1. どんな楽曲も自分色にしてしまう
「○○が歌えば他人の曲も○○の曲になる」というタイプの歌手は、長く歌ってきて魅せ方を知っている、だからうまいという評価を受けることが多いようです。例えば女性歌手のカヴァーアルバムを作成した德永英明さんや、大御所歌手をカヴァーした槇原敬之さん、カラオケで人気No.1の曲をTVCMで披露したT.M.Revolution西川貴教さんなど。いずれも自分の楽曲であってもおかしくないほどの仕上がりになっています。
強烈な個性で聴く人を引き込むことができれば、多少歌詞が飛んでも音程が微妙にずれてもご愛嬌、それどころかこの人らしいアレンジという印象にまでなり、場が盛り上がります。
2. 一緒に歌いたいと思わせる
「歌っていて気持ちが良さそう!私も一緒に歌いたい!」と思えて、しかも圧倒的な歌唱力で魅了する歌手はやはり人気で、楽曲も長く人に覚えられています。Dreams come trueの吉田美和さんや、昨年ブレイクしたMay. Jさん、ハモリが美しいコブクロさん…いずれの方もカラオケランキングでは何度も目にしますね。
声量やリズム感、音程の正確さを始めとする高度な歌唱技術は大変重要ですが、多くの人の共感を得る上では、聴いていて感じる心地良さもポイントになってきます。
3. 自分の歌い方と楽曲がマッチしている
それほど通る方の声ではなく声質にも個性があるけれど、妙に印象に残る歌手。例えばサザンオールスターズの桑田佳祐さんや西野カナさん、Mr.Childrenの桜井和寿さんなどは、メッセージ性のある楽曲に対し歌い方やパフォーマンスがぴったり合っていて、何度も聴きたいと思わせるヒット曲がいくつもあります。楽曲を深く理解しつつも、自分の特長を活かしたベストな表現を可能にしているのですね。
簡単な言葉でいえば、心から気持ちを込めて歌っているということでもあります。これが初歩的に見えて実に奥が深いもの。方向性を間違えて自己満足にならないようにしたいですね。
皆様のヒントになりましたか?いずれのポイントも毎日のボイストレーニングや体・喉のケアなど、隠れた努力と歌唱力があってこそ成り立つこと。ご自分が目指す方向性をしっかりと把握しながら、歌の練習に励みましょう!
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