雑談が途切れない人とは?
雑談が上手な人っていますよね。なぜかいつもその場にぴったりな話題で、その場に居合わせた人と盛り上がれる人のことです。ムードメーカーとして、周囲の人から重宝され、慕われることもしばしば。さて、雑談が途切れない人は、どのような話題を選んで話しているのでしょうか。上手な話し方のコツがあれば、真似したいですね。ただ、よくよく聞いてみると、そんなに難しい話題はしていないはずです。
というのも、その場にいる人の年齢や立場、関心事はさまざま。議論になりそうな話題は巧みに避けて、誰でも気軽に発言できる話題を選んでいるのです。どんなものがあるかというと、空の話題が挙げられます。「今日は寒いですね」、から始まって、「寒いと言いつつ暖冬なんですってね」、と展開させ、さらに、「洋服の売れ行きがイマイチらしいですよ、そういえば私、今年は冬物の服を買い足してないです! あなたは?」と、どんどん話がつながっていきます。話の相手はもっぱら会話の最初では聞き役ですが、「そうね、私も洋服買ってないかも」「スカートだけ買い替えた」などと答えているうちに、話が弾んでいきます。雑談が途切れない人は、話し方が上手というよりも、話題の選び方と、展開の仕方が上手なのです。
定番の話題
天気以外の定番の話題としては、食べ物や、地域の話題、景気などがあります。「今日はどちらから?」といった、通勤・通学に関する話題も良いでしょう。相手の意見を求めなくても済む、無難な話題を選ぶと失敗しません。
ほかにも、テレビや新聞、週刊誌、人気のタレントなどの流行の話題もいいですね。相手と好みが同じなら、一気に仲良くなれるチャンスです! 話の取っ掛かりを作るヒントとして、ぜひ覚えておいてくださいね。
言い方次第で会話は続く
きわどい話題が出てしまった場合でも、上手な言い方を考えれば話は続いていきます。「そうだね」と同調すると問題がありそうな時は、「そうなんだ」と、相手が嫌な気持ちにならず、さらに自分にも非が及ばないようにします。言葉のキャッチボールをできるだけ長く続けるためには、新たに会話のネタを出すだけでなく、相手が言った内容を、そのまま返すこともポイント。
その場合でも、オウム返しではなく、視点を少し変えた表現にして単調にならないようにすることが大事です。一言一句、そっくりそのまま返すのではなく、たとえば自分の感情や体験をシェアするのもいいアイデアです。「昨日はこんな失敗をしちゃった……」という言葉に対して、「失敗しちゃったんですね。それはショックですよね。実は私も昔は同じようなことが……」という返しはどうでしょうか?こうすることで、「私はあなたのことをわかっていますよ」というメッセージを相手に送ることができます。受け入れられたと感じた相手は、もっと会話に乗ってきてくれるかもしれません。
また、相手が知らないことを話題に出してしまった場合は、わかりやすい説明が必要です。相手が話についてこれなくなってしまう最大の理由は、知識不足で話のイメージが思い浮かばないからです。説明上手な人の話し方は、例え方が絶妙です。できるだけ、身近にあるもので似たものを探して、説明するとわかりやすいです。
まとめ
雑談がうまくなるポイントは、適切なネタ選びと言い方に気をつけることです。この2つに注意するだけで、あなたの雑談力は大幅に強化されるはず。早速今日から実践してみましょう!
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