聞く人の立場に立った話し方を意識する
大勢の前で話すのを恐れない人や、惹きつけるプレゼンができる人は本番前の準備を怠りません。プレゼンでは自分の伝えたい内容をどれだけ分かりやすい話し方で伝えられるかが最も重要で、必ず聞く人の立場に立って内容や言い回しを考える必要があります。そうすることで必要な情報だけを端的にまとめられ、内容の薄い話をカットできます。
まずは相手のことをよく知りましょう。どんな価値観を持っていて、どんな情報を求めているのか、何に心を動かされるのか、どういった言葉を好むのか。普段接している同僚や上司が相手なら、彼(彼女)らがどんなタイプの人間かをよく思い出してみましょう。初対面の相手にプレゼンする場合も、可能なかぎり相手のことを事前に調べることが大事です。どんな内容・話し方なら納得してもらえるでしょうか? 共感してもらえるでしょうか? それらを調べ、想像し、事前準備を怠らないことです。
また、プレゼン全体の構成を考える時は話の順序や笑いを誘うタイミングをあらかじめ把握しておきましょう。そうすると声に抑揚がつきやすく、聞いている人々に強く訴えかけることができます。自然な抑揚がついた話し方は、内容が最も伝わりやすい話し方なんです。
上手な人は周りなんか意識しない!
上手なプレゼンができる人は大勢いますが、そんな人たちと自分を比べてしまう人は要注意です。プレゼンが苦手な人や人前に立つことを怖いと感じる人の特徴として、周りと自分を比べてしまう傾向があります。自分の劣っている部分ばかりを想像すると自信が持てなくなり、緊張や失敗のリスクを高めてしまいます。プレゼン力には当然個人差がありますが、どんなに口下手でも自信を持って堂々と話す姿勢を見せるだけで、プレゼンの魅力は何倍にも膨れ上がります。周りと自分の実力を比べる時間があるくらいなら、少しでも多く本番のイメージトレーニングを行い、内容を煮詰めていきましょう!
緊張は考え方次第で和らぐ
完璧と思えるまで何度も練習しても、やはり緊張は大きな難関です。緊張は脳の信号により体内で分泌されるホルモンによって起こります。しかし、必ず知っておいてほしいのは、緊張は病気ではないという点です。緊張はあくまで脳の信号によって起こる生理現象なので、考え方次第で和らげることも可能です。
緊張で悩んでいる人は、「あがりやすい体質ではない」と自分に言い聞かせてみましょう。自己暗示をかける勢いで、感情を込めて叫んだり、あるいはゆっくり深呼吸を行いながら言い聞かせると効果的です。また、大勢の人々から視線を浴びるのが苦手な人は、本番の時にだけ自分以外の人々を畑のじゃがいもやかぼちゃだと考えてみましょう。青空の下、畑の真ん中で野菜たちに向かってプレゼンをしているとイメージできれば、人前だって案外へっちゃらです!
まとめ
聞いている相手の立場に立って考えた話は内容が伝わりやすく飽きられないという大きな強みがあります。最高のプレゼンができ、大きな拍手をもらえたら、今までにはなかった達成感を得られるはずです。そうなれば、プレゼンが楽しくなること間違いありません!
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