タブ譜の法則を覚えよう
タブ譜は弦楽器専用の楽譜であり、「TAB」と書かれているので区別がしやすいです。ウクレレ用の楽譜は弦の数に合わせて4本の線が引かれています。上から1弦・2弦……と対応します。ウクレレの音階を奏でるためには、指定されたフレットを押さえ、その弦をはじいて鳴らします。TAB譜の音符の上には数字が記載されています。
この数字は押さえるフレットに対応しています。上から数えて第3線に「2」と書かれていれば、3弦の2フレットを押さえ、3弦をはじくことを意味しています。ちなみに0フレットは開放弦(弦を指で押さえずに音を出す方法)です。
複数の数字、たとえば上から「0」「1」「0」「2」と数字が並んでいた場合は、4本の弦を同時に鳴らすことを示しています。タブ譜は音符を読めない場合でも、数字で簡単にどのコードを押さえればいいのかが、直感的にわかるようになっています。
もちろん、タブ譜を理解して指の配置がわかったとしても、それだけですぐにウクレレが完璧に弾けるわけではありません。メロディーやリズムも習得しなければいけませんから、継続的な練習が欠かせません。
初心者におすすめの簡単な楽譜と楽曲
日本ではウクレレブームが到来中なので、ウクレレの楽譜のバリエーションが豊富です。アニメやポップス、懐メロや沖縄民謡、フラダンスの楽曲など、自身の趣味・嗜好に合わせた曲を収録した楽譜が選べます。おすすめしたいのが、タブ譜の収録がある楽譜、巻末にコードネームと弦の押さえ方の一覧が付いている楽譜、初心者向けに「ハ長調」で演奏できる楽譜です。
譜面を見て楽譜が読めないという方でも、コード一覧を見てコードを押さえることができれば、知っている曲を弾き語りできる利点があります。初心者向けの楽譜には、ウクレレの演奏法など独学で学べるDVDやレクチャーページが付いているものもあります。楽器店でアドバイスを受けながら探すほか、ウクレレ教室の講師に相談して探してみましょう。
まとめ
タブ譜は楽譜を見ただけで「押さえる弦とフレットの位置」を知ることができます。音楽の知識がなくても楽譜が読めるので、曲を演奏する楽しさをいち早く実感できるようになります。いろいろな曲を演奏し、レパートリーを増やしていきましょう。
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