私でも、ピアノは弾けるのかな?
幼稚園の先生が弾くピアノが大好きだった、裕福な家で育ったあの子とは、いつもピアノのレッスンがあって遊べなかったなど、ピアノにまつわるエピソードはたくさんあれども、結局自分はピアノを習えなかったという悲しい思い出とセットになっている方が多いようです。
幼少時代にピアノが習えなかった方でも、大人になりお金に余裕が生まれた今だったら、ピアノを始めることができるのではないでしょうか。ドレミがわかれば、簡単な曲ならマスター可能です。「大人だからもうできない」としり込みするのではなく、ピアノを習ってみませんか?
独身世代の方だけではなく、子育て真っ最中のママのリフレッシュ目的や、子育てを終えた世代の方の新たな趣味としてピアノに携わる方も増えています。鍵盤遊びの感覚で始めて見るといつもと違う自分に出会えるかもしれません。
ネイルは私の魅力の一つです!ネイルをつけたままでもピアノは弾けますか?
身だしなみの一つ、仕事上欠かせないというような理由でネイルを施している方も多く見受けられます。ネイルは爪先を美しく見せる他、弱い爪をコーティングする働きもあり、手放せないという方も多いのではないでしょうか。中にはネイルチップやジェルネイル、スカルプチュア等を用いて自爪より長く見せる工夫を施すこともありますね。
実は、長い爪はピアノにはご法度です。学習者レベルの話になりますが。爪がのびていると、ピアノの打鍵に爪が当たる音がプラスされてしまいます。また、爪の長さゆえに指の腹で鍵盤を抑えることができず、良い音が出せないというような弊害も生じます。それに、ピアノの鍵盤に傷が付くなどという理由もあります。
さらに、ピアノ教室では一台のピアノを共有するため感染症のリスクも否めません。
このような理由から「基本的に長い爪はNG」としているのです。
きちんと手入れがされている爪でもピアノには不向きとジャッジする講師がほとんどです。ジェルやスカルプチュアなど、付け爪要素があるネイルは指先の重さが変わってしまうため、ピアノ演奏のフィーリングにも影響します。ピアノを弾く場合には華やかなネイルは避けた方がよいでしょう。
ネイルを施してピアノを弾くには
さまざまな理由から、ピアノの時だけネイルを落とせないという方も居ますよね。
またピアノの練習の度にネイルオフしていたら、費用面もかさみますし、爪を傷める原因にもつながります。
自爪を丸く短めに整え、ナチュラルにエナメルとトップコートを塗る程度であれば良しとする講師も見られます。ピアノを練習する期間は、ジェルネイルなどはおやすみするとよいでしょう。
また、メタルパーツやスワロフスキーなどのストーンをナチュラルネイルにあしらう方もいますが、万一ピアノの演奏中に剥がれてしまった場合、ピアノに傷がついてしまう可能性もありますので、マナーとしてアレンジネイルは避けましょう。
趣味程度にピアノを続けたい方へ
マンツーマンレッスンでは緊張してしまう、発表会を目標にピアノを練習することは緊張するからイヤ!という方もいらっしゃいます。音楽教室では3~6名程度の少人数で一つの曲をマスターするグループレッスン制を敷いているとことが多いです。ピアノ初心者レベルの方をグループ分けしているので、同程度の進度で無理なくレッスンが進みます。個別レッスンが苦手という方でも安心ですね。
また、学習過程ではなくポピュラーピアノレッスンコースを設けている教室もあります。エチュードやソナチネなどの教本を延々と行うのではなく、バイエルの要素を含んだポップス曲を練習しながらピアノの基礎を学ぶという内容なので、大人でも十分にピアノを大成させることができます。
なので趣味程度にピアノを習いたいと考える方に最適です。楽譜もスキル別にさまざまな商品が販売されています。ロマン派や古典派などのクラシック曲が苦手という方にもおすすめです。
趣味のピアノは独学でもできるという方もいますが、講師のもとで指運びや楽典等を学びながらレッスンをすることで更にスキルを高めることができます。3ヶ月単位で1曲マスターというようなコースもありますので、短期集中で習ってみることも一案です。
まとめ
大人のピアノ、初めての方はどんな教室でも大歓迎です。緊張することも多いですが、心地よい緊張は新たな一面を引き出してくれる力につながります。大人になった今だからこそ、幼かった頃の夢やあこがれを実現させてみませんか?ただし、ネイルに関しては講師によって見解が異なります。爪に対する基本の考え方をもとに爪のおしゃれを考えていきましょう。
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