動作でフォローする、気持ちの伝え方のコツ
言葉がうまく出ない、もっと話をしたいのになぜか口をつぐんでしまう。口下手な方にありがちなシチュエーションです。気の利いた会話で、もっと彼や営業先の方とコミュニケーションを取りたいのに、なぜかうまくいかないという経験は口下手でなくてもよくあることです。特に、好きな男性の前だとよけいに緊張して、うまく言葉が出ないことがあります。こんな場合は心理学のテクニックを使って親近感を湧かせる伝え方があります。
ミラーリングという方法で、相手と同じような動きをするテクニックです。たとえば、彼がお茶を飲んだら自分も飲んでみるといったことです。ただし、自然にさりげなく行うことが大切です。
次に、相手が話をし始めたら、身を乗り出して話を熱心に聞くようにします。自分の話に熱心に耳を傾けてくれるのは、好きな男性だけでなく、営業先にも使えるテクニックです。男性相手なら自尊心をくすぐれますし、営業先のお客様なら困っていることを聞いてくれるあなたの姿勢に、誠実さを感じるはずです。
そして話を聞いている最中に、大きめにうなずくことです。話のまとまりが良いところでうなずいてみましょう。すべてにうなずいて聞くのはいかにも……という感じでわざとらしいですが、まとまったところでうなずくのは効果があります。そうすれば、話をしている方は自分を認めてくれていると認識して、よりあなたを身近に感じるのです。こんなふうに、口下手でも動作でフォローしていけば、相手の好感度を高めたり、好印象を与えたりできます。
口下手は良いイメージが多い
よくドラマなどで「あの子口下手だけど根は悪い人じゃないよ」というセリフを聞きませんか?口下手は口がうまい人に比べて、なぜか根が悪くないとか、本当は良い人であるというイメージが浸透しています。口下手な人は上手に言葉にできないことも多いので、嘘をつくような言いまわしができないということが、その理由かもしれません。
また上手に伝えたいという気持ちが強いので、自分でも試行錯誤しながらコミュニケーションを取ろうとします。コミュニケーションが苦手な人の気持ちを十分に理解しているので、人を急かしたり責めたりするようなことも少ないのです。そんなふうに、自分でも口下手で苦労しているからか、よけいに他人の気持ちに寄り添おうとしてくれます。そして何よりも会話が続かないことに非常に神経を使っている場合も多いので、沈黙を容認してくれるのも口下手な人に多いのです。相手を不快にしないように気を使ってくれるわけですね。
口下手で悩んでいる人は、口下手を自分の良いところだと思って、ボディーランゲージや態度などで表現する工夫をしましょう!
言葉ではなく文章で伝えるのもグッド!!
最近はLINEなどのSNSツールがありますので、思い切って文章で伝える手もあります。口下手な人は、文章では驚くほど感情豊かに自分の気持ちや考えを伝えられることが多いです。コミュニケーションの手段に優劣はありません。口で伝えたほうが立派だ、そうするべきだ! という思い込みは捨ててください。文章で伝えるほうが得意なら、そうしましょう。何も恥ずかしいことではありません。口下手だからといって悩まないで、ちょっとだけ伝え方を工夫すれば相手には通じるものです。しかも、あなたも過度のストレスを感じずに済むでしょう。
まとめ
口下手は「誠実・嘘をつかない・人を思いやれる」といった良いイメージがあります。本当にそのような人が多いので、そのイメージを活かしつつ自分にあったアプローチを行うことをオススメします。口下手だから恋愛が苦手という方も、スキンシップや笑顔を絶やさないなど、あなたのちょっとした工夫は誰もが好感を持つでしょう。明日から実践してみてください!
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