音の揺れがビブラート
ビブラートとは「音の揺れ」の事ですが、歌手が歌声を伸ばす時などに揺れて聞こえる事がありますよね!綺麗な一定の音程で一定間隔の波を発声する歌声、これがビブラートです。勿論、修得には練習しコツを掴むことが必要ですが、きちんとした練習をすれば声を綺麗に揺らす事が出来る様になります。このコツが掴めればカラオケで目立つこと間違いありません。カラオケでエコーの掛かるモードがありますが、もうそれらを使う必要なんてありません。しっかり練習し修得しましょう!
■1.母音をしっかりと丁寧に
ビブラートと言ってもただ闇雲に声を揺らしたり、震えさせたりすれば良いというものではありません。上手いビブラートの目安としては、音が途切れずに5~7回/秒くらいで揺らすのが良いとされています。では、これを踏まえて練習しましょう。
口をしっかりと開き「あ」の音を一定の高さで伸ばしてみましょう。「あーーー」となりますよね。次に「揺れ」を意識し、「あ~ぁあぁあぁ」と波を打つ感じにリズミカルに発声してみましょう。ゆっくりと丁寧に一つ一つの母音を大切に発声する事がポイントで、早く揺らそうとする必要はありません。コツとしては喉に力は入れず、腹筋で息を吐く量を調整する感覚です。
■2.音程をコントロールしてみましょう
慣れてきたら、次のステップです!続いては、音程のコントロールです。「あ」を伸ばす発声は変えずに、自分の狙った音の高さで揺らす事に意識をおいて練習してみましょう。5秒ほど高い音、今度は低い音で5秒など狙った高さで揺らせる事が出来る様になるまで繰り返し練習しましょう。だんだん慣れてきたら、次は声の波の間隔を狭めていくように意識し、細かい波を発する事に集中しましょう。もちろん、最初のうちは違和感やギクシャクした感じがあり、揺らすだけでも大変ですが慣れてくれば自然とビブラートが発声出来る様になります。毎日少しずつ練習するうちに自然と身についている感覚に驚くでしょう!
■3.実際にビブラートで歌ってみましょう
ここまで練習し、ある程度感覚が掴めたら実際に好きな歌でビブラートを使って歌ってみましょう。歌になると、曲のスピードや歌詞、音程など様々な複合要素が入ってきますのでこれまでの様にはいかないでしょう。しかし、1つの曲で繰り返し練習していくうちに、ビブラートばかりに意識を取られず、歌詞や曲に集中する事が出来る様になります。地道な練習を繰り返す事により、自然と曲に合わせたビブラートの波、その間隔や高さが掴めてきます。
歌えるようになったら、カラオケで練習してみましょう!既に最初の頃の自分の歌声とは全く違うことに驚くでしょう。カラオケで練習する前のポイントとして、カラオケマシンの自動でエコーが掛かる機能をOFFにしておきます。自分の声なのか補正がかかっているのか分かりませんからね。これさえ気を付ければ、あとはどんどん練習するだけです。友人もビックリする歌声を身につけましょう!
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