エチュードとは
エチュードとは、フランス語で「練習曲」を意味します。サックスを吹く技術習得、向上を目指すための練習曲のことです。初級をマスターすれば、テクニックの基礎は一通り身に付きます。指の動きやサックスの仕組みなども掲載されているエチュードもあります。楽譜だけでなく、CD、本、レコードなども、あなたに必要ならば、それはエチュードだと言えます。
効用別おすすめエチュード一覧
■1.サックス初心者がサックスとは何かを知りたい時のエチュード
加度克紘:『サックス・プレイヤーのための全知識』
リットーミュージックサックスの構造、テクニック、練習方法など、あらゆるサックスに関する事柄を網羅している1冊。サックスを詳しく知りたい方におすすめです。
■2.音出し、音階を吹けるようになり始めたら、始めたいエチュード
ラクール:『サクソフォンのための50の易しく漸新的な練習曲 第1巻』ビヨドウ社
ミュール:『ベルビギエによるサクソフォンのための18の練習曲』ルデュック社
最初は、全音符や2分音符などが多く易しい構成となっていますが、進んでいくと4分音符や8分音符などが多くなり、難易度が上がっていきます。
■3.スケールを練習したい人のためのエチュード
『かえるのうた』
『チューリップ』
スケールとは、ドから1オクターブ上のドまでの13音からいくつか音をピックアップして音階にしたものです。『かえるのうた』と『チューリップ』は単純な音階からできているので、色々なスケールを試しやすく、覚えやすいです。
■4.コードの練習になるエチュードソロ曲
『Softly,as in a morning sunrise』
日本語に訳すと、「朝日のようにさわやかに」です。メロディーが比較的単純で、コード進行もシンプルなので、初心者の方が何か曲を吹きたいと思った時にぴったりです。
コードアルペジオを身に付ける方法
まずは、コードの基本中の基本、トライアド(3和音)を身に付けましょう。ドレミファソラシドの中のド、ミ、ソやレ、ファ、ラのように1音ずつ飛ばした和音をトライアドと呼びます。
おすすめは、4度ずつ移調して12キーすべてが練習できる楽譜を用意してサックスを吹くことです。12キーだと、すべての指の動きが練習できます。コードも覚えられて一石二鳥です。また、エチュードと呼ばれる練習曲で練習するのも良い方法です。
まとめ
色々なエチュードの曲を挙げましたが、スクールに通ってレッスンを受けているのならば、先生が選んでくれた曲で練習するのがベストです。エチュードで基礎が身に付けば、好きな曲やアドリブも自由に演奏することができます。
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