ウクレレの起源や歴史
ウクレレはポルトガル起源の楽器です。19世紀後半にハワイに上陸し、広く使われるようになりました。今では「ハワイの楽器」という位置付けがありますが、実際はヨーロッパ生まれの楽器です。もともとはポルトガルからハワイへの移民が作った楽器、「ブラギーニャ」がウクレレの起源で、長い時間を経て現在の形に改良されていきました、ウクレレの名称は、職人がブラギーニャのブランドとして立ち上げた「ヌネス・ウクレレ」という名称が大きく育ち、ブラギーニャに変わる固有名詞として変化した遷移があります。
ハワイに伝来した当時はコアというハワイ固有の木材で作られていました。現在ではマホガニー材などを使用したウクレレが主流となっています。ちなみに「ウクレレ」の語源は「飛び跳ねる(LELE)蚤(UKU)」から来ていると考えられています。演者の指の動きが蚤の動きに似ていることに由来するという説があります。
ウクレレの各パーツの名称
ウクレレには各パーツごとに名称があります。名称を知っておくことで、独学でウクレレを勉強したい方はもちろんのこと、スクールで講師に付いて習得する時にも、スムーズに習得が進みます。
まずは、弦とチューニング 時に欠かせないペグ、音階を作るために押さえるフレット 程度は覚えておきましょう。よく、ギターとウクレレは同じという説明を受けることがありますが、違いがあります。まず、ウクレレはギターと弦の長さ(スケール)が異なります。厳密にいえば、奏法も異なります。
ギターの解説書を見ても対応しないことが多いので、ウクレレ専門の解説書を利用することをおすすめします。解説書には、チューニングの方法や奏法まで詳しく書かれているので、初心者にとって頼もしい相棒となるはずです。
基本的な持ち方と音の鳴らし方
まずは構え方の基本です。構えは、あらゆる上達法の基礎になります。左手でウクレレを支え、左の指で弦を押さえます。右手はホールから若干ネック寄りの位置で人差し指を使って弾きます(ストローク )。奏法としては上から下に指を使う方法(ダウンストローク)や、下から上に弦を弾く方法(アップストローク)があります。
ウクレレに空いた穴(ホール)は、音を共鳴させるために必要なものです。右手の位置によって、音がはっきり響かないなどのデメリットがあるので、練習時に「一番綺麗に響く場所」を見つけることも行いましょう。
まとめ
ウクレレを習うなら、歴史や名前の由来などを知っておくことで、ウクレレに対する理解が深まり、より魅力を感じるはずです。また、パーツの名称や綺麗に音を出す方法を知ることで、ウクレレの魅力を十分に引き出す演奏ができるようになります。
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