【その他】教材費13,200円(沖縄・離島はPC・教材の送付料が別途発生)
MOS Excel・Word・PowerPoint上級資格取得コース パソコンスクールISA
仕事をしながら資格取得の学習をするとなると、予定を立てるのも難しいもの。どうしても疲れて頑張れない木曜日もあれば、バリバリやっておきたい土曜日もあります。そこでパソコンスクールISAは、学習ペースを自分で決めていい講座を提供しています。
「MOS Excel・Word・PowerPoint上級資格取得コース」では、ExcelとWordだけでなく、営業や広報などで広く使われるPowerPointも含め、基礎からエキスパートレベルまでの対策をカバーしています。オンラインで受講でき、しかも1日の受講制限がないため、同じ102時間の学習を毎日2時間ずつ2ヵ月、平日1時間+休日2時間で3ヵ月といったようにペースの自由度が高いのがポイント。また、受講予約は前日まで受け付けているため、予定の空いた隙間時間や、やる気が出たときにどんどん進めていけます。
また、パソコンスクールISAのオンライン学習は「24時間聴き放題」と「個人レッスン」の2通りあります。「24時間聴き放題」は、オンライン動画を観てから課題を提出すると、講師が添削してくれる方式。いつでも好きなときに学習ができるため、仕事の合間はもちろん、家事育児の間などの隙間時間を活用できます。事前に予約しておけば、講師に通話で質問することも。「個人レッスン」は、通学授業のカリキュラムや指導方法に沿った学習をオンラインでできる方式です。予約制で、常に講師と会話し、操作や実践課題を確認してもらえるので安心です。
講座名: MOS Excel・Word・PowerPoint上級資格取得コース
対象:未経験・入門者レベル
受講期間:12ヵ月(102時間)
費用 【受講料】229,900円
MOS資格対策レッスン パソコン教室パレハ
「試験対策講座って受講料が高いな〜!」「先生に質問できたら安心だけど、マンツーマンじゃなくても大丈夫」と思う方は、個別指導レッスンがおすすめ。マンツーマンの試験対策講座に比べ、リーズナブルな受講料が魅力です。
そこでパソコン教室パレハでは、マンツーマンのオンラインレッスンだけでなく、講師1名に対し生徒最大6名までのオンライン個別指導を提供しています。公文式のように、テキストで学びながら練習問題で着実にスキルアップしていくレッスンです。講師への質問はもちろん、ほかの参加者の疑問から気づきを得たり、高めあったりすることができます。これも、個別指導のメリットでしょう。
講師はMOS資格取得者なので、試験への効率のいい学習ステップや、スケジュールについての相談もできます。また、MOS受験に必要なIDの取得サポートや合格保証付きなのも安心です。授業にはZOOMを用います。
講座名:MOS資格対策レッスン(オンライン)
対象:未経験・入門者レベル
受講期間:1科目:1~6ヵ月/2科目以上:3~9ヵ月
費用 【入学金】0円 【受講料】1科目×20時間65,780円、1科目×30時間87,780円、1科目×50時間109,780円【その他】0円
※3科目同時受講で1科目無料(60時間131,560円)
※科目数、受講時間などによってセット割引がある
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