意外と多い、声に関する悩みとは?
声の悩みには高い声が出ない、声がきつい、といった様に様々なものがあります。そんな声に関する悩みの中でも声がよく通らないという悩みは群を抜いて多いです。声が通らない理由にはいくつかありますが、その一つに共鳴が少なくて声が通らないという場合があります。物体には固定振動数があり、その振動数に合わせて音波を加えることで、人間が聴きやすい音になります。共鳴が効いている声とはつまり、よく響く声だと考えてください。共鳴のコツを掴めばより楽に、良く通る声にすることが出来るのです。
共鳴を発声法に活かすには「歌うように発声する」事が大事なのです。 共鳴を活かして発声するには口先から声を出すのではなく、鼻腔を通って発声するという感覚で話してみましょう。この際、鼻声にならないように注意して下さい。最初は上手くいかないかもしれませんが、継続してやっていると確実に共鳴の感じを掴むことが出来ます。
声の圧力を高めるトレーニング方法とは?
声が通らない大きな原因にはもう一つあり、それが声の圧力が足らないというものです。声の圧力を高めるには壁押し法をしてみるとよいでしょう。壁押し法はお腹の高さで両手を壁に当て、お腹まで深く息を吸いながら壁を押していきます。この際「あ!、あ!」というように発声してみましょう。
声に力が感じられたら今度は壁を押さないで同じような声が出るように練習してみる、というものです。声の圧力が上がってきたことを実感できたら、徐々に単音からセンテンスへと発声内容を変えてみるとよいでしょう。これは聞き取れない程に声が小さい人には効果的なトレーニングです。
他にもしたい工夫の数々
いい声を出したいならば耳を鍛えることも大事です。耳を鍛えて細かな音程の違いなどをつかめるようになると自然と自分の声質も変化してくるのです。自分の声を録音して改善点を見出してみることは耳を鍛える第一歩です。「声が良いなあ」と思う同僚の声をよく聞いてそれを真似してみる事もいいでしょう。その際、どのような声を出しているか、話している時の音質は他の人とどう違うか、といったように注意深く聞く事が大事です。
また、よく通る声を出すためには共鳴を活かして発声することも良い工夫の1つ。他にも声が通らない原因には声の圧力が足らない場合もあり、壁押し法が克服するのに効果的です。
プレゼンの為に準備すべきことは、資料だけではありません。しっかりと体調を整えた上で良い声でプレゼンすることも、実は大きな意味を持っています。皆さんも是非トレーニングしてみてくださいね!
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